nanaco nanacoでQUO(クオ)カードを購入すれば還元率が更にアップ

投稿日時:2020.03.23
QUO(クオ)カードはコンビニなどで手軽に手に入れられるプリペイドカードの1種です。
ただ、電子マネーやクレジットカードなど手軽な支払い方法が多数ある昨今、自分でわざわざクオカードを購入するという方はあまり多くはないかもしれません。
ですが、それはとてももったいない!このクオカードは、実は使い方次第ではクレジットカードなどよりも圧倒的に高い還元率で利用できる非常にお得なサービスなのです。
しかも、セブンイレブンの電子マネーnanacoなどと上手に組み合わせて使うことで、その還元率はさらにアップします。そんなクオカードのお得な活用法について、ここではご紹介しましょう。
コンビニで買えるQUO(クオ)カード!実は最大1.8%の高還元だった
QUO(クオ)カードは全国共通の商品券として人気のプリペイドカードです。下記ステッカーがあるお店で利用頂けます。
購入先もセブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニで手軽に購入でき、コンビニやドラックストア、書店など提携先店舗で利用頂けます。
クオカードはプリペイドカードですから、通常は購入した金額と同額分のお買い物に利用することができるはずですよね。
しかし実は、コンビニを含む加盟店店頭で購入できるプリペイドカードのうち、5,000円以上の券には少しだけおまけが付いてくるのです。
以下の店舗が対象です。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ポプラグループ
- HMV
- 書店
- エネオス
- JA-SS
具体的には5,000円券には70円分、10,000円券には180円分がプラスされることになります。
70円、180円と金額でみると、一見たいしてお得ではないように思えるかもしれませんが、これを還元率に直すと5,000円券は1.4%、10,000円券では1.8%にもなります。
クレジットカードの一般的なポイント還元率が0.5%で、還元率1%を超えれば高還元カードと呼ばれることを考えると、このクオカードのささやかに見えるおまけ分が、いかにお得な設定であるかということがわかるでしょう。
nanacoクレジットチャージ&クオカード購入でもっと高還元に!
単体でも十分にお得なクオカードですが、セブンイレブンで使える電子マネーnanacoとクレジットカードを活用すると、なんとさらに高い還元率で利用することができます。
その方法とは、まずnanacoへのクレジットチャージがポイント付与の対象となるクレジットカードでチャージをして、そのnanacoでクオカードを購入するというものです。
この手順で進めると、クオカード自体の還元率最大1.8%に加えて、クレジットチャージの際に所定のポイント還元が受けられるので、総還元率はその分高くなります。
2020年3月現在、nanacoへのチャージでポイントを貯められるクレジットカードは、「セブンカードプラス」のみです。
nanacoの基本還元率は0.5%ですから、QUOカードの還元率と合わせると、1.9~2.3%にもなります。
ただしクオカードの購入自体はnanacoポイント付与の対象外となるため、一切還元が受けられません。
したがって、セブンカードプラスを使ってnanacoへのクレジットチャージをしないと、この方法は全く意味をなさないので、その点は注意してください。
それではここでnanacoチャージでポイントが貯まるセブンカードプラスのスペックを少しご紹介しておきましょう。
nanacoチャージで0.5%!セブンカードプラス
セブンカードプラスはnanaco搭載型のクレジットカードですから、nanacoカード発行手数料(300円)は不要です。年会費も無料ですから、nanacoを無料で作る事ができます。
nanacoチャージで0.5%のnanacoポイントが貯まります。カード利用で貯まるポイントはnanacoポイントですから、nanacoを利用する方にとって使い勝手も抜群です。
また、イトーヨーカドーで8のつく日は5%OFFなど、セブン&アイグループをお得に利用できるカードですから、普段からnanacoを利用する方には一押しのクレジットカードですね。
QUOカード5,000円 | QUOカード10,000万円 |
---|---|
0.5%+1.4%=1.9% | 0.5%+1.8%=2.3% |
関西在住ならセブンイレブンでS-pointカードを提示で還元率アップ
セブンイレブンでポイントをもらうなら、nanacoを使うしかありません。QUOカードを使っても、nanacoポイントはつかないですね。
しかし、せっかくクレジットカードでチャージしたnanacoで購入したQUOカードをもっと高還元にするなら、「S-point card」を使うという方法があります。
関西在住で、以下のカードを持っている方は、セブンイレブンでカードを提示するだけでポイントが貯まります。
QUOカードを使うときには、提示することをお忘れなく。
Sマーク付きポイントカード
こちらは、電子マネー機能のついた、Sマーク付きポインカードというものです。カードを提示するだけで200円(税別)ごとに1ポイントたまります。
Sマーク付きカードならクレジット機能付きがおすすめ
クレジット機能、PiTaPa機能のついたカードです。カードを提示すると200円(税別)で1ポイントたまりますから、こちらも0.5%還元率がアップしますよ。
ちなみにペルソナSTACIAアメックスなら阪急阪神百貨店で11%と高還元ですし、1,800以上ある施設阪急阪神施設の優待が利用できるカードですから、阪急阪神グループをよく利用する方には一押しのクレジットカードですよ。
ローソン、ファミマでさらに還元率をアップさせる方法
さらにクオカードをローソンもしくはファミリーマートで利用することで、もっと高還元にすることも可能です。
なぜセブンイレブンでnanaco購入したクオカードを、わざわざローソンやファミマで使うのか?と疑問に思いますよね。
その理由は、支払時に所定のカードを提示することでポイントが獲得できるポイントカードシステムを採用しているからです。
nanacoはあくまでも電子マネーなので、支払いがnanacoでなければポイントは獲得できません。
その点、カード提示でポイントがもらえるポイントカードシステムがあるローソンやファミリーマートなら、クオカードでの支払いでもさらなるポイント還元を受けることができるのです。
それぞれの具体的なポイント獲得方法について解説していきましょう。
ローソンならPontaカード提示で還元率+1%
ローソンでは、支払い時にPontaカードを提示することで、支払い方法にかかわらず100円ごとに1ポイントのPontaポイントが貯まります。
したがって、もともと還元率2.3%のクオカードを支払いに利用すれば、総還元率はなんと3.3%まで跳ね上がるのです。
ポイントカード機能のみのPontaカードは発行費用も年会費も無料で持つことができるので、気軽に作っておくことができるのもうれしいところです。
また、デジタルPontaカードなら、スマホで手軽にポイントを貯めることができて便利ですよ。
ファミリーマートならTカード提示で+0.5%
ファミリーマートのほうは、Tカードを利用します。こちらも支払い方法とは関係なく、カードの提示によって200円ごとに1ポイント貯まります。つまり総還元率は、最大2.8%ということになります。
Tカードも年会費無料で手軽に作れますし、モバイルTカードならスマホで画面を提示して読み取ってもらうだけでOKですよ。
また、話題のファミペイなら、Tポイントを1度登録しておけば、クーポンもポイントもFamiPay決済もファミペイ一発で決済できますので、2度手間がなく便利です。
切手やタバコなど買えないものがある点に注意
確かにお得なQUOカード、しかし買えないものがある点にも注意してください。
- 切手
- タバコ
- 印紙
- チケット
など、使えないものがあります。
クレジットカードでチャージしたnanacoでQUOカードを買って、それでタバコを買ったらお得!と思っていると、レジに行って「使えません」ということになってしまうので、気をつけましょう。
アプリ不要ですぐに使えるQUOカードPay(クオカードペイ)も便利
QUOカードPayは、アプリなしでも使える便利なデジタルタイプのQUOカードです。カードの実物がないので、無くしてしまう心配もありません。
URLをブックマークするだけ
電子マネーとは違い、チャージして使うのではなく、送られてきたURLをブックマークしておきます。
メールでもSNSでも送ることが可能で、URLを開いて表示されるバーコード画面を読み取ってもらえれば、支払いが完了します。
コンビニで使うならローソン
QUOカードPayは、まだ使える店舗が限られていて、主要なコンビニですと、
- ローソン
- ナチュラルローソン
- ローソンストア100
など、ローソン系しかありません。今後、もっと利用できる店舗が広がっていくといいですね。
どちらかというとプレゼント用に
QUOカードPayは、自分で購入して使うというよりは、プレゼントに適したものです。
というのも、QUOカードPayは、額面に対して6%の発行手数料がかかるからです。カードタイプならおまけがありましたが、デジタルタイプになると、かえって費用がかさんでしまいます。
QUOカードPayはポイントサイトから交換するとお得
自腹で買うとあまりお得感のないQUOカードPayですが、ポイントサイトから交換することも可能です。
- ハピタス
- モッピー
- ポイントインカム
- げん玉
などが利用できます。この方法なら、貯めたポイントを現金と同じ感覚で使えるようになるので、お得ではないでしょうか。
組み合わせ次第でさらに高還元に!小さなお得を追求すべし
クオカードに電子マネー、クレジットカードやポイントカードと、ちょっとお得な還元システムを備えたサービスがどんどん台頭してきています。
これらは単体で使っても、もちろんある程度はお得ですが、ここでご紹介したように組み合わせの工夫次第で、格段に還元率をアップさせることもできるのです。
nanacoにクレジットチャージをして、セブンイレブンでクオカードを買って、さらにファミマやローソンでそれぞれのポイントカードと一緒に提示して…と一見面倒な手順に見えるかもしれませんが、普段の生活の流れの中に組み込んでしまえば、案外スムーズにできるものです。
小さなチャンスも見逃さず、お得を追求したいという方は、ぜひこんな方法も取り入れてみてはいかがでしょうか?