クレジットカードお役立ち情報 LINE(ライン)スマート投資のメリット!ワンコインからOK

投稿日時:2019.06.10
最近は初心者向けの投資サービスが増えてきました。ネットでも「ポイントで投資!」「1株からスタートできる」なんていうキャッチコピーをよく見かけます。
今回ご紹介する「LINEスマート投資」もその一つです。「ワンコインからスタートできる」なんて聞くと、誰でもちょっとやってみたくなりますよね。
でも手軽と言っても投資は投資。果たして初心者が手を出しても大丈夫なのでしょうか?これからLINEスマート投資について徹底解説します。実際に投資してみる前に、ぜひ詳細をご確認ください。
LINE(ライン)スマート投資とは!?ポイント投資との違い
近頃「気軽な投資」に関する広告をよく見かけるようになりました。専門知識のない人にはどれも同じに見えますが、実は様々なタイプが混在しておりごっちゃにするのは危険です。
そこで人気の「ポイント運用」と比較しながら、「LINEスマート投資」の概要をご説明していきたいと思います。
dポイントや永久不滅ポイントの運用が大人気
あなたは「ポイント運用」をご存知でしょうか?これはクレジットカードなどで貯めたポイントを運用に回せるという、新しいポイントサービスの一つです。
クレディセゾンが2016年12月に永久不滅ポイント運用をスタートしたところ、ポイントを増やせる新しい手法として大人気となり、他企業も次々参入するようになりました。現時点では以下のようなポイント運用サービスが稼働中です。
ポイント運用の名称 | 使用するポイント |
---|---|
永久不滅ポイント運用 | 永久不滅ポイント |
楽天ポイント運用 | 楽天スーパーポイント |
dポイント運用 | dポイント |
Pontaポイント運用 | Pontaポイント |
ポイント運用は投資のシミュレーション
しかし運用と言っても、実際にPontaポイントや永久不滅ポイントを投資している訳ではないんですよ。
ポイント運用はあくまでも「投資のシミュレーション」で、その値動きは相場と連動させた擬似的なものに過ぎません。それに投資に回すポイント数も数百円からせいぜい数万円相当までと、それほど多額ではないのが普通です。
LINEスマート投資はシミュレーションではない
しかし今回ご紹介するLINE(ライン)スマート投資で使用するのはポイントではなく「現金」で、しかもある程度まとまった金額を運用します。
LINEスマート投資はシミュレーションではなく本格的な資産運用です。あなたが投資した資産が実際に運用され、相場の変動によって資産価値が上がったり下がったりするのです。
初心者にもとっつきやすく操作もしやすい
ただし本格的な資産運用と言っても、LINEスマート投資は初心者に優しい作りになっています。
以下はスマートフォンの画面ですが、この通りLINEアプリのウォレット(左端)からLINEスマート投資の画面にアクセスすると、いつでも利用状況(右端)を確認したり運用したりできるのです。
どのページも通販サイトと変わらない構成になっており、専門的な知識のない人でも直感的に操作できるのが特徴です。
それにLINEスマート投資は一般的な運用に比べて、ずっと少ない資金からスタートできる点も見逃す訳にはいきません。
つまりLINEスマート投資は、これまで一度も運用したことのない人が投資家デビューするにはもってこいなんですね。
LINE(ライン)スマート投資のメリット!初心者にも楽しめる内容
LINEスマート投資では、実際にあなたの資産を運用する本格的なものだいうことが分かって頂けたでしょう。でもだからと言って、専門的な勉強が必要な訳ではありません。
LINEスマート投資は始めやすく理解しやすい仕組みで、初めて投資する人や専門的知識がない人でも十分楽しめる内容となっています。ではこのサービスの中身をさらに詳しく見ていくことにしましょう。
テーマ投資は初心者にも選びやすい
それにしても何にどれだけ投資していいのやらサッパリ分からない初心者が、本当に投資なんて始めることができるんでしょうか?実はLINEスマート投資では、様々なテーマごとに株を購入できるのです。
テーマ投資は10万円前後で購入可能
「テーマ投資」とは、具体的には以下のようなものです。
・時代のトレンドや個人の趣味に合わせたテーマをプロが厳選
・約70種類のテーマから好きなものを選べる
・1テーマは10銘柄の株式から構成されている
・10万円前後から投資できる
・分散投資で株価変動リスクを抑えられる
テーマ投資の中身は10銘柄の株式を取りまとめたもので、それぞれの株数や運用比率は投資会社が決めています。
テーマと投資タイプを選ぶだけ
各テーマのページを見ると、10銘柄の運用比率がカラフルな円グラフで表示されています。投資タイプは以下4タイプにカスタマイズ可能で、ページのボタンを切り替えればそれぞれの運用比率や価格が表示されます。
- バランス型:基本形
- ディフェンス型:リスク重視
- グロース型:成長性重視
- バリュー型:割安さ重視
つまりあなたがやるべきことは「テーマ」と「投資タイプ」を選ぶだけです。これなら初心者でもすぐに投資家デビューできますね。
トレンドや趣味に合うカテゴリーから選べる
LINEスマート投資には以下のように興味を惹くカテゴリーが用意されており、どなたでも投資したくなるテーマが見つかるでしょう。
- 再創造される街! ニューシティーズ
- いま、もっとも目が離せない国々
- 日本を代表する有名企業
- 世の中を変える先端テクノロジー
- 美と健康で生活を豊かに
- 国策には逆らうな
- あなたの暮らしに新発見
- 「食」にこだわるあなたに
- 世界に誇るニッポン
- ふるさと投資
- 女性が活躍する社会へ
- ワクワクを投資に活かす
「テレビゲーム」「コスプレ」など多彩なテーマを選べる
では約70種類あるユニークなテーマの中から、幾つか具体例をご紹介しましょう。
テーマ | ここ3年の値動き | 投資の内訳 |
---|---|---|
サイバーセキュリティ | +50.6% | 野村総合研究所 アコム トレンドマイクロ等 |
ドローン | +8.3% | 村田製作所 沖電気工業 セコム等 |
健康食品 | -6.8% | フジッコ 大塚HLDG カゴメ等 |
コスプレ | +27.5% | コニシ バンダイナムコHLDG サンリオ等 |
テレビゲーム | +72.7% | 任天堂 ソニー ハピネット等 |
人工知能 | -16.8% | ソフトバンクグループ オムロン カドカワ等 |
ペットと暮らす | +17.6% | 日本製粉 ユニ・チャーム ベネッセHLDG等 |
赤坂・六本木・青山 | +24.8% | 富士フイルムHLDG エニグモ テレビ朝日HLDG等 |
クリスマス | +45.4% | 任天堂 不二家 ヨドバシHLDG等 |
ストップ! 人手不足 | +89.6% | リクルートHLDG 夢真HLDG トラスト・テック等 |
どうですか?これなら株に詳しくない方でも選びやすいですよね。これまで一度も投資経験のない人も、自分に関心のある分野のテーマに投資することで、企業や株価に関する知識が自然と身につくでしょう。
テーマ投資の価格は12万円以上になることも
なお情報や数値はすべて2019年5月時点のものですので、数値は当然のこと銘柄も変動する可能性があります。もちろん購入価格は常に変動します。
テーマ投資は基本的には10万円前後から購入可能ですが、それぞれの銘柄の株価変動によって合計金額も変動するのです。
テーマによっては注文に必要な金額が12万円以上になることもあるので、10万円”前後”と言ってもその幅は結構大きいですね。
ワンコイン(500円)から積立投資も可能
もしもミニテーマ投資でもちょっと負担が重いなと感じるなら、積立式の「ワンコイン投資」がおすすめです。
・500円からスタートできる全自動積立投資
・金額と頻度を自分で設定できる
・銘柄選びは不要
こちらは全自動なので、設定したら後はぜんぶお任せでOKです。積立頻度のプランは以下の通り。金額は最低500円から設定できますよ。
- 週1回 お手軽プラン
- 週5回 平日プラン
- 週7回 毎日プラン
これならまとまった資金を捻出できない方でも投資家デビューできますね。なおワンコイン投資にはフォリオのロボアドバイザーサービスが適用され、海外ETFを中心に運用されます。
LINE(ライン)スマート投資の手順を解説!LINEアプリからスタート
LINEスマート投資に興味を持った方は多いと思いますが、ではこの投資サービスはどうやって始めればいいのでしょうか?
次にLINE(ライン)スマート投資のスタート手順を見ていきましょう。
74歳までの人が対象
まずLINEスマート投資の利用条件ですが、以下のような方は申し込むことができません。未成年や75歳以上の方は、残念ですがこのサービスの対象外となっています。
- × 20歳未満、75歳以上
- × 海外居住者
- × 上場会社等の役員などインサイダーの該当者
なおインサイダーについてはこれ以外にも詳細な要件がありますので、疑わしい方は公式サイトをご確認ください。
投資にはLINEアカウントが必要
では必要なものをチェックしましょう。LINE(ライン)スマート投資はLINEアプリを使った投資サービスなので、まずは以下のものをご準備ください。
- スマートフォン
- LINEアプリ
- LINEアカウント
これからご説明する手続きが済めば、LINEスマート投資にはLINEアプリのLINEウォレットからアクセスできるようになります。
証券会社FOLIOの口座開設が必要
さて準備が整ったら、LINEアプリで口座開設を申し込みましょう。LINEスマート投資は証券会社FOLIO(フォリオ)との提携によるサービスですで、ここで開設する口座とはFOLIOの口座を意味します。
口座開設の際にはマイナンバー書類と本人確認書類の画像が必要ですので、こちらを先に準備しておくと手続きがスムーズですよ。
1週間でウェルカムレターが届けば口座開設完了
ただし口座を開設を完了するにはウェルカムレターに記載された番号が必要ですので、簡易書留郵便が自宅に届くまで少なくとも1週間程度は待たなくてはなりません。
- 1. LINEアプリで証券会社FOLIOの口座開設を申し込む
- 2. マイナンバー書類と本人確認書類の画像をアップロード
- 3. ウェルカムレターが転送不要の簡易書留郵便で届く
- 4. 口座開設を完了
- 5. 口座に入金する
口座開設が完了すれば、後は口座に入金するだけで投資スタートです。なお口座開設の完了時点では、まだ費用は1円もかかっていません。
なのでまだ投資する勇気はない方も、とりあえずここまで手続きを済ませておくといいでしょう。
ワンコイン投資にはLINE Payに口座登録が必要
ワンコイン投資を始めたい方には、上記に加えてさらに以下の手続きが必要です。
- 1. LINE Payの利用開始
- 2. LINE Payへの銀行口座の登録
なおフォリオの方で「おまかせ投資サービス」を契約している方は、ワンコイン投資を利用することはできません。これはLINEスマート投資のワンコイン投資が、フォリオの「おまかせ投資サービス」をベースにしたものだからです。
リアルタイム入金なら手数料は無料
さて次はいよいよ入金です!ワンコイン投資の場合は選択したスケジュールに沿って自動的に入金されますが、テーマ投資にはその都度自分で入金する必要があります。その方法は以下のどちらかです。
- マイページからリアルタイム入金
- 銀行ATM・銀行窓口・ネットバンクで振込む
リアルタイム入金なら手数料は一切かかりませんので、コスト節約のためにはこっちの方がおすすめですよ。
LINEスマート投資のデメリット!初心者の方はここにご注意
最後にLINE(ライン)スマート投資の注意点をまとめておきましょう。LINEスマート投資は本格的な投資だけに、特に初心者が忘れてはいけない注意点が幾つかあります。
リスクやコストに関する大切な項目ですので、ぜひ目を通しておいてくださいね。
資産を失うかもしれないリスク
LINEスマート投資の最大のデメリットは、やはり「資産を失うリスク」でしょう。運用次第では資産を増やすことも可能ですが、一方で資産を失う危険性があることを忘れてはいけません。
損失額は僅かで済むしれませんし、タイミングを間違えると手痛い損害を被る可能性も。そしてその判断をするのは専門家ではなくあなた自身なのです。
LINEスマート投資に専門的知識は不要と言いましたが、「売り」と「買い」のタイミングを読むセンスは必要です。
ポイント運用は基本的にコスト0円
最後にLINE(ライン)スマート投資の「コスト」についてです。ここでもう一度「ポイント運用」を引き合いに出しましょう。
一部例外(Pontaポイント運用と永久不滅ポイント運用の一部サービス)はあるものの、ポイント運用には基本的に手数料がかかりません。運用による損得を除外すれば、ポイント運用は完全無料で楽しむことができるのです。
従ってもしも運用が上手く行ってポイントが増えれば、そのポイントを満額獲得できます。
例えば100ポイントが120ポイントに増えたタイミングで運用口座から引き上げれば、差し引き20ポイント分の儲けが出ます。コスト0円ですから20ポイントは丸儲けということになりますね。
LINEスマート投資にはコストがかかる
ポイント運用がこのように利用者に甘いのは、そもそもがポイントサービスの一環だからです。しかしLINEスマート投資はそうではありません。こちらは本格的な投資ですから、利用に対して手数料というコストがかかります。
- ポイント運用・・・・・基本的にコスト0円
- LINEスマート投資・・・手数料がかかる
これを忘れて売却すると、手数料との差し引きで実際にはさほど儲かってなかったなんてこともあるかもしれません。
取引手数料や運用報酬料がかかる
下表はLINEスマート投資で発生する手数料の一覧です。
LINEスマート投資 | 手数料の種類 | 手数料の金額 |
---|---|---|
テーマ投資 | 取引手数料 | 銘柄ごとに売買代金の0.5% (最低手数料50円/税抜) |
ワンコイン投資 | 運用報酬料 | ■ETFの時価評価額が3,000万円以下 →・毎月の日次報酬額(年率1%)合計額 ・100円のいずれか高い方 ■ETFの時価評価額が3,000万円超 →毎月の日次報酬額(年率1%)合計額 |
その他の以下手数料については基本的にすべて無料です。
- 入金手数料(リアルタイム入金)
- 運用手数料
- 口座管理手数料
- 出金手数料
ワンコイン投資の手数料は2020年4月24日まで無料!
テーマ投資は1テーマに対して少なくとも50円以上、ワンコイン投資においては毎月100円以上が価格変動とは別に必要となる訳ですね。
ただしワンコイン投資については、サービス開始の2019年4月25日から2020年4月24日までの1年間は、運用報酬料が無料となります。ワンコイン投資に興味のある方は今がチャンスですよ。
テーマ投資の利益には20%の税金がかかる
またテーマ投資の値が上がって売却した場合、およそ20%の税金が引かれることも忘れてはいけません。税金と無関係のポイント運用や非課税のNISAとは違って、LINEスマート投資は課税対象だからです。
なお税金の支払いについては、源泉徴収つき特定口座を選べば全てフォリオがやってくれますから、あなたが手続きする必要はありません。
株主優待の楽しみは期待できない
ところで通常は株主になると、関連サービスの割引など様々な優待を利用できることをご存知ですか?いわゆる「株主優待」ですが、これも投資の楽しみの一つです。
・株主に対するプレゼントなど優待サービス
・最低10株以上の株主が対象
株主優待の条件は企業によって様々ですが、最低でも10株以上、多くは100株以上の株主が対象です。一方でテーマ投資は各銘柄が10株以下の取引ですので、優待対象にはならないでしょう。これもLINEスマート投資のちょっと残念なところですね。
LINEポイントは投資できない
またLINEスマート投資でもLINE(ライン)ポイントを投資できればもっと便利ですが、今のところそれはできないようです。
そもそもLINEスマート投資のサービスが始動したのは2018年10月18日のことですが、その後も利用しやすさを目指すべく、ミニテーマ投資やワンコイン投資といった新たなサービスが追加されています。
なのでLINEスマート投資には今後も改善改良が加えられていくでしょう。今回利用を見送った方も、この投資サービスを引き続きウォッチしてくださいね。
LINE(ライン)スマート投資はとっつきやすいが手数料やリスク計算も必要
LINEスマート投資は今人気のポイント運用とは違って、現金を使った本格的な資産運用です。なので資産を損失するリスクも当然ありますし、様々な手数料や税金がかかることも忘れてはいけません。
でもLINEアカウントがあればすぐ申し込めることや、初心者でも視覚的・直感的に投資を経験できる点では優れたサービスだと言えます。興味に合ったテーマ投資や、500円から積立できるワンコイン投資は、初心者にもとっつきやすくておすすめですよ。