スマホ決済 LINE Pay(ラインペイ)の7つのチャージ方法を徹底解説

投稿日時:2020.12.23
メールアプリLINEが提供しているモバイル決済サービスLINE Payはプリペイド式になっており、利用にあたっては事前のチャージが必要になります。
このプリペイド式電子マネーの事前チャージを面倒だと感じる方も多いでしょう。しかしLINE Payではそのチャージの手間を軽減するべく、実に5種類ものチャージ方法を用意しています。
都合に合わせてチャージ方法を選べるので、比較的ストレスなく利用していただけるはずです。そんなLINE Payの5つのチャージ方法について、ここでは詳しく解説していきましょう。
プリペイドでも不便なし!7つのチャージ方法が選べるLINE Pay(ラインペイ)
冒頭でもお伝えしたとおり、LINE Payはプリペイド式のモバイル決済サービスとなっています。
加盟店での支払いのほか、LINEの友達同士での送金や外貨両替など様々な機能を備えていますが、いずれを利用する場合でも事前のチャージが必須です。
そこで気になるのが、どんな方法でチャージができるのかということですよね。チャージ方法が限られていたり、手間のかかる方法だと、プリペイド式の決済サービスというのはかなり使いにくく感じてしまうものです。
その点、LINE Payではなんとタイプの異なる7種類ものチャージ方法を用意しています。
- ①銀行口座からチャージ
- ②セブン銀行ATMでチャージ
- ③LINE Payカードレジチャージ
- ④Famiポートでチャージ
- ⑤QRコード/バーコードでチャージ
- ⑥東急線券売機でチャージ
- ⑦オートチャージ
このように幅広いチャージ方法を取り扱っているので、チャージしたいときにできない…という不便さを感じることはまずないでしょう。
それでは、それぞれのチャージ方法について、以下に詳しくご説明していきたいと思います。
いつでもどこでも即入金!一番便利な銀行口座からのチャージ
銀行口座からのチャージというのは、LINEアプリ内であらかじめ銀行口座を登録しておき、その口座からチャージする方法です。
一度、銀行口座を登録してしまえばいつでもどこでもすぐにチャージができるので、一番便利な方法と言ってよいでしょう。
手順も簡単にご紹介しておきましょう。
①LINE Payアプリを起動して「LINE Pay」を選択
②銀行口座を選択して銀行情報を入力
③各銀行のWEBサイトに飛びますので、必要事項を入力すればOKです
登録可能な銀行も全国60行以上と数が多く、みずほ銀行のようなメガバンクからネットバンクや主要な地方銀行まで幅広く取り揃えているので、手持ちの預金口座で対応できる可能性も高いでしょう。
さらに銀行口座からのチャージの機能の1つとして、オートチャージも可能です。
オートチャージ機能を利用すると、チャージ残高が少なくなった時に自動的に指定金額をチャージしてくれるので、いちいち自分でチャージをする手間を省くことができます。
銀行口座登録は本人の意味合いも兼ねる
また、LINE Pay(ラインペイ)では銀行口座の登録は本人確認の意味合いも兼ねています。LINE Payで銀行口座を登録し本人確認を済ませると、アカウントがLINE CashからLINE Moneyという状態に変わり、友達への送金やチャージ残高の現金出金などLINE Payのすべての機能を利用することができるようになるのです。
本人確認の手順や登録可能の銀行口座は、こちらの記事で分かりやすくご紹介してますので是非あわせてお読み頂き、銀行口座登録をしておくことをおすすめします。
全国約23,000ヶ所!セブン銀行ATMでもチャージができる
LINE Payでは、セブン銀行ATMでもチャージ可能となっています。セブン銀行ATMはセブンイレブンを中心に全国約23,000ヶ所も設置されているので、比較的スムーズにチャージに利用することができるでしょう。
セブン銀行ATMでのチャージの手順を簡単にご紹介します。
①LINE Payメニューから【+】または【チャージ】→【セブン銀行ATM】を選択
②セブン銀行ATMで【スマートフォン出金・入金】を選択
③スマホに表示されたコードリーダーでATM画面に表示されたQRコードを読み取り
④スマホに表示された企業番号(数字4ケタ)をATM画面に入力しチャージ
セブン銀行ではこのようなスマホを使ったチャージのほか、LINE Payのプリペイドカード『LINE Payカード』を利用してチャージすることもできます。
ローソンも対応!LINE Payカードレジチャージ
LINE Pay機能をカードで利用できるプリペイドカード『LINE Payカード』を利用している方は、対応店舗のレジにてカードを提示してチャージ金額を支払うことでチャージする、LINE Payカードレジチャージも利用可能です。
LINE Payカードレジチャージの対応店舗としては、以下のようなお店があります。
店舗 | 利用可能額 |
---|---|
ローソン (ナチュラルローソン、ローソンストア100含む) |
1,000円~49,000円(1円単位) |
アイングループ (アインズ、アインズ&トルペ、LIPS&HIPS) |
1円~49,000円(1円単位) |
手順も簡単です。ローソンのレジで店員さんに「チャージしてください」と声をかけて、以下の手順でタップしていけばOKです。
①LINE Payメニューから「+」をタップ
②「LINE Payカードレジチャージ」を選択
③LINE Payカードを店員さんに提示してチャージする金額をレジで支払えば完了です。
チャージが完了すれば、LINEに案内が届きますので、内容を確認してくださいね。ローソンのような全国に多数店舗展開しているコンビニでチャージができるというのは、心強いですよね。アイングループも北海道、関東を中心に店舗数を徐々に増やしてきています。
LINE PayカードはJCBブランドに属しており、LINE Pay加盟店のほかに国内外のJCB加盟店でも支払いに使えるという、より活用度の高いサービスとなっているので、もっと幅広いシーンでLINE Payを使いたいという方にはおすすめです。
ファミリーマートではFamiポートを使ってチャージ可能
LINE Payでは、セブンイレブン(セブン銀行)、ローソンだけでなく、ファミリーマートでもチャージ可能な仕組みを設けています。コンビニ店舗に設置されている端末を利用してチャージするコンビニチャージです。
このコンビニチャージに対応しているのは、現在ファミリーマート(Famiポート)のみとなっています。ファミリーマートでのコンビニチャージの手順をご紹介しましょう。
①LINE Payメニューで【チャージ】→【コンビニ】を選択
②希望のチャージ金額を入力し【チャージ】を選択
③LINE Pay画面上で受付番号・予約番号(申込番号)を取得
④店舗内のFamiポートにて【代金支払い、コンビニで支払い】→【イーコンテクスト(インターネット受付)】を選択
⑤番号入力画面にて受付番号・予約番号(申込番号)を入力
⑥内容を確認してFamiポートからレシートを出力
⑦30分以内にレジにて支払いをしてチャージ完了
番号取得から30分を経過すると、支払期限が切れてもう1度同じ手順をやり直さなければならなくなってしまうので、その点は注意してくださいね。
なお、このFamiポートでのチャージに関しては、チャージ金額が
- 2,000円
- 5,000円
- 10,000円
- 30,000円
- 100,000円
のいずれかに該当する場合にLINE Payがチャージ金額のうち1円を負担する特典があります。したがって、例えば1,999円の入金で2,000円のチャージができるということになります。
アイングループで対応!QRコード・バーコードでチャージ
アイングループ(アインズ、アインズ&トルペ、LIPS&HIPS)では、LINE PayカードレジチャージのほかにQRコード/バーコードチャージにも対応しています。
LINE Payのメニューからチャージ用のQRコード/バーコードを表示して対応店舗のレジで読み取り、チャージ金額を支払うことでチャージするという仕組みです。
LINE Payカードを持っていなくてもできるので、アイングループを利用する機会が多い方は、ぜひこちらの方法もチェックしておきましょう。
東急線券売機でチャージ
東急線各駅の券売機でもチャージが可能です。1回あたりのチャージ可能額は1,000円~49,000円で、1000円単位でチャージが可能となります。
対応時間は5:30~23:00ですが、世田谷線上町駅のみ6:30~22:00となります。
LINE Pay(ラインペイ)はチャージ方法、アカウントによるチャージ可能な金額の違いに注意
LINE Payでは、チャージ方法によってチャージ可能な金額が異なるほか、本人確認(銀行口座登録)の有無、つまりアカウントがLINE CashかLINE Moneyかによっても差が出てきます。
そもそもの前提として、チャージ残高の上限もLINE Cashでは100,000円、LINE Moneyでは1,000,000円と大きく異なるのです。
それを踏まえて、チャージ方法とアカウントによるチャージ可能額を一覧でご紹介しましょう。
チャージ方法 | LINE Cashアカウント | LINE Moneyアカウント |
---|---|---|
銀行口座からのチャージ (口座振替受付サービス) |
チャージ不可 | 最小:100円 最大:1日100,000円 |
セブン銀行ATMチャージ | 最小:1,000円 最大:1回100,000円 |
最小:1,000円 最大:1回500,000円 |
QRコード・バーコードチャージ | 最小:1円 最大:1回49,000円 |
最小:1円 最大:1回49,000円 |
LINE Payカードレジチャージ | 最小:1,000円 ※店舗により異なる 最大:1回49,000円 |
最小:1,000円 ※店舗により異なる 最大:1回49,000円 |
コンビニでチャージ | 最小:1,000円 最大:1回100,000円 |
最小:1,000円 最大:1回299,000円 |
実際にまとめて見ていただくと、チャージ可能な金額の上限が方法によって全く違うということがよくわかりますよね。高額チャージを希望する場合には特に、チャージ方法ごとの上限額には注意するようにしましょう。
プリペイドだけどチャージが便利!使い勝手抜群のLINE Pay(ラインペイ)
その中で自分に合った方法、あるいはその時々のシチュエーションに合った方法を選ぶことができるので、非常に使い勝手が良いですよね。居住エリアや生活スタイルにかかわらず、幅広い人が利用しやすい仕組みになっていると言えるでしょう。
そういう意味ではLINE Payは、プリペイドタイプの決済サービスはチャージが面倒で敬遠しているという方にもぜひ試してみてほしいサービスなのです。