クレジットカード審査 審査が甘いクレジットカード【2021年最新版】

投稿日時:2021.01.21
クレジットカードの審査基準というのは、実はカード会社や申し込むカードの種類によって少なからず異なります。同じ条件で申し込んでも、審査に通るカードと通らないカードが確実にあるのです。
そんなクレジットカードの審査難度の違いや、2021年度最新のクレジットカード審査について解説していきたいと思います。審査が甘いクレジットカードもあわせてご紹介しましょう。
カードのジャンルとグレードで決まる!クレジットカード審査の難度
クレジットカード審査の基準はカード会社が独自に設定するものなので、基本的には全く同じということはありません。しかし、全体的にみて、審査の難度にはだいたい決まった傾向があります。
具体的には、カードのジャンルとグレードの2つの要素によって、審査の難度は変わっていくのです。
審査難度が明らかに変わる!クレジットカードの5つのジャンル
まず、クレジットカードは発行元の会社によって、以下の5つのジャンルに分類することができます。
- 消費者金融系クレジットカード
- 流通系クレジットカード
- 信販系クレジットカード
- 交通系クレジットカード
- 銀行系クレジットカード
この5つのジャンルでは、明らかに審査の厳しさに違いがあります。
消費者金融系<流通系<交通系<信販系<銀行系という並びで、右に行くほど審査基準が厳しくなっていく傾向があるのです。
したがって、審査の難度の低さで選ぶなら、消費者金融系か流通系がおすすめということになります。
一番審査が甘いのは消費者金融系
ではなぜ、消費者金融系や流通系のクレジットカードは審査基準が甘く設定されているのでしょうか?
消費者金融系に関しては、メイン事業であるキャッシングにおいても利用者に対する審査のハードルがかなり低めに設定されていることを考えれば、納得していただけると思います。
もう1つの、流通系のクレジットカードの審査の難度が低い理由は、その発行目的にあります。
流通系カードの難度が低い理由
流通系の会社がクレジットカードを取り扱う最大の目的は、顧客を増やすこと、そして顧客が離れにくくすることです。
流通系のクレジットカードは、自社の店舗などで支払いに利用することでポイントが貯まったり、割引特典が受けられるなど、集客に繋がるサービスがあるものがほとんどですよね。
そして、より高い集客効果を得るためには、老若男女問わず幅広い層を取り込む必要があります。そのため、流通系のクレジットカードは比較的審査のハードルを低めに設定しているのです。
一般的には審査で不利になりがちな主婦や20代前半の若者でも、流通系のクレジットカードであれば利用できるものが見つかる可能性が高いでしょう。
ステータスもサービスも違う!グレードの高いカードは審査が厳しい
クレジットカードのグレードによる審査の難度の違いに関しては、単純にグレードが高いほど審査基準が厳しくなります。
つまり、一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカードという順で審査の難度は上がっていくのです。
グレードの高いカードほど、『誰にでも持てるカード』という扱いにはならないようになっているのです。
ただしゴールドカードに関しては、年会費が比較的安めに設定されている、いわゆる格安ゴールドカードであれば、平均的な価格帯のゴールドカードよりも審査は甘めになる傾向があります。
審査が甘くて作りやすい!おすすめクレジットカード3選
お待たせいたしました、いよいよ審査が甘くて作りやすいクレジットカードをご紹介していきます。
審査基準が甘く設定されている消費者金融系・流通系のカードの中でも、特に審査通過する可能性が高いクレジットカードをご紹介していきますね。
お急ぎの方におすすめ!最短即日発行のACマスターカード
ACマスターカードは審査が甘いわけではありません。消費者金融系のクレジットカードで独自の審査基準がある為、審査が不安な方におすすめの1枚です。
このカードの最大の魅力は、最短で即日発行が可能な点で、審査時間も最短30分と業界トップクラスのスピードです。
しかも、自動契約機(むじんくん)は土日祝日も営業、夜の21時まで対応してくれますので、来店が可能であれば申込みした当日にカードを受け取ることができるほどの早さです。
とにかく早くクレジットカードを手に入れたいという方におすすめの1枚で、年会費も無料ですし、手軽に作れる1枚です。
ACマスターカードはショッピング利用額の0.25%を自動キャッシュバックしてくれますので、ポイント交換の手続きが不要な点も、忙しい方にとってメリットと言えるでしょう。
年会費 | 無料 |
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受取可能な場所 | 全国の自動契約機「むじんくん」 |
特徴 |
・年会費無料 ・ショッピング利用分0.25%自動キャッシュバック ・土日祝日もカード発行に対応 ・最短即日発行に対応 ・自動契約機(むじんくん)は土日祝日も営業 ・自動契約機(むじんくん)は夜22時まで対応 ・最短30分審査 【申し込み資格】 ・20歳以上 ・パート、アルバイトの方K |
申し込み資格 |
・20歳以上 ・パート、アルバイトの方OK |
優待豊富で年会費無料!ライフカード
ライフカードは、大手消費者金融アイフルの子会社であるライフという会社から発行されている年会費無料のクレジットカードです。ジャンルとしては、消費者金融系に該当します。
申し込みから最短で3営業日でのスピード発行が特徴で、日常をお得に楽しめる優待が豊富な使い勝手の良いカードと言えるでしょう。優待が多い為、ここでは利用できる優待の一部を抜粋してご紹介しておきますね。
- ホテルマウント富士:10%OFF
- 神戸ポートピアホテル:10%OFF
- 東北サファリーパーク:10%OFF
- ルークプラザホテル:30%OFF(休日前20%OFF)
- 海の博物館:10%OFF
- おきなわワールド:10%OFF
このようにライフカードは優待が豊富ですので、お出かけにも役立ってくれること間違いなしです。
更に誕生月はポイント3倍(還元率1.5%)の高還元カードに変身してくれますから、高額商品などは誕生月に購入すれば効率よくポイントも稼げますよ。
優待特典だけでも持っておく価値ありのクレジットカードです。
年会費 | 無料 |
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スペック |
・初年度ポイント1.5倍(還元率0.75%) ・誕生月ポイント3倍(還元率1.5%) ・優待豊富 ・最短3営業日で発行可能 ・海外アシスタントサービスも充実 |
申し込み資格 | ・18歳以上 |
高速道路の利用頻度が高い方にはVIASOカード
VIASOカードも間口が広いクレジットカードの1枚です。こちらのカードはETC料金、インターネットプロバイダー料金、携帯電話料金が常にポイント2倍の高還元ですから、これらの支出が高い方には一押しの1枚です。
年会費も無料ですし、ポイントもオートキャッシュバック制を採用してますから、忙しい方にもおすすめです。
海外旅行保険も付帯するハイスペックカードで、最短翌営業日発行可能とカード発行のスピードも早い点も魅力です。
年会費 | 無料 |
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スペック |
・ETC、携帯電話、プロバイダー料金ポイント2倍 ・最高2,000万円の海外旅行保険付帯 ・ポイントオートキャッシュバック ・VIASO eショップで最大10%還元 |
申し込み資格 | ・18歳以上 |
イオングループ店舗をよく利用する方にはイオンカードセレクト
イオングループをよく利用する方におすすめなのが、イオングループで高還元&年会費無料で作れるイオンカードセレクトです。
イオンカードセレクトは流通系のクレジットカードですから審査の間口が広いだけでなく、イオングループや電子マネーWAONを利用する方に大変メリットが多いカードですよ。
更に、WAONチャージで唯一ポイントを貯められるカードですので、チャージ&利用でポイントの2重取りができます。しかも2019年7月からイオングループでのWAON利用還元率が1%にアップしますから、このカードがあればWAONを大変お得に利用できますよ。
- WAONチャージ:0.5%還元
- WAON利用:0.5~1%
- 合計還元率1~1.5%
毎月20・30日は全国のイオングループ店舗(イオン・マックスバリュ・サンデー・ビブレ・ザ・ビッグ等)で5%OFFでお買い物を楽しめますので、節約にも繋がります。
またイオンシネマを300円OFFで楽しめたり、シダックスやカラオケ館などを30%OFFで利用できるなど、優待が豊富な点も魅力の1つですね。更にはイオン銀行普通預金の金利がアップする特典もありますよ。
年会費 | 無料 |
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スペック |
・WAON利用でポイント2重取り ・キャッシュカード&WAON搭載 ・20.30日イオングループ5%OFF ・優待豊富 ・イオン銀行普通預金金利優遇 |
申し込み資格 | ・18歳以上 |
なぜ審査の難度が異なる?クレジットカードの審査の仕組みを解説
なぜカード会社やカードの種類によって、審査の難易度に違いが出るのでしょうか?その理由を知るためには、まずクレジットカード審査の基本的な仕組みを理解する必要があります。
クレジットカードの審査では、主にスコアリングと信用情報という2つの要素によって結果が決まります。これはカード会社やカードの種類にかかわらず、共通している仕組みです。
本人申告情報を点数付け!スコアリングシステムとは
クレジットカード審査におけるスコアリングというのは、簡単に言えば本人が申告した情報の点数付けです。
クレジットカードを申し込む際には、住所氏名と言った基本的なデータから仕事や家族構成に関することまで、かなり細かく個人情報を申告することになりますよね。
これは、審査でスコアリングを行うにあたって、それらの詳細な情報がすべて必要になるからです。申告したデータは、項目ごとにそれぞれ点数付けされます。主に評価対象になるのは、以下のような項目です。
- 本人の属性(年齢など)
- 仕事の状況(年収、勤続年数、勤務先の規模、雇用形態など)
- 家庭の状況(配偶者・扶養家族の有無、住居の形態、居住年数など)
これらの項目すべての合計点でランクを決めるという形で評価が行われるのが、クレジットカード審査のスコアリングシステムなのです。
カード会社やカードの種類によって、それぞれの項目に対する点数や、合格ラインは異なります。
そのため、同じ条件でも会社やカードによって審査結果が異なるということが起こるのです。
クレジットヒストリーまるわかり!?信用情報の重要性
信用情報とは、個人のクレジットカードやキャッシングなどの利用履歴を取りまとめたデータのことです。主に指定信用情報機関と呼ばれる国が認定した機関で管理されています。
カード会社は必ずこの指定信用情報機関に加盟していて、審査の際には情報照会を行うのです。
信用情報には過去から現在に至るまでのクレジットカード、キャッシングなどの利用に関する様々なデータが掲載されています。
審査でカード会社が主にチェックする項目
その中でもカード会社が主にチェックするのは、以下の項目です。
- 支払状況や延滞の有無
- 申込み履歴
- 持っているクレジットカードの枚数
- カードの利用限度額
- 利用残高
そしてここでもやはり、カード会社やカードの種類によって審査を通す基準に少なからず差が出てきます。
例えば、2,3回程度の延滞であれば問題なく審査に通るというクレジットカードもあれば、たった1回の延滞でも問答無用で審査に落ちてしまうというケースもあり得るのです。
スコアリングの評価がどんなによくても、信用情報次第で審査結果が変わるということもあるのです。
審査に絶対通らない!ブラックになる4つの原因
最後に、信用情報において必ずカード会社が必ず確認する項目をお伝えしておきますね。それは、ブラックかどうかということです。
一般的に、クレジットカードの審査に通らない人のことを『ブラックリストに載っている』と表現することがありますが、実際にはブラックリストというものが公式に存在しているわけではありません。
しかし、それに近い役割を持つデータがあります。それが信用情報の中の、異動情報という項目です。
異動情報は、過去のクレジットカードなどの利用において、支払いを契約通りに完了できないほどの重大なトラブルが発生した際に登録されます。異動情報が登録される主な原因は、以下の4つです。
- 3か月以上の長期延滞
- 債務整理(自己破産、個人再生、任意整理など)
- 保証会社による代位弁済
- 強制解約
信用情報に異動情報が登録されていると、カード会社は返済能力や信用性に不安のあるリスクの高いユーザーだと判断し、審査に落とします。
これがいわゆる『ブラック』の正体なのです。異動情報がある限り、クレジットカードの審査に通ることは、まずできなくなってしまいます。
無駄な審査落ちを防ぐために…審査の難度でクレジットカードを選ぼう
クレジットカードの申し込みや審査にはある程度手間も時間もかかりますし、何度も審査に落ちてしまうと、その履歴が信用情報に残って『申し込みブラック』と呼ばれる審査の通りにくい状態になってしまうこともあります。
できれば無駄な手数をかけることなく、1発で審査をクリアしてスムーズにカードを手に入れたいですよね。
そのためには、自分の条件に合わせて、審査の難度にも注目してクレジットカードを選ぶことが大切です。ここでご紹介した審査の甘いクレジットカードも、ぜひチェックしてみてください。