2018年12月28日 公開
2018年12月28日 更新

電気の契約アンペア数は適切? 正しく見直して電気代をおさえる方法とは

電気の契約アンペア数を見直すと、電気代の節約につながります。この記事では、電気のアンペアを正しく見直し、電気代を今よりも安くする方法をご紹介しています。

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「毎月の電気代をできるだけ安くしたい」という悩みを解決する方法のひとつに、電気の契約アンペア数を見直す方法があります。

ここでは、現在使用している電気の契約アンペア数と種類の確認方法や、適切なアンペア数への変更方法、毎月の電気代を安くできるポイントをご紹介します。

電気の契約アンペア数の種類と現在のアンペア数を確認する方法

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適切な電気のアンペア数に変更する前に、家庭用電気のアンペア数にはどんな種類があるのかを見てみましょう。

家庭用電気のアンペア数は10~60Aがある

適切な電気のアンペア数に変更する前に、家庭用電気のアンペア数にはどんな種類があるのかを見てみましょう。

家庭で電気を使う際は、電力会社と電気使用契約を結びます。そのとき、使用する「契約アンペア数(A)」を決めますが、この契約アンペア数によって基本料金が異なります。

電気のアンペア数は10A・15A・20A・30A・40A・50A・60Aの7種類があります。この中から、各世帯にあった容量を選んで契約します。

現在契約しているアンペア数を確認する方法

現在契約している電気の契約アンペア数を知る方法は2つあります。

1つめは、分電盤に取り付けられているアンペアブレーカーの数字や色を調べる方法です。分電盤は、玄関ドアや冷蔵庫の上など天井部分にある場合と、クローゼットなどの収納スペースの中に入っている場合があります。

2つめは、毎月発行される電気の検針票(電気ご使用量のお知らせ)から契約アンペア数を確認する方法です。電気の検針票は紙のほか、電力会社によっては、WEB上のマイページから確認できることもあります。

電気の契約アンペア数と電気代の関係

契約アンペア数による料金の違いを見てみましょう。

たとえば、関東エリアの従来の電気料金プランでもっとも一般的な、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」の場合を見てみましょう。

10A 280円80銭
15A 421円20銭
20A 561円60銭
30A 842円40銭
40A 1,123円20銭
50A 1,404円00銭
60A 1,684円80銭

上の表を見ると、契約アンペア数を上げるほど、電気代の基本料金も上がるしくみになっています。

ただし、アンペア数を上げても電力量料金の単価は変わりません。さらに、無理にアンペア数を下げるとブレーカーが落ちやすくなり、快適に電気を使用できなくなるリスクもあります。

そのため、家庭の電気使用状況に応じて適切なアンペア数を知り、場合によってはアンペア数の変更をすることが重要です。

適切なアンペア数を知って契約アンペア数を見直す方法

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家庭での電気使用状況に合ったアンペア数に変更するために、契約アンペア数の見直し方法を解説します。

世帯人数ごとのアンペア数の目安を知る

契約アンペア数を見直そうにも、自分の暮らしに適しているアンペア数がわからないという方も多いでしょう。

そこで、世帯人数ごとの契約アンペア数の目安に注目します。アンペア数の目安は、東京電力の従量電灯A・Bプランの2015年年度末時点でのデータによると、一人暮らし世帯で20~30A、夫婦やカップルなどの2人世帯、または小さな子どものいる若いファミリー世帯なら30~40A、4人以上のファミリー世帯なら50A以上が目安です。覚えておくとよいでしょう。

必要なアンペア数を計算する

アンペア数を下げたときに気になるのが、「ブレーカーが落ちないかどうか」という点でしょう。一般的なアンペア数の目安とあわせて、ピーク時の電気使用量を把握しておくと、ブレーカーが落ちずに快適に使えるアンペア数がわかります

ピーク時の電気使用量の計算方法には、2つあります。

1つめは、実際に使う電化製品の使用電力量を合計する方法です。2つめは、東京電力エナジーパートナーなどの電力会社が公開している「でんきシミュレーション」や「アンペアチェック」を使用する方法です。

アンペア数を変更する前の2つの注意

契約アンペア数を変更する際は、契約している電力会社に申請をします。ただし、アパートやマンションなどの集合住宅では、アンペア数を変更するときには大家さんや管理会社、建物の所有者の許可が必要な場合があります。

さらに、契約アンペア数も含めた電気の使用契約は「年間契約制」を取っている電力会社もあります。たとえば東京電力は年間契約制のため、基本的に、アンペア数を変更すると1年間は再度変更ができなくなります。季節によって電気の使用量が変わるからといって、都度契約アンペア数を変更することはできません。

アンペア数の契約期間について気になる方は、事前に変更不可となる期間を電力会社に確認しておくとよいでしょう。

契約アンペアを見直したら、電力会社・プランも併せて見直してみよう

契約アンペア数を見直し終えたら、電力会社・プランも一緒に見直してみましょう。

電力自由化以前は、地域ごとに割り当てられた電力会社と契約をする必要がありましたが、電力自由化後は、さまざまな電力会社から自由に電気料金プランを選べるようになりました。

電力会社ごとに提供しているプランが異なるのはもちろん、基本料金がかからず使った分だけ電気料金を払うシンプルなプランを提供する電力会社や、特定のサービスを使用することでポイントが貯まる電力会社など、従来と比較して選択肢は大幅に増えています。

現在契約している電力会社から、ほかの電力会社への切り替えも検討すると、より電気代を抑えたり、さまざまな特典があったりと可能性も広がります。

複数の電力会社を比較して、最適なプランを契約するには電力比較サイトが便利です。電力会社の見直しの際は、ぜひ使用してみましょう。

最適なアンペア数に変更すれば電気代は安くなる

アンペア数の変更と電気代の関係、電気代を安くするための方法をご紹介しました

家庭の電気使用状況に合わせた適切なアンペア数を知るだけでなく、契約プランや電力会社の見直しも視野に入れると、月々の電気代節約の可能性がより広がります。契約アンペア数の見直しとともに、電力会社の比較もしてみましょう。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※画像はイメージです※本文の価格は税込価格となります

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