カードローンを利用する際、「お金を借りたいけど、口座振込できないしATMに行く時間がない」「今月はお金に余裕があるから、口座引落としは別に随時返済したい。でもATMに行くのはちょっと面倒・・・」そう思ったことはありませんか?
そんな人にオススメなのが、銀行のインターネットバンキングで利用できるカードローン。この記事ではイオン銀行のカードローンの概要やメリット・デメリット、申し込み方法を徹底解説します。
イオン銀行の「カードローンBIG」は、インターネットバンキングでも借り入れ・返済できる
便利なカードローンです。14時までに申し込めば審査結果は原則即日回答で、イオン銀行に口座があれば最短即日融資と、対応もスピーディーでオススメですよ。
イオン銀行とインターネットバンキング
誰もがご存じの大手企業、イオン株式会社。全国展開のショッピングモール「AEON(イオン)」で有名ですよね。そのなかで総合金融事業を行うグループ会社のひとつが、株式会社イオン銀行です。
「親しみやすく便利でわかりやすい、新しい銀行」を目指していて、顧客の生活シーンに合うバンキングサービスを提供しています。
そのサービスのひとつが、2007年12月に取り扱いを開始したカードローンです。申し込みや利用はインターネットバンキング※で行うこともできます。
銀行との取引(預金・振込・投資信託・各種ローンなど)をインターネット上で行うことです。
それでは次の項目から、イオン銀行のカードローンについて解説していきます。
イオン銀行「カードローンBIG」の概要
ここで紹介するのはイオン銀行のカードローン、「カードローンBIG」です。まずは商品概要を見てみましょう。
<「イオン銀行カードローンBIG」商品概要>
保証会社(※1) | ・イオンクレジットサービス(株) ・オリックス・クレジット(株) |
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申込資格 | ・日本国内に居住(※2) ・契約時年齢が満20歳以上満65歳未満 ・イオン銀行に普通預金口座がある ・本人または配偶者に安定継続した収入が見込める |
無利息期間 | ・なし |
即日融資 | ・口座があれば可能 |
借入限度額 | ・30万円~800万円(※3) |
金利 | ・3.8%~13.8% |
金利計算 | ・毎月の最終残高について付利単位を100円とし、1年を365日とする日割り計算 |
申込方法 | ・インターネット |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入確認書類(※4) |
借入方法 | ・ATM ・インターネット |
返済方法 | ・返済用普通預金口座から引き落し ・ATM ・インターネット |
返済方式 | ・残高スライド方式 |
返済期日 | ・毎月7日(※5) |
提携ATM(※6) | ・イオン銀行ATM ・ゆうちょ銀行ATM ・三菱UFJ銀行ATM ・みずほ銀行ATM ・三井住友銀行ATM ・りそな銀行ATM ・コンビニATM など |
ATM手数料 | ・イオン銀行ATMは無料 |
※1:2社のうちいずれか
※2:外国籍の場合は永住許可を受けていれば利用可能
※3:100万円までは10万円単位、100万円超の場合は100万円単位
※4:申込限度額300万円超の場合に必要
※5:土曜・日曜・国民の休日の場合は翌日
※6:返済不可の金融機関あり
「イオン銀行カードローンBIG」の申し込み手続きを店頭で行う場合は、普通預金口座の開設も同時に申し込めます。
パート・アルバイト、自営業者や専業主婦(夫)も利用可能です。ただし学生は利用できません。
「イオン銀行カードローンBIG」のメリット
続いてイオン銀行の「カードローンBIG」のメリット・デメリットについて説明します。
<イオン銀行「カードローンBIG」のメリット>
- 限度額が高い
- 低金利で利用できる
- 借入・返済方法が便利
銀行系カードローンには限度額が最高300~500万円の商品も多いのですが、「イオン銀行カードローンBIG」の場合、審査結果によっては800万円まで借り入れ可能です。
金利は年3.8%~13.8%。消費者金融カードローンの多くは上限金利が18%~20%なので、低金利でお金を借りられるのは銀行系ならではのメリットといえます。
しかし「イオン銀行カードローンBIG」のメリットは、それだけではありません。ネット銀行ならではの便利な借り入れ・返済方法も魅力なんですよ。次の項目で詳しく見てみましょう。
イオン銀行「カードローンBIG」の借り入れ・返済方法
銀行系カードローンにはATMからしか借り入れできないものも多いですが、イオン銀行の「カードローンBIG」はインターネットからも借り入れ可能です。
インターネットからの借り入れは、システムメンテナンス時以外ならいつでも利用できます。仕事の休憩時間などのちょっとした空き時間を利用して、ATMに立ち寄らずに利用できるのは嬉しいですよね。
返済方法は口座からの自動引き落とし(毎月の定額返済)のほかに、ATMやインターネットでの任意返済も可能。お金に余裕があるときに、任意返済も利用することで完済が早まるのでオススメです。
「イオン銀行カードローンBIG」のデメリット
イオン銀行のカードローンには、次のようなデメリットも。
<「イオン銀行カードローンBIG」のデメリット>
- イオン銀行の口座がないと即日融資不可
- 職場バレ・家族バレの可能性あり
それぞれのデメリットについて詳しく説明します。
イオン銀行の口座がないと即日融資不可
「イオン銀行カードローンBIG」は、イオン銀行の普通預金口座がないと即日融資を受けられません。
申し込み・手続きの流れは次のようになっています。
<「イオン銀行カードローンBIG」申し込み・手続の流れ>
2、審査結果の連絡を受ける
3、普通預金口座を開設する
4、カードを受け取る
口座開設の手続きは、郵送かイオン銀行店舗で行います。郵送の場合カード発行に9~10日ほどかかるので、急ぎの場合はオススメできません。店頭手続きなら4~5日でカードを受け取れます。
「今日中にお金を借りたいけど、イオン銀行の口座を持ってない」という人は、次の消費者金融との契約も検討してみましょう。
<即日融資可能な消費者金融カードローン>
それぞれの消費者金融名をクリックすると、その会社のカードローンについて詳しく解説しているページを見ることができます。
職場バレ・家族バレの可能性あり
「イオン銀行カードローンBIG」の場合、在籍確認の電話は勤務先にかかってきます。
基本的に個人名で連絡がくるのですが、必要に応じて銀行名を名乗ることも。また個人名での電話だとしても、自分宛ての電話が滅多にかかってこない人の場合「カードローンの在籍確認では?」と気づかれてしまう恐れがあります。
もちろん銀行側が「カードローンの契約に、在籍確認が必要なので電話しました」なんて言うことはないですが、カードローンの利用が職場の人に知られる可能性は0%ではありません。
しかし基本的にローンカードは中身がわからない形で送られてきます。差出人もイオン銀行なら知名度が高いので、封筒を見ただけで不信感を抱かれることはないでしょう。
とはいえカードローンの利用は借金と変わらないので、なるべく家族に隠さず使いたいですね。
「イオン銀行カードローンBIG」の申し込み方法
イオン銀行の普通預金口座を持っている人の場合、カードローンは次の手順で申し込みます。
<口座がある場合の申し込み手順>
2、「カードローンBIG」の申し込みフォームに必要事項を入力する
3、最短即日に審査結果が出る
4、ローンカードを受け取る
イオン銀行のキャッシュカード機能が付いたカードでも、イオン銀行ATMを利用すれば借り入れ可能です。
口座がない人の場合は、上でも説明したとおり審査後に口座開設が必要です。申し込みは、インターネットの申し込みフォームを利用しましょう。入力事項は次のとおりです。
<申し込みフォーム入力事項>
分類 | 項目 |
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本人について | ・名前、性別 ・生年月日 ・住所、電話番号 ・家族状況 ・メールアドレス |
住居について | ・住居種類 ・居住年数 ・毎月の家賃または住宅ローン |
勤務先について | ・職業、業種 ・勤務先名 ・勤務先住所 ・勤務先電話番号 ・所属部署 ・入社年月 ・勤続年数 ・前年度年収 ・給料日 |
申込内容 | ・希望貸越極度額 ・返済用普通預金口座情報 ・希望より低い極度額での契約希望 ・自動融資の設定 ・利用目的 ・申込の経緯 |
借入状況 | ・借入件数 ・借入残高 ・毎月の返済額 ・住宅ローン借入状況 |
その他 | ・ローンカード暗証番号 |
これらの項目を入力したら、必要書類の提出方法を次の2種類から選択します。
<書類の提出方法>
- 画像のアップロード
- 仮審査承認後に郵送で送付
書類がすでに手元にあれば「画像のアップロード」を選択し、その場で一緒に送信するのがおすすめです。
審査結果の連絡がきたら、郵送か店頭窓口で手続きをして普通預金口座を開設してください。その後ローンカードが届いたら、カードローンを利用できます。
イオン銀行「カードローンBIG」の特徴をおさらい!
借り入れ・返済はインターネットバンキングを活用しましょう。パソコンかスマホ、タブレットさえあればその場ですぐ借り入れできるので、緊急でお金が必要になったときも安心です。
また約定返済額より多い金額を返済できる場合は、任意返済で完済を早めましょう。完済が早まれば「信用獲得」につながり、ローン商品やクレジットカードの審査に通りやすくなったり、限度額などの条件が良くなる可能性もありますよ。
※記載されている内容は2017年3月現在のものです。