法人クレジットカード 個人事業主(自営業)におすすめのクレジットカード!起業した方必携
投稿日時:2023.09.04
近頃はオンラインビジネスなどで起業する方も増えてきましたね。そこで今回は、個人事業主クレジットカードをご紹介したいと思います。
でもこういったケースでは、個人用クレジットカードをそのまま使っている方も多いようです。これでも特に問題はないのですが、個人カードとビジネスカードを使い分ける方が、何かと好都合です。
そこで個人事業主クレジットカードについての基礎知識と、オススメのカードを3種類続けてご紹介したいと思います。起業をお考えの方はぜひご参照ください。
法人クレジットカードは起業した方の必須アイテム!個人事業主の方に入会をすすめる理由
法人クレジットカードとは、事業主の方や企業向けに作られたクレジットカードのことです。カードの種類によっては、キャッシングやリボ払いにも対応している法人カードもあります。
個人事業主の方は、ビジネス用とプライベート用の区別をつけ公私混同を避けるためにも、事業用は個人事業主様向けの法人カードを作ることをおすすめします。
個人事業主の方がクレジットカードを作る5つのメリット
個人事業主の方が事業専用のクレジットカードを作る大きなメリットは5つあります。
- ①経費管理が劇的に楽になる
- ②経費削減できる
- ③ビジネスに役立つ特典が利用できる
- ④個人用カードより限度額が高い
- ⑤キャッシュフローにもゆとりができる
①法人クレジットカードを使えば経費管理が劇的に楽になる
クレジットカードで個人利用と事業利用をゴッチャにしていると、会計処理(帳簿作成)も大変です。事業専用の法人クレジットカードを使うなら、帳簿作成はとっても簡単です。
毎月カード会員サイトにアクセスして、カード利用明細をダウンロードすればいいだけ。後は会計ソフトに読み込めば帳簿の出来上がりです。
しかし私用と経費がごた混ぜでは、これとは別に仕分け作業が必要になってきます。自分の目で支出をひとつずつチェックしていくのは、かなり面倒で時間のかかる作業になるでしょう。
こんな無駄な手間をかけるくらいならクレジットカードを作る方がずっと合理的ですよね。また、ETCカードを利用すれば高速道路の料金も一括管理出来て便利ですよ。
②貯まったポイントで経費も削減できる
法人クレジットカードを利用して貯まったポイントを事務用品など事業に必要なものに交換すれば、その分経費削減に繋がります。
また、法人クレジットカードは事務用品を優待価格で購入できる特典や接待に役立つ特典など、事業に役立つ様々な優待サービスが利用できます。
ですから、個人事業主の方にこそ法人用クレジットカードが役に立つと言えるでしょう。
③ビジネスに役立つ特典が利用できる
法人クレジットカードにはポイントだけでなく、ビジネスに役立つ様々な優待が利用頂ける点も大きなメリットです。利用できる優待はクレジットカードの種類によって異なりますが、以下のような優待はビジネスに役立ちます。
- 会計ソフト
- レストラン割引
- 特定店舗での割引
- 福利厚生サービス
- 空港ラウンジ
④個人用カードよりも限度額が高い
法人クレジットカードは一般的に個人用クレジットカードよりも限度額が高い傾向にあります。
ビジネス用で決済する場合、利用限度額が高い方が安心して利用できる上に高額出費にも備えられます。限度額オーバーで肝心な時に決済できないというリスクもなくなりますので、ビジネス用のクレジットカードは限度額が高いに越したことはないでしょう。
⑤キャッシュフローにもゆとりができる
クレジットカードで決済すると、利用日から支払日までに1~2カ月ほど猶予ができる為、キャッシュフローにもゆとりができます。
事業をしていると一時的に運転資金が足りなくなるケースもあるかもしれませんが、軽い資金ショートなら法人クレジットカードでまかなえるでしょう。
個人用クレジットカードで経費の支払いは原則ダメ
原則として個人用のクレジットカードは経費の支払に使えないという、カード会社共通のルールがあります。
個人用のクレジットカードで経費を支払うのは規約違反となりますので、カード会社から注意を受ける可能性もあります。
いつNGを出されるか分からない状態では、安心してカードを使えませんよね。やはり起業したらなるべく早く事業用のクレジットカードを作る方がいいでしょう。
でも気をつけなくてはいけないのは、個人カードで事業決済を続けていると、カード会社に「現金化」を疑われる可能性もあるということです。
現金化を疑われると強制退会もあり得る
現金化とは、クレジットカードのショッピング機能を悪用した現金の入手方法のことです。
・指定商品を購入すると代金の一部(約9割)が業者から振り込まれる
・決済には必ずクレジットカードを使う
・利用代金は後日カード会社から利用者に請求される
現金化そのものがカード会員としてはルール違反ですし、カード会社は結果的に不正業者に資金を流すことになるため、現金化を非常に警戒します。
なので実際に現金化を使っていなくても、カード会社の警告を無視すれば強制退会という措置もあり得るのです。こうなると信用情報にも大きな傷がつきますし、カード決済できなければビジネスの信用まで失うことになるでしょう。
個人事業主は法人クレジットカードの方が申込みやすい
法人経営者と同じ様に、個人事業主も法人クレジットカードを作ることができます。個人事業主はサラリーマンに比べると一般に収入が不安定で、個人カードの審査には不利と言われていますが、法人カードなら大丈夫。
事業内容も加味され、むしろクレジットカード審査には通りやすくなります。
法人カードの中には財務書類が不要だったり年会費0円のタイプもありますから、コストが心配な方や審査に自信のない方でも心配ありません。
低コストと申込みやすさが魅力!個人事業主の方におすすめの法人クレジットカード2選
ではこれから個人事業主の方におすすめの法人クレジットカードを厳選して2枚ご紹介していきます。
いずれのクレジットカードもビジネスをサポートしてくれるものです。ビジネススタイルにあった1枚を選んだくださいね。
登記簿謄本や決算書不要!三井住友カード ビジネスオーナーズ
三井住友カード ビジネスオーナーズは申込時に登記簿謄本や決算書の提出が不要ですから、手軽に申し込める法人カードとしておすすめの1枚です。起業したばかりの事業主様にもおすすめの1枚で、年会費が無料の希少な法人クレジットカードです。
ビジネスに役立つ「ビジネスサポート」や「Visaビジネスオファー」など年会費無料とは思えないほど特典も充実しています。
また、プライベート用として三井住友カード(NL)と2枚持ちすれば、特定の加盟店が1.5%の高還元となるサービスも展開されてます。
貯まったポイントは「Vポイントアプリ」を利用すれば1ポイント1円としてそのまま使えますので、ポイントで事務用品などを購入することにより経費削減にも繋がります。
プライベート用と経費用で分けて決済することにより公私の区別もしっかりつきますし、経費管理の面において法人カードの活用は個人事業主様には必携です。
旅行保険も付帯するなどカードのスペックも高く、経費処理も簡素化できますし、すぐに法人クレジットカードを利用したい個人事業主様におすすめのクレジットカードですね。
PR:三井住友カード
年会費 | 無料 |
---|---|
特典 |
・追加カード無料 (19枚まで発行可能) ・豊富なビジネス特典 ・1週間程度で発行可能 ・最高2,000万円の海外旅行保険付帯 |
個人事業主の方におすすめのアメックスブランド
アメックスといえば高級カードブランドですが、意外と審査に通りやすいってご存知でしたか?これからお届けするカードは、個人事業主の方でもOKです。
年会費は少々お高めですが、ライバルに差をつけたい方や平均以上の特典やステータスをご希望の個人事業主様向けのカードですね。
起業家の方にとってステータスの証明になるカードは、経営状態を表す事になり周囲からの信頼も得やすくなりますので、是非ともおすすめです。
コスパ最高!セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾン発行の申込制プラチナなので、どなたでも申込が可能です。
コストパフォーマンスが非常に高く、年会費は年間200万円以上利用で半額になります。決済額が多い事業主の方には一押しの法人カードと言えるでしょう。
※24時間365日対応のコンシェルジュ・サービスや、ビジネスサポート、ビジネスに役立つ豊富な優待など付帯サービスがとても豊富で、年会費以上の価値ある1枚です。
年会費 | 22,000円(税込) 年間200万円以上利用で半額 |
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特典 |
・ETCカード 無料 ・最高1億の海外旅行傷害保険付帯 ・最高5,000万円の国内旅行傷害保険付帯 ・最高300万円のショッピングガード保険 ・プライオリティ・パスが無料 ・空港ラウンジサービス ・豊富なビジネスサポート ・アメリカン・エキスプレス・コネクト(アメックスの優待) ・ホテル優待、グルメ優待など |
※「カード利用に関するお問い合わせ」のみ9:00~21:00に変更/それ以外は、変更なく24時間365日
個人事業主の方は法人クレジットカードで起業後のビジネスの質が高まります
以上、個人事業主の方におすすめのクレジットカードを厳選して2枚ご紹介しました。あなたのビジネスに合うカードは見つかったでしょうか?
個人事業主クレジットカードといっても、タイプやサービス内容は千差万別。様々な需要に応じた法人クレジットカードがありますが、いずれも起業後のビジネスの質向上に大いに役立つこと間違いありません。
法人クレジットカードは入会を急ぐ必要はありません。事前によく内容を確認した上、じっくり検討してから決めてくださいね。