2019年6月26日 公開
2019年6月26日 更新

光熱費の節約術まとめ! 電気代・ガス代が「高い」と感じたら実践しよう

「最近、光熱費がかかりすぎている気がする」「もっと光熱費が節約できればいいのに」と考えている方は少なくないはず。そんな方たちのために、この記事では光熱費の具体的な節約方法を解説していきます。無理せず節約につながる方法を紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

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毎月の光熱費、いくらかかっていますか? 光熱費とは、電気やガス、上下水道のような生活に必要な光や熱を得るために必要な費用です。生活費のなかで光熱費が占める割合は、所得に左右されることなく、大きく変化することがありません。

毎月、一定額支払っているのであれば、できるだけ節約したいですよね。そこでこの記事では、電気・ガスなど光熱費の節約術を紹介します

節約の前にまずは確認! 光熱費平均額はいくら?

光熱費の節約を考える前に、平均でどのくらいの光熱費がかかっているのかを知っておくことも大切です。

総務省発表の「家計調査報告(家計収支編)」によると、2017年の二人以上世帯における光熱費は平均で1万6,337円/月です。水道代とあわせると2万1,535円/月で、内訳は次のようになります。

電気代 1万312円
ガス代 4,725円
そのほかの光熱 1,300円
上下水道代 5,199円
合計 2万1,536円(端数四捨五入)
上記はあくまで全国平均の金額で、地域によって光熱費は大きく変わるため単純に比較することはできませんが、光熱費の節約を考える際の参考にするとよいでしょう。

家電別に見る! 光熱費を節約する方法:電気代編

光熱費の中でも、まずは電気代の節約術を紹介していきましょう。

そのなかでも特に電気代が多くかかるエアコンとテレビ、冷蔵庫について見ていきます。毎日使うものだからこそ、小さな節約が年間で見ると、大きな節約になる可能性があるのです。

エアコンの電気代節約術

夏や冬に多く使うエアコンは、消費電力量が大きく電気代もかかりがちです。もしも古いエアコンを使っているなら、新しいものに買い替えるだけでも節約ができます。

一般社団法人日本冷凍空調工業会によると、2008年製のエアコンと2018年製のエアコンを同期間使用した場合、2008年製の期間消費電力量が年間858kWhなのに対して2018年製は820kWh(冷暖房兼用かつ壁掛け形で、冷房能力2.8kWクラスの平均値)に減っており、買い換えることで省エネにつながることがわかります。

その他のエアコンの節約術

買い替え以外にも、次のような節約術があります。

  • 夏のエアコン(冷房)の室温設定を28℃にする
  • 冬のエアコン(暖房)の室温設定20℃にする
  • 冷房も暖房もタイマーを活用して必要なときだけつける
  • 扇風機やサーキュレーターと併用、もしくは風向きを調整して熱を上手に循環させる
  • フィルターの掃除を毎月1~2回行う
  • 室外機の吹き出し口にものを置かない

冷房は、設定温度を27℃から28℃へ1℃上げるだけで年間約30.24kWhの省エネになり、金額にすると約820円の節約につながります。

ただし、節約のためといっても28℃よりも温度を上げると熱中症のリスクが高まるためおすすめしません。着るものもうまく調整して、快適性も維持しながら節約することを心がけましょう。

テレビの電気代節約術

資源エネルギー庁の「無理のない節約術」によれば、32V型の液晶テレビなら、1日1時間使用を少なくするだけで年間16.79kWh、約370円の節約に、42V型のプラズマテレビなら年間56.58kWh、年間約1240円の節約になります。

また、画面の輝度を最大から中央に設定変更すれば、液晶テレビでは27.10kWhの省エネで約600円の節約に、プラズマテレビなら151.93kWhの省エネで約3,340円の節約になります。

その他のテレビの節約術

テレビの節約術をいくつか紹介しましょう。

  • テレビを消すときは主電源から切るようにする
  • 旅行などで長期不在にするときは電源プラグを抜く
  • テレビゲームのあと、テレビを消すのを忘れない
  • 1週間に1回程度テレビ画面の掃除をして、明るさを保つ
  • 標準モードやリビングモード、省エネモードなど、画面の設定を見直す
  • 部屋の明るさにあわせて自動で画面の明るさが変わる「明るさセンサー」を活用する
  • 「無信号電源オフ」や「無操作電源オフ」などの機能を利用してこまめに電源を切るようにする

エアコンに比べて電力消費量の少ないテレビですが、毎日見るものであり、家庭によっては部屋ごとにテレビを設置しているケースもあるため、それぞれが節約に取り組めば年間数千円の節約も可能です。

冷蔵庫の電気代節約術

24時間365日動いている冷蔵庫は、電気を使用しているという感覚があまりなく節約が難しいと感じる方もいるかもしれません。しかし、冷蔵庫には次のような節約術があります。
  • 中にものを入れる際は冷ましてから入れる
  • 冷蔵庫内の温度設定は適温を心がける(強より中・低のほうが消費電力は少ない)
  • スペースがあるからといってものを詰め込みすぎない(ただし「冷凍庫」は詰め込んだほうが省エネに)
  • 扉を開けている時間をできるだけ短くする
  • どこに何があるかわかりやすくするため、冷蔵庫内は整理整頓を心がける
  • 壁から適切な間隔を取って冷蔵庫を置く

冷蔵庫の片側が壁に面している場合と、冷蔵庫上部と両側がふさがれている場合を比べると、片側のみの場合のほうが年間45.08kWhの省エネ、約990円の節約になります。限られたキッチンスペースに冷蔵庫や食器棚などを詰め込んでしまわず、冷蔵庫は壁から少し離して置くようにしましょう。

また、資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ(2018年冬版)」によれば、冷蔵庫の平均使用年数は12.2年となっており、10年以上前の製品を使用している方も多いようです。製品自体の品質が高く長持ちするのもたしかですが、冷蔵庫の省エネ性能は年々上がっていますので、買い替えるだけでも節約できる可能性が高いでしょう。

家電別に見る! 光熱費を節約する方法:ガス代編

電気代の次は、ガス代の節約術です。こちらはガス給湯器、ガスコンロ、ガスファンヒーターの節約術について紹介します。

ガス給湯器のガス代節約術

ガス給湯器の節約術には、次のようなものが挙げられます。

キッチン編

  • 食器を洗うときの水温は、少し低めに設定する
  • 食器を洗う前に水につけたりキッチンペーパーで拭いたりして、汚れを軽く落としておく

お風呂編

  • 追い炊きの必要がないよう、できるだけ間隔を開けずにお風呂に入る
  • バスタブにお湯をためておく際は、風呂のふたを使用する
  • 必要以上にシャワーを流したままにしない
  • 給湯付風呂釜を使用している場合、バスタブにためた水を沸かすよりも給湯器を使用してお湯をためるようにする

そのほか、大気中の熱を取り込み圧縮することでお湯を沸かすエコキュートや、ガスエンジンで発電する際の熱を使用してお湯を沸かすエコウィルなど、省エネタイプの給湯器を検討してみてもよいでしょう。

ガスコンロのガス代節約術

ガスコンロの節約術も見てみましょう。
  • ガスコンロの炎が鍋ややかんの底からはみ出さないよう火力を調節する
  • 余分なエネルギーを使わないよう、鍋底の水滴を拭いてからガスコンロにかける
  • 熱効率を上げるため、鍋ややかんは底の平らなものを使用する
  • ガスコンロに鍋ややかんをのせてから火をつける
  • お湯を沸かす際、1L程度の少量なら給湯器のお湯を使用する

また、ガスコンロの火力もガス代に影響します。例えば、20℃ほどの水1Lを沸騰させる際、強火ではなく中火で温めた場合(1日3回)、年間で2.38m3の節ガスに、金額にして約410円の節約になります。

ガスファンヒーターのガス代節約術

エアコンではなく、暖房にガスファンヒーターを使用している場合のガス節約術として、以下のようなものが挙げられます。
  • 設定温度は室温20℃を目安にする
  • 必要なときだけ使用する
  • 出かける15分くらい前にOFFにするなど早めに消す(運転時間を短くする)ことを心がける
  • フィルターをこまめに掃除する
  • ガスファンヒーターは、熱効率を上げるため窓を背にして置く
  • 設定温度を上げる前にひざ掛けや着るものを調節するなどして、体感温度を上げる

ガス代節約として、そもそもガスを使用しないオール電化住宅に切り替えるという方法もあります。導入時に設備の初期費用が必要になりますが、ガス給湯器の交換やリフォームを検討している場合であれば、オール電化住宅への切り替えをあわせて考えてみてもよいでしょう。

光熱費を節約したいなら電気・ガス会社の見直しも効果的

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ここまで日常生活の中でできる電気・ガスの節約術を紹介しましたが、他にも電力会社やガス会社を切り替えることで光熱費を節約できる可能性があります

2016年の電力自由化、2017年の都市ガス自由化によって、消費者はライフスタイルなどにあわせて自由に電力会社・ガス会社を選べるようになりました。

夜間電気を使用することが多い家庭では夜間の電気料金が安く設定されているプランを選んだり、電気とガスをセットで契約すれば割引があるプランを選んだりすることで、おトクに電気・ガスを利用することができるようになります。

電力・ガスの自由化以降にまだ切り替えていないという場合は、電力会社やガス会社・料金プランの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。

電力会社・ガス会社を見直してかしこく光熱費を節約しよう

日常生活の中で電気やガスの使い方を見直すことで光熱費の節約は十分可能です。また、電力会社やガス会社を切り替えることでも、毎月の光熱費を節約できる可能性があります。

切り替える際は、自分の家庭の電気・ガスの使い方を振り返って、家庭ごとに適した電力会社やガス会社を選ぶことが大切です。

電力会社やガス会社の切り替えは、我慢や努力などせずに効果的に光熱費を安くできる簡単な節約術です。まだ切り替えていないという方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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エネチェンジ編集部 エネチェンジ編集部