海外クレジットカード事情 グアムにクレジットカードが絶対に必要な3つの理由とおすすめカード

投稿日時:2021.01.12
グアム旅行を計画中のあなたに、最新のクレジットカード情報をお届けします。海外旅行にクレジットカードは必携アイテムですが、今回新規にカードを作るべきかどうか迷っている方も多いでしょう。
そこでカード選びで失敗しないよう、グアム旅行に最適なクレジットカードをピックアップしました。ぜひこの中からお好みのカードを選んでください。
また国内ではあまり知られていない現地のクレジットカード事情なども併せてご紹介したいと思います。この情報がグアム旅行のお役に立てれば幸いです。
グアムのクレジットカード事情!2枚以上のカード持参がおすすめ
海外旅行にクレジットカードが必要だということはどなたも聞いたことがあるでしょう。でもその理由をよく理解していなければ、せっかくのクレジットカードが役に立たないかもしれません。
そこでまずは現地グアムのカード事情と、現地におけるクレジットカードの必要性からご説明しましょう。
グアムではどこでもクレジットカードが使える
グアムはカード大国アメリカ合衆国の領土ですから、日本国内よりもずっとクレジットカードの普及率が高いのです。観光客向けのお店やレストランはもちろんのこと、スーパーマーケットやコンビニもクレジットカードでOKです。
ペットボトル1本だけの買い物にも、グアムでは遠慮なくクレジットカードを使ってください。
パスポートの提示を求められる場合がある
ただし旅行者の場合、クレジットカードを出すとたまにパスポートの提示を求められることがあります。これはそのカードが本人のものかどうかを確かめるためです。
もしもパスポートを持っていない場合は、残念ですがその買物を諦めるしかありません。現地ではクレジットカード+パスポートは必ず携行した方がいいですね。
グアムではホテルやレンタカーにもクレジットカードが必要
またグアムでホテルやレンタカーの利用時にも、やはりクレジットカード+パスポートの提示を求められます。この場合クレジットカードは支払い用ではなく、デポジット、つまり保証金を前払いする為に必要なのです。
次に海外に独特なカードの利用法についてご説明しましょう。
クレジットカードがあると信用される
グアムで様々なサービスを利用する際には、クレジットカードが料金の支払い以外にも重要な役割を果たします。それが「デポジット」です。
・ホテルやレンタカーを利用する前に求められる保証金
・クレジットカードを持っていないと現金で支払う必要がある
・デポジットは後日返金される
ここでクレジットカードを提示できるなら、高額なデポジットを現金で支払う必要がありませんし、相手にもスンナリ信用されてスムーズにサービスを利用できるでしょう。
グアムなどカード普及国においては、クレジットカードは単なる決済手段ではなく、身分証の役割も兼ねているんですね。
- 日本の免許証
- パスポート
- クレジットカード
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- DinersClub
- ブランドの種類
- カードの特典サービス
- 海外旅行傷害保険の補償内容と付帯条件
- ライド・ザ・ダック グアム(クルーズ):10%OFF
- シーグリルレストラン:ドリンクサービス
- ビルケンシュトック:キーホルダープレゼント
- テリーズ ローカル コンフォートフード:10%OFF
- チャンダンスパ:20%OFF
- BEACHIN’ SHRIMP:10%OFF
- apanese Restaurant Benkay:ドリンク1杯無料サービス
- ISLANDER TERRACE:10%OFF
- Fisherman’s Cove:10%OFF
- SandCastle:オリジナルギフトプレゼント
- Tommy Hilfiger:10%OFF
- 現地通貨でキャッシングできる
- 優待や特典サービスを利用できる
- 海外旅行保険に無料で加入できる
- 屋台など小さなお店
- シャトルバス
- タクシー
グアムでは30日間は日本の免許証だけでOK
ここでグアムでのレンタカー事情について補足説明しておきましょう。グアムには鉄道がなく、日本のように街中でタクシーを捕まえることも難しいため、現地での足としてはレンタカーがよく使われます。
レンタカー利用に必要なものは以下の3点です。日本の免許証は現地でも有効ですので、忘れずにご持参ください。
「国際免許証は必要ないの?」と思った方もいるかもしれませんね。実はグアムでは21才以上の方は、入国後30日間なら日本の免許証だけでドライブできるんですよ。
レンタカー会社も免許証翻訳フォームを発行してくれる
グアムで日本の免許証が通用することはよく知られているため、現地でのトラブルは考えにくいのですが、心配な方はレンタカー会社の「免許証翻訳フォーム発行サービス」を利用するといいでしょう。
・国際免許証の代用となる
・日本の免許証と併せて提示する
これなら国際免許証よりもずっと手軽に手に入れることができます。免許証翻訳フォームにかかる費用はレンタカー会社によって異なりますが、ハーツレンタカーなら発行手数料は無料ですよ。
なお免許証翻訳フォームも国際免許証も、どちらも日本の運転免許証の英訳版に過ぎません。従って単体では意味をなさないので、必ず日本の免許証とセットで提示してください。
グアムではタバコもアルコールも21歳から
ところでレンタカーの運転が21才以上になっていることに「おやっ」と思った方も多いでしょう。
実はグアムでは21歳未満の人のアルコールの購入・飲酒、またタバコの購入・喫煙ともに違法となります。
これは2010年に可決された比較的新しい法律なので、ご存知ない方もいるかもしれません。以前は18歳からOKだったのが、この時一気に年齢上限が引き上げられたのです。
旅行者も現地ではそこの法律を守る必要がありますから、まだ20歳の方はグアムでは喫煙や飲酒にご注意ください。
グアムではVISAブランドの普及率が高い
さてクレジットカードに話を戻しましょう。グアムではどのブランドのクレジットカードが使えるのでしょうか?グアムで使える一般的なカードブランドは以下の通りです。
日本同様、VISAブランドの普及率はグアムでもトップクラスです。VISA、MasterCard以外のシェア率の低いブランドは、お店によっては使えない可能性もあるので注意が必要です。
ブランドが異なるカードの2枚以上持参しよう
もしも1枚きりしかないクレジットカードが使えなければ、旅先ではとても不自由な思いをするでしょう。そこで海外旅行では、万が一のことを考えてクレジットカードを2枚以上持つべきです。
もしもVISAブランドのカードを1枚も持っていないのなら、グアム旅行前に新規入会することもお考えください。
複数のカードを持っていれば、それだけ利用できる特典や付帯サービスも増えますから、グアム旅行がよりお得で便利になりますよ。
グアム旅行におすすめのクレジットカード4選
これからグアム旅行にピッタリのクレジットカードを4枚続けてご紹介します。いずれも国内での利用にも便利なカード揃いですが、グアム旅行には以下が重要ポイントですので、それぞれしっかりチェックしてくださいね。
グアムをお得に楽しめる三井住友カード
海外旅行に出かけるなら、利用できる店舗数が多くシェア率が高いVISAがおすすめです。そしてVISAブランドと言えば、知名度の高い三井住友カードが一押しです。
大手ですから信頼も高くサポートも万全ですから海外でも安心して利用できる上に、このカードなら海外旅行保険の治療費用の補償額が高くて安心です。
低価格のステータスカードにもかかわらずポイントサービスも充実しており、国内では「ポイントUPモール」「ココイコ!」を活用すればネットショップでも実店舗でもポイントがよく貯まります。
更に、マクドナルドやファミリーマートやセブンイレブンなどのコンビニでポイント5倍など、日本に戻ってからもお得に利用できるおすすめの1枚です。
グアム旅行の前には、三井住友カードの優待サイト「世界のお得なお店ガイド」で優待店を見つけてください。
優待サービスを利用するには、クーポンの印刷もしくはアプリの提示が必要です。グアム旅行の前には、ぜひ「世界のお得なお店ガイド」に目を通しておきましょう。
カード発行のスピードも早く最短翌営業日に発行が可能ですから、旅行前の駆け込み申込もOKです。
年会費 | インターネット入会で初年度無料 次年度以降1,250円(税別) |
---|---|
スペック |
・【ブランド】VISA、MasterCard ・ポイントUPモール、ココイコ!(国内優待) ・世界のお得なお店ガイド(グアムなど海外優待) ・最高2,000万円の海外旅行傷害保険(自動付帯分は最高300万円) ・お買物安心保険(国内はリボ/3回以上の分割払いのみ対象) |
年会費無料でグアムでの特典豊富!JCB CARD W
もう1枚グアムに持っていくならJCB CARD Wがおすすめですよ。JCBは旅行特典がとても豊富だからです。
情報サイト「たびらば」にはグアムの優待店舗がドッサリですし、グアムのJCBプラザ・ラウンジでは荷物の一時預かりなど旅行者向けサービスが充実しています。
以下にJCB CARD Wで利用できるグアムでの優待を一部抜粋してご紹介しましょう。
ご紹介した優待以外にも、まだまだ沢山のレストランやショップで優待を利用できます。
ただしJCB CARD W/plus Lは39歳以下の方しか申し込めません。40歳以上の方には、同じ優待を利用できるJCB一般カードをお申し込みください。
年会費 | 無料 |
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スペック |
・【ブランド】JCB ・申し込み年齢は18歳以上39歳以下まで ・還元率は通常の2倍で1%と高還元 ・JCB海外優待「たびらば」 ・JCBプラザ・ラウンジ グアムは年中無休 ・海外旅行保険 最高2,000万円(利用付帯) ・キャッシュレス診療対応 ・海外ショッピングガード保険 |
女性の方ならJCB CARD W plus Lがおすすめ
女性にはJCB CARD W plus Lをおすすめします。基本スペックはJCB CARD Wと同じですが、JCB CARD W plus Lなら女性向け特典が付帯しますし、カードフェイスも可愛いです。
勿論JCB CARD W同様、グアムの優待サービスも利用頂けます。
年会費 | 無料 |
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スペック |
・【ブランド】JCB ・申し込み年齢は18歳以上39歳以下まで ・還元率は通常の2倍で1%と高還元 ・JCB海外優待「たびらば」 ・JCBプラザ・ラウンジ グアムは年中無休 ・海外旅行保険 最高2,000万円(利用付帯) ・キャッシュレス診療対応 ・海外ショッピングガード保険 ・女性向けオプション保険サービス(有料) |
家族旅行にはセゾンゴールド・アメックス
家族で旅行するなら、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめです。このカードなら同行する家族も補償される大変充実した旅行保険が付帯するからです。
現地ではキャッシュレスで診療を受けることができるので、家族旅行には心強い存在です。しかもこの旅行保険は条件のない自動付帯ですから、他カードの付帯保険との合算も簡単です。
海外航空機延着費用もついており、飛行機の延着トラブルやロストバゲージにも余裕を持って対処できるでしょう。また国内主要空港の空港ラウンジが使えるほか、海外空港のラウンジも使えるプライオリティパス を優待価格で利用可能。その他豊富な空港関連のサービスもグアム旅行には最適な内容です。
ただしアメックスはグアムでのシェア率がやや低いので、ぜひVISAもしくはMastercardブランドのカードも一緒にご持参ください。
年会費 | 10,000円(税別) 初年度無料 |
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スペック |
・【ブランド】American Express ・海外旅行保険 最高5,000万円(自動付帯、家族特約つき) ・国内旅行保険 最高5,000万円(利用付帯、家族特約つき) ・キャッシュレス診療対応 ・海外航空機延着費用 ・空港ラウンジサービス(国内主要空港) ・プライオリティパスの年会費優遇 ・手荷物宅配サービス ・コートお預かりサービス優待 ・毎月第1・第3土曜日は西友とLIVINで5%オフ |
グアムにクレジットカードが絶対に必要な3つの理由
グアムにおいては「信用」という点でもクレジットカードが欠かせないことが分かりました。でもこれ以外にも、クレジットカードには以下のようなメリットがあるんですよ。
この3点について以下順にご説明しましょう。
シャトルバスやタクシーには現金が必要
グアムではほとんどの場所でクレジットカードが使えますが、現金しか使えない場面も幾つかあります。
鉄道のないグアムではシャトルバスもよく使われますが、この乗車時に支払う場合は現金しか使えません。タクシーも基本現金払いで、10%~15%のチップを上乗せしてキリの良い金額を手渡します。
なおグアムのタクシーは空港とホテル間、ホテルとショッピングモール間などのシャトル運行が中心で、日本のように街中でタクシーをつかまえる習慣はありません。
観光客目当てに白タクも走っていますから、必ずタクシー乗り場で正規のタクシーを使うようにしましょう。
ホテルのチップとして現金が必要
ここから先はグアムのチップ事情です。グアムはアメリカ領ですので、チップの習慣はアメリカとほぼ同じと考えてください。以下は、グアムのホテルにおけるチップの金額の目安です。
料金の○%というのはあくまでも目安ですから、実際に手渡す際にはキリのいい数字に調整してくださいね。
ホテルのサービス | チップの目安 |
---|---|
ルームサービス | 料金の5%?10% |
ハウスキーパー | 1ドル?2ドル |
ポーター | 1ドル?3ドル |
コンシェルジュ | 2ドル?10ドル |
レストランではクレジットカードでチップが払える
グアムのレストランではクレジットカードでチップが支払えることが多いです。会計を頼んで受け取った伝票に「tip」もしくは「gratuity」という項目があれば、それがチップの金額の記入欄です。
1.伝票を貰う
2.伝票にクレジットカードを添えて店員に渡す
3.カード用の伝票が戻ってくる
4.「tip」もしくは「gratuity」にチップの金額を記入
5.食事代金との合計金額を記入してサインする
この欄には自分が適当と思った金額を記入してください。目安は料金の15%前後です。さらに合計金額も記入して、後はサインすれば完了です。
なお伝票にサービスチャージ(SC)と書かれていたら料金に込みになっているので、それ以上チップを支払う必要はありません。
キャッシングなら現地でドルを手軽に調達できる
グアムでもクレジットカードだけで行ける訳ではなく、やっぱり最低限のドルは必要なんですね。しかしこの現地通貨を手に入れる際にも、実はクレジットカードが使えるのです。
海外通貨の入手方法としては両替所を利用するのが一般的ですが、初めてのグアム旅行ではどのくらい両替すべきか判断が難しいですよね。
かといって余分なドルを持ち歩くのは危険ですし、また無駄でもあります。そこでおすすめなのがクレジットカードのキャッシングです。クレジットカードなら、グアム現地のATMで、必要に応じてドルを出金できますよ。
キャッシングの方が両替よりも安上がり
以下にグアムで現地通貨を入手できる方法と、その特徴をまとめましたのでご覧ください。
ドルの入手方法 | 特徴 |
---|---|
日本国内で両替 | レート良い |
グアムで両替 | レート悪い |
グアムでクレジットカードキャッシング | 利用日数分の利息がかかる |
キャッシングは借金なので嫌がる人もいますが、支払う利息は利用日数分だけで済みますから、両替所を使うよりもむしろ安上がりなんですよ。
キャッシング利息を節約するために、帰国後はなるべく早く繰上げ返済してくださいね。海外キャッシングの方法や注意点の記事も是非あわせてお読み頂くことをおすすめします。
なお現地のATMは英語表示ですから、事前にご利用のクレジットカードのサイトで使い方を確認しておくこともお忘れなく。
クレジットカードには豊富なトラベル特典がついてくる
クレジットカードには、これ以外にも会員特典サービスが使えるという利点があります。カード特典には旅行関連のサービスが多いので、グアム旅行には正にうってつけですよね。
クレジットカード会員になると、以下のようなサービスを無料もしくは優待価格で利用できるのです。
ただし使える特典の種類は、クレジットカードの種類やランクによってかなり差があります。グアム旅行前にカードを申し込む際には、特典内容まで詳しく調べるようにしましょう。
カード付帯の海外旅行傷害保険は重要
クレジットカードの付帯サービスの中でも、特にグアム旅行に必要不可欠なのが海外旅行傷害保険です。多くのクレジットカードには海外旅行傷害保険がサービスとして付帯しており、会員は誰でも無料でこの保険に加入できます。
クレジットカードによって補償内容や条件が異なりますから、グアム旅行前には保険の有無だけでなく、その中身までしっかり確認するようにしてください。以下がクレジットカード付帯保険の一般的なパターンです。
旅行保険の付帯パターン | 説明 |
---|---|
自動付帯 | 出国時に自動的に有効になる |
利用付帯 | 旅行費用をカードで決済すれば有効になる |
家族特約つき | 同行する家族にまで保険が適用される |
キャッシュレス診療対応 | 現地の診療費を立替えてくれる |
特に家族でグアム旅行では「家族特約」がついているかどうかは重要ポイントです。家族特約つきなら、カード会員に加えて旅行に同行する家族の方にまで海外旅行傷害保険が適用されます。
また「キャッシュレス診療対応」の海外旅行保険なら、所定の病院で治療を受ければ診療費は保険金で賄われるため現地での支払いが不要です。
さらに重要なのが保険の発動のタイミングを左右する「付帯条件」です。条件なしで有効になる自動付帯の保険は、後ほどご説明する「保険の合算」に便利です。
付帯保険で重要なのは治療費用の補償
先にクレジットカード付帯保険の補償内容についてご説明しましょう。一般的にカード付帯保険の説明には最高額しか記載されていないのが普通です。この金額は死亡時に支払われる保険金で、これが高ければ高いほどいい保険だという訳ではありません。
グアム旅行に実際に役立つのは、むしろ「傷害治療費用」と「疾病治療費用」です。
前者は現地で怪我した際の治療費を、後者は病気になった時の治療費に対する補償で、旅先ではこれらの補償が使われる確率の方がずっと高いからです。
グアムの医療費は日本よりもずっと高額
あなたは「海外で病院にかかったらお金がかかって大変だった」なんて話を聞いたことはありませんか?グアムの医療費もこの通り大変高額です。
グアムの医療費 | 料金(日本円) |
---|---|
病院の部屋代 セミ個室/1日 |
約45,500円~(公立) |
虫垂炎手術費用 | 約563,400円~約643,900円(公立) |
胃腸炎 | 約12,000円~約86,100円(公立) |
日本への移送費 | 約965,900円~約1,207,400円 |
しかしこれでもアメリカ本土やハワイ州に比べればまだ安い方なんですよ。
クレジットカードの海外旅行傷害保険は無料で加入できる
移送が必要なほどシリアスなケースは滅多にないでしょうが、慣れない食事でお腹を壊したり、ビーチで怪我なんてことはグアム旅行でもよくあることですよね。
そんな時でもグアムで気軽に医療サービスを受けれるよう、海外旅行傷害保険には必ず加入しておきたいものです。もしも保険会社で契約するとしたら事前に手続きが必要ですし、もちろん保険料も納めなくてはなりません。
しかしクレジットカードの付帯保険ならば手続き不要、費用も一切かからないのです。
2枚以上のカード保険は合算して強化できる
しかしカード付帯保険は一般加入の保険に比べると、やはりその補償内容や補償額は決して十分とは言えません。そこでおすすめしたいのが、メインカードの付帯保険をサブカードによって強化することです。
下表をご覧ください。AカードとBカードの2枚のクレジットカードを持っていると、この通り付帯する海外旅行傷害保険の補償額を合算(死亡後遺障害は高い方を採用)できるのです。
補償内容 | Aカード保険 | Bカード保険 | A+Bの合算 |
---|---|---|---|
死亡後遺障害 | 2,000万円 | 3,000万円 | 3,000万円 (高い方) |
治療補償 | 100万円 | 200万円 | 300万円 |
賠償責任補償 | – | 2,000万円 | 2,000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 200万円 | 300万円 |
このようにクレジットカードの枚数を増やすだけで、どなたでも簡単に海外旅行保険の補償内容や補償額をより充実させることができるんですね。
自動付帯の旅行保険なら合算しやすい
ここで気をつけて欲しいのが付帯保険の利用条件です。先ほどご紹介した通り、クレジットカードの保険には、条件つきで発動する利用付帯と自動的に有効になる自動付帯の2種類があります。
合算するにはその保険が有効でないといけないので、保険の強化には勝手に発動してくれる自動付帯の方が便利なのです。
先ほどご紹介したクレジットカードのスペックを比較検討の上、保険強化用のカードについてもぜひ入会を考えてみてください。
グアム旅行には2枚以上のクレジットカードをカスタマイズしよう
現地のお金事情を考えても、グアム旅行にはクレジットカードが絶対に必要だということがよく分かりました。
JCBブランドはグアムでのシェア率は低いですが優待店も数多く、グアムのJCBラウンジが使えるというメリットがあります。グアム旅行には、シェア率の高いVISA+JCBとの組み合わせが最強です。
また現地で怪我や病気になった時のことを考えると、クレジットカードの海外旅行傷害保険はとても重要です。ぜひ複数のカードに入会して、上手に補償内容を強化してください。