消費者金融で一度でも借りたら終わり?借金が返せない、滞納しそうならやるべき4つのこと
初めて消費者金融からキャッシングをしたいけど、
- 「借りたら終わりなの?」
- 「消費者金融から一度でもお金を借りるとヤバイ?」
- 「将来何か起こり得るの?」
と不安でなかなか借りられないという方や、借りた後に借りなければよかったのかなと悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
消費者金融でお金を借りた後は、毎月返済をしていかなければいけません。その返済は数年に渡ることもあり、大きな負担になるケースも考えられます。
しかし消費者金融の返済を楽にする方法はあります。
逆に、借金返済のコツを知らず、借金が返せない…借金滞納してしまったらどうなるのでしょうか?
借金返済のコツを4つの方法をご紹介すると共に、消費者金融の返済で気を付けなければいけない点についても詳しく解説していきます。
- 消費者金融でお金を借りること自体は悪くない!返済計画がしっかり立っているかどうか?
- 消費者金融で借りたお金を返せないとどうなるのか?
- 消費者金融からの借金が返せなくなりそうな時、どうすればいいか?
- 消費者金融を利用したら終わり…誤解されがちなのはなぜ?
- 消費者金融の借金が返済できないなら、債務整理の検討がおすすめの理由
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消費者金融を利用する時には、ちゃんと返せるのか?返済シミュレートし将来の必ず見据えておく!
そもそも、消費者金融とは、どういった業者を指すのでしょうか?
テレビのCMでおなじみの、アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビットなどが消費者金融です。「サラ金」と呼ばれていた時代もありますね。
貸金業法に則り融資を行うため、厳しい取り立てや、法外な金利での貸し付けはなく、安心して手軽に利用できるようになっています。貸金業者として認可されていない闇金とは全く異なります。
消費者金融からの借り入れ直後は、お金が必要だったのでとても助かった!という意見が大半だと思います。
しかし返済が始まると、特に後悔なく利用したことに満足という人がいる一方で、返済に困り大変だった、借金地獄に陥ってしまった…という話も決して稀ではありません。
まずは、最初に利用する時に「なぜ借金する必要があるのか?」を明確にしておくことが大事です。その目的が達成した時点で利用をやめるといった計画を立てておきましょう。
最初は不安に思っても、消費者金融からの借り入れは大変手軽で便利なため、利用を重ねていくと不安感が薄れ、気づいたときにはお金を多額に借りてしまっていた…という結果になりかねません。
自分にストップがかけられるかどうかがとても重要です。
その結果、いつの間にか借入金額が膨れ上がり、借金地獄の状態から抜け出せなくなる人もいます。
消費者金融で借りたら「終わり」にならないためにシミュレーターを活用しよう
消費者金融を利用して「終わり」になってしまうのは、返済できなくなり借金苦になってしまうことが要因です。
自分がいくらまで借りることが出来るのか、毎月の返済額がいくらになるのかが事前に分かれば、無理のない借入をするための目安とすることが出来ます。
そこで活用したいのが、返済シミュレーターです。返済シミュレーターは、アコムやプロミス、アイフルなどの大手消費者金融公式サイトに用意されており、いくつかの項目を選択・入力するだけですぐに結果が出るようになっています。
入力・選択項目は利用するシミュレーターによって多少異なります。プロミスのケースを見ていきましょう。
返済回数が知りたい | ・借入希望額 ・毎月の返済額 ・借入金利 ・30日無利息サービスの適用有無 |
---|---|
毎月の返済額が知りたい | ・借入希望額 ・返済期間 ・借入金利 |
様々なケースで何度も試すことが出来るので、ぜひ参考にしてください。
消費者金融で借りると利用履歴が残る!新規ローンやクレカの審査に重要なのはここ!
消費者金融に申し込んだり利用すると、「信用情報機関」に情報が登録されます。(確認方法:信用情報機関に開示請求すればOK。1,000円程度の手数料がかかる)
信用情報機関の情報は、他の金融機関からも閲覧可能なため、他のローンを申し込んだ際に、その金融機関は、消費者金融での情報(借入額・返済状況、いつ完済したか、遅延なく返済できているかなど)を把握し参考にします。
- 申し込み状況:6ヶ月
- 契約内容や返済状況:5年
消費者金融を利用しただけでブラックリストに載ることはありません。ブラックリストに載るのは、返済の遅延があった場合や債務整理をした場合です。
氏名、生年月日といった本人の個人情報や、滞りなく返済していればその返済状況も信用情報に登録されますが、悪影響はありません。
なので、消費者金融の利用=ローンが組めない、審査に通らないとはなりません。しかし、複数のカードローンを申し込んでいたり、遅延したことがあったり、借入金額や借入件数が多かったりすると、ローン審査に不利になります。
金利が低いと、返済総額が必ずしも少ないというわけではない!返済期間も大きく影響する
消費者金融を利用する際、まずチェックするのは金利ではないでしょうか。
金利が低くても返済額が膨らんでしまう、その理由として挙げられるのは、返済期間が長くなるということです。
金利は、完済するまで1日ごとに発生します。ですから、返済期間が長くなる分だけ支払い金利総額も大きくなっていくのです。
もちろん、同じ返済回数であれば金利が低い方がお得であることは間違いありません。金利と返済回数のバランスが大切なのです。
金利が低いから返済負担が低い、返済総額が抑えられると安易に考えるのではなく、返済期間を踏まえた返済総額を確認するようにしましょう。
返済が長期になると、トータルで見て金利負担が大きくなるが、毎月の返済負担は抑えられるメリットも!
先ほどのシミュレーションで用いた返済回数は、それぞれの金利で選択できる上限を設定しています。
返済回数が長くなるだけ金利負担が大きくなるため、返済は出来るだけ短期間にした方が返済総額が抑えられるのは事実です。
しかし、返済期間を長くすることによるメリットが全く無いわけではなありません。
返済期間が長くなれば毎月の返済額が少額になるため、毎月の返済負担は抑えられるメリットがあるのです。
金利18.0%で46回返済にした場合、毎月の返済額は3,025円です。一方、金利15.0%で78回払いにすると、毎月の返済額は2,014円です。
結果的に返済総額が大きくなったとしても毎月の返済額を少しでも抑えたいのであれば、返済期間を長くするという選択肢も出てくるわけですね。
毎月の返済負担が減ったとしても、46回返済(3年10ヶ月)返済と78回返済(7年6ヶ月)では大きく違います。
長期での返済は経済的なことだけでなく精神的な負担になってきます…できるだけ早く完済するためにどうすればいいかを考える必要があります!
完済したら終わりじゃない!消費者金融には契約期間がある
消費者金融を利用して全て完済したとします。完済すれば、それ以降はもちろん返済をする必要はありません。
契約期間は消費者金融によって異なりますが、3年や5年が設定されています。そして、基本的には自動更新となるため、自分で解約をしなければいつまでも契約が続いてしまうのです。
もちろん、万が一に備えていつでも借り入れできるカードローンを残しておくというのも1つの選択です。
しかし、消費者金融カードローンは実際に利用していなくても契約しているだけで限度額を借り入れしている扱いとなり、他のローン審査に影響する恐れがあります。
そして、いつでも借り入れできるということで使いすぎてしまう、乱用してしまうリスクも生じることを忘れてはいけません。
消費者金融カードローンを解約する方法
消費者金融カードローンを解約する、カードローンが解約となってしまうケースを、3つご紹介します。
- ①消費者金融に電話をする
- 消費者金融に電話をして、解約したい旨を伝えましょう。書類が提出になるケースもありますが、電話のみで解約手続きが完了するカードローンも多くあります。ただし、完済していなければ解約できません。
- ②年齢制限を超える
- 消費者金融には年齢制限があります。65歳や69歳といった年齢上限に達すると、自動的に利用停止・解約となるようになっているのです。ただし、自身の年齢が制限を超えても新たな借り入れが出来なくなるだけで、返済残額があれば返済は続きます。
- ③更新審査に落ちる
- 契約更新のタイミングでは審査が行われ、現在の利用額、返済の状況や、他社借入額などを確認していきます。更新時の審査で問題があれば、契約更新とはならず利用停止・解約となる場合があります。
ただし、こちらも年齢制限と同様に新たな借り入れが出来なくなるだけで、返済残額があれば返済は続きます。
消費者金融は契約が自動更新となるのが基本ですが、自身で解約手続きをすることができる、年齢制限や利用状況によって契約が解約となる場合があるということを覚えておきましょう。
消費者金融からの借金には時効がある!?
借金には時効があることを聞いたことのある方もいるでしょう。消費者金融からの借金の時効は「5年間」と決まっており、時効があるのは本当です。
しかし、返済が厳しくても、時効を待って借金を踏み倒すのは現実的ではありません。
時効を待っている間に遅延損害金が加算されて返済額はどんどん増えていき、滞納したことでブラックリストにも載ります。また、消費者金融が訴訟を起こせば、時効の起算日は振り出しに戻ります。
消費者金融で借金が返せない…滞納したらどうなる?差し押さえまでの流れをチェック!
消費者金融を利用した後の返済は、長期にわたることがあります。また、利用額によっては毎月の返済負担が大きくなることもあるでしょう。
お金が無くて借金返済できなかった、滞納してしまっている、そんな状況が続くとどうなるのでしょうか。
4つの段階についてご紹介しましょう。
①遅延損害金の発生
元々予定していた返済期日を1日でも過ぎてしまうと、「遅延損害金」が発生します。借金にかかる利息とは別のもので、同時には発生はしません。
利率は借入金額によって変わってきまが、消費者金融から借りる時の利息よりも高い利率です!結果、返済額が更に増えてしまうことになります…。
借入総額 | 遅延損害金 | 上限利息(年利) |
---|---|---|
~10万円 | 29.2% | 20% |
10万円~100万円 | 26.28% | 18% |
100万円~ | 21.9% | 15% |
②電話・はがきでの催促・督促
返済日に返済をしなかったとき、まずは催促が来ます。最初は、契約時に伝えた電話番号宛にかかってくることが多いです。電話やハガキはもちろん、最近ではメールで催促も珍しくはありません。
催促後すぐに返済すれば、それ以上の催促が行われることはありません。それを無視していると、固定電話や勤務先にもかかってくる可能性もあります。
聞かれることは大体、「次回の返済予定日」について。債権者も、返済される予定だった日に返済がないため、そこが気になって連絡をしてきています。
怖いと無視せず、返済できる可能性がある日が決まっているならば、その日程を伝えればOKです。もし未定の場合も、返済するつもりがあるという誠意をしっかりと伝え、その後について相談してみてください。
ただ、返済が遅れれば消費者金融に迷惑をかけてしまうだけでなく、自分自身も精神的に負担を感じることになるのは間違いありません。
③事故情報の登録
3か月以上の借金滞納が続けば、個人信用情報に事故情報が登録されることになります。ブラック扱いとなるため、新規の消費者金融・クレジットカード契約が出来ないのはもちろん、現在の消費者金融契約が強制解約となる恐れがあります。
④返済残額の一括返済を求められ、返さないと財産の差し押さえも!
消費者金融の借金返済を滞納し続けると、最終的に全額一括返済を求められます。このとき返済する金額は元金・利息だけでなく、返済が遅れた分の遅延損害金も加算されるため、高額になることも十分考えられます。
「一括支払いなんて無理!」と無視するのは絶対厳禁!無視したまま返済しないで放置すれば、最終的に裁判を起こされて強制執行を受けることに繋がってしまいます。
給料を最初に差し押さえられることが多く、「給料の1/4」が対象となることが一般的ですが、手取りで33万円以上ある場合は、全額対象となる可能性があります。
銀行口座の差し押さえの場合は、「〇月〇日の〇時に差し押さえます」という連絡などはありません。
銀行口座を差し押さえられたら、専門家に相談し、適切な対応をスピーティーに取ることが大切です。
借金が返せなくなると、「最終的に裁判沙汰になり、財産を差し押さえられてしまうリスクを負っている」ため、毎月確実に返済をすることを心がけましょう。
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消費者金融の返済を楽にする4つの方法
返済が遅れる、滞納することによってブラック扱いになるなどのリスクを紹介しましたが、返済したいと思っても返済できない状況に陥ることは考えられます。
消費者金融を利用すれば、毎月必ず返済しなければいけません。返済は、期間が長くなればなるほど支払い利息の総額が膨らみます。
毎月の返済を確実に行う為にも、できるだけ返済額を少なくする、返済負担を少なくすることが重要となりますので、その方法として4つの方法をご紹介しておきましょう。
①繰り上げ返済を利用する
毎月の返済額は、各消費者金融によって決まっています。多くの場合は、返済残高や利用額に応じて返済額が決まることになっていますが、実はその金額しか返済してはいけないということではありません。
毎月の決められた返済額に加えて、自分の希望する金額を返済する【繰り上げ返済】【任意返済】をすることも可能なのです。
繰り上げ返済をすることによって得られる効果は、2つあります。
- 元金を効果的に減らすことが出来る
- 繰り上げ返済をした金額は、全て元金返済へと充てられます。通常の返済額は元金と利息が含まれたものですから、元金を効率よく減らしていくのであれば繰上返済が有効なのです。
- 返済期間が短くなることで利息総額を抑えられる
- 繰り上げ返済をして元金が減れば、当然返済期間も短くなります。1日ごとに発生する利息総額も減りますので、返済負担が軽減されます。
ATMの利用や、指定口座への振り込みで繰り上げ返済をすることができます。繰り上げ返済の連絡は不要であることが多いため、余裕がある時に活用しましょう。
②一括返済をする
一括返済は、返済残高をすべて一度で返済をするというものです。一括で返済するため、それ以降の返済は必要ありませんし、元々支払う予定だった利息総額を大きく減らすことができるメリットがあります。
もちろんその後は返済をする必要がありませんので、毎月の支出が減り、生活に余裕が出ます。
返済が終わった、完済したという情報は個人信用情報に記録されるため、新規借り入れ審査で有利に働くというのも、メリットとして挙げられるでしょう。
繰り上げ返済・一括返済をする際の注意点
繰り上げ返済や一括返済をすることで返済総額を減らすことは可能です。
ただし、繰り上げ返済や一括返済をする際には、事前に注意点をチェックしておく必要があります。
- 返済後の生活に支障が出ないかを考える
- 繰り上げ返済や一括返済をすることは、その月の支出が増えることを意味します。その月の生活はもちろん、その後の生活に支障が出ないか、無理なく暮らせるかどうかをしっかりシミュレーションすることが大切です。
- 手数料を確認する
- 繰り上げ返済や一括返済をする際には、手数料が発生することが一般的です。その金額は消費者金融によって異なりますが、繰り上げ返済を繰り返し行うことで支払い手数料総額が膨らむこともありますので、事前に手数料については確認が必要なのです。
消費者金融によっては繰り上げ返済の回数が決められているケースもあるため、確認が必要です。
また、一括返済をする際には事前に消費者金融に連絡をして、返済日程や金額、その方法を確認しておかなければいけません。
全額返済が出来ない、返済額が間違ったということになれば、余計な手間がかかってしまいます。
一括返済を検討する際には、まず消費者金融に連絡をするようにしましょう。
③多重債務なら借金一本化:おまとめローンがおすすめ!
1社からの借入ではなく、複数社からの借入をしている状況、つまり多重債務者であれば、債務の一本化をおまとめローンですることもおすすめです。
- 1社からの借入金額も、借入総額も多い傾向にある
- 各社上限金利が適用され、非常に高い利息になっている可能性が高い
- 返済先が複数のため、返済日や返済額などの管理が大変
こういった理由から、借金を一本化することで、負担する利息が下がる可能性が高く、また、返済先が集約されることで、返済日や返済額、返済総額が明確となり、返済計画が立てやすくなります。
ただし、借入時にはもちろん審査があります。支払いが遅延しがちな方やすでに滞納してしまっているという方は利用できない可能性大です。
もし少しでも「借金、もう払えなくなっちゃうかも」と思った時点で、おまとめローンの検討をしていく必要があります。
また、元々の金利よりもおまとめローンの方が高い、または、返済期間が延びることによって、返済額が元々の返済額よりも多くなってしまうといった可能性もあります…。
④生活スタイルの改善!収入を増やすなどの努力を!
まずは、これ以上収入を増やす手段は無いのか?をしっかりと考えるべきです。
今の就業先で収入を増やすということはなかなか難しいという場合は、副業を検討してみてはいかがでしょうか。
また、単に収入を増やす ではなく、生活スタイルを見直すことで「出ていくお金」を減らしていく努力をしてみましょう。
安定収入があるにも関わらず、借金を繰り返す…ということは、自分に見合っていない生活スタイルである可能性が高いです。
リボ払いなどでちょっと高価な物を買ったりなどしていませんか?余裕資金を超えてギャンブルにつぎ込んでいませんか?
極端に収入が減ってしまって生活資金が足りない…のではない場合、まずは、支出が収入を上回らないような生活水準にすることを心がけてください。
すでにそういった生活スタイルの改善はやっている!なのに無理…借金返済はもう限界!やれることはやり尽くしたけど借金が減らない…という場合は、今すぐ対処しなければ状況はどんどん悪化していきます。
もう返せない…なら「債務整理」を検討しましょう!
実は、借金は合法的な「借金減額」の方法なら、あなたの借金を減らしたりゼロにしたりすことができる可能性があります。それが債務整理です。
少しでも早く手続きすることで、一日も早く借金苦から解放されることができます。
借金減額診断・減額シミュレーターを活用すれば、本当に借金が減らせるのか?どんな方法でいくら減らせるのか?を無料で診断することが可能です。
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債務整理には主に3つの種類があります。任意整理、個人再生、自己破産です。それぞれメリット・デメリットがあります!
任意整理
将来利息をカット、今までの過払い金を計算し、それを引き去った元金のみを3~5年かけ完済する手続きを任意整理といいます。
減額される幅は少ないが、自分が整理したい債務のみ選べる(住宅ローンや車のローンは除いて任意整理ができる)のが特徴です。
過払い金請求返還請求の手続きをしても負債残高が残る場合、この任意整理に切り替えて残りを返済していくというスタイルが一般的。
個人再生
個人再生とは、今ある借金を、1/5~1/10程度まで大幅に減額する手続き。
住宅ローン特則を使えば、マイホームを残すことができる、免責不許可事由は問われない(ギャンブルや浪費が原因の場合も認めてもらえる)が、ローンが残った車を失い、クレジットカードも強制解約といったデメリットも…
自己破産
免責が許可されれば、借金がゼロになる手続きです。
自己破産は、減額幅が大きいという最大のメリットがある分、デメリットは影響が大きいと感じるものが多いです。
- ブラックリスト入り(削除されるまで5~10年程度)
- 職業や資格に制限がかかる
- 名前が官報に掲載される
- 連帯保証人への請求義務は消えない
- 手続き中は居住地変更には裁判所の許可が必要
- 郵送物の制限
- 免責不許可事由が法で定められている
- 一定以上の財産を全て失うなど
など、失うものも大きいです…
自分の状況や、何を優先すべきかで、選択すべき債務整理は異なってきます。
最適な債務整理がどれかわからない…という場合は、専門家に相談することをおすすめします。
返済できないとどうなるか?取り立ては?債務整理するとどうなるのか?などについては、
- アコムで借金したら?
- アイフルで借金したら?
- SMBCモビットで借金したら?
こちらで確認してみてくださいね!
消費者金融で借りたら終わりと誤解される4つの理由
消費者金融で一度でも借りると大変なことになる、借りたら終わり、そんなイメージがあるのは、消費者金融に対する「誤解」が原因だと考えられます。
ここでは、消費者金融の主な誤解を4つピックアップしました。1つずつ解説していきます。
【誤解1】消費者金融=闇金と思っている
消費者金融に対して闇金、違法業者だと思っている場合、消費者金融に対して次のようなネガティブなイメージを持ってしまっているかもしれません。
- 法外な高金利での貸し付け
- 強引な取り立て・脅迫行為
- 強引な貸し付け
- 家族や会社への迷惑行為
消費者金融は貸金業登録を行っている正規の貸金業者です。財務狭kや都道府県から認可を受けえており、金融庁のホームページに名称が掲載されています。
闇金のような違法な貸し付け、取り立てを行うことはなく、本人以外の第三者に取り立てを行ったり貸付の事実を知らせたりすることもありません。
消費者金融の利用を検討するときは、正規の貸金業者を選べば安心だと考えましょう。
【誤解2】消費者金融を利用するとブラックになると思っている
消費者金融を利用してもブラックになることはありません。
そもそも、ブラックというのは返済能力に問題があることを意味する言葉です。正確には、個人信用情報に事故情報が登録された状態となります。
事故情報とは、以下のケースで登録されるものです。
- 延滞
- 代位弁済
- 債務整理
つまり、消費者金融を利用しただけでブラックになることはないのです。
【誤解3】消費者金融が高金利であることで返済できなくなると思っている
消費者金融は銀行のローン商品と比較すると高金利になっているのは確かです。しかし、貸金業法で最高金利は20%と定められており、それを超えることはありません。
また、消費者金融を利用しても毎月しっかり返済していれば借金が増えることはなく徐々に残高は減っていきますし、追加の借入をしない・返済が滞らない限りは借金が増えることもないのです。
消費者金融側から強引に借入を迫られるようなこともなく、安心して利用することができます。
【誤解4】住宅ローンや賃貸住宅の契約に影響すると思っている
消費者金融を利用しただけで住宅ローン審査で不利になる、賃貸住宅の契約が結べないという事態に陥ることはありません。
消費者金融が住宅ローン審査や賃貸住宅契約に影響するのは、滞納や債務整理などでブラックとなっているケースのみです。
毎月しっかり返済していればブラックになることはありませんし、収入が安定して返済能力があると判断されれば住宅ローンも利用できるでしょう。
一度でも消費者金融を利用することによって得られるメリットもある
消費者金融を利用しても、無理なくきちんと返済することが出来るのであれば大きなデメリットはありません。
むしろ、困ったときに助けになる場合もあります。ここでは、消費者金融を利用するメリットを紹介します。
即日お金を借りられる
消費者金融では、申し込み当日にお金を借りられるサービスを行っているところも多くあります。今日現金が必要だ!という急な状況にも対応することができるのです。
ただし、即日融資を受けるためにはいくつかの条件をクリアする必要があります。
申し込む消費者金融によって即日融資を受ける条件は異なりますが、主なものを挙げてみましょう。
- 午前中など早い時間に申し込む
- 在籍確認を受ける
- 自動契約機で契約手続きを行う
- 口座振り込みを利用する
消費者金融を利用するためには審査に通る必要がありますので、大前提として申し込み当日に審査をクリアしなければいけません。
ローンカードを使って融資を受けるのであれば、ローンカードを手にするために自動契約機に行く必要があります。
口座振り込みで融資を受けるのであれば対応している金融機関の口座を持っているか、ネットバンキング契約をしているかなどが重要となるでしょう。
担保・保証人がいらない
消費者金融は担保・保証人なしで利用することができます。第三者に迷惑をかけることなく自分自身の返済能力・責任でお金を借りることができるのは大きな魅力でしょう。
利用用途は問わない
消費者金融のカードローンは利用用途が自由となっています。必要なときに必要額を好きなように借入できるので、納品書や見積書などを借入の都度提出するなどの手間がかかりません。
消費者金融で借りたら終わりにならないためにチェック!消費者金融の利用でよくある質問まとめ
消費者金融を利用するにあたりよくある質問をまとめました。
「消費者金融を利用したら終わりだ」と聞いたことがあるのはどうして?
「消費者金融を利用したら終わり」と言われているのは、消費者金融を利用することによってブラックになる、新規ローンが組めなくなる、借金がどんどん膨らみ厳しい取り立てに遭う、などのイメージを持っているためだと予想されます。
しかし、消費者金融は正規の貸金業者から借入をすれば違法な取り立てに遭うことはありませんし、返済に遅れる、完済しないなどのトラブルを起こさなければブラックになることもありません。しっかり返済して追加の借入をしなければ、借りたお金が返せなくなることもないのです。
消費者金融を一度でも利用するとローンが使えなくなるの?
消費者金融を利用してしまうと、住宅ローンや他のローンが利用できなくなると考えている方もいます。しかし、消費者金融を利用しても他のローンを利用することはできます。
ローンの審査に影響してしまうのは、消費者金融を利用して返済が遅れてしまった、消費者金融を高額利用して返済能力が不安視されるなどのケースです。
消費者金融の利用だけが原因でローンが使えなくなるということはありません。
消費者金融を一度でも利用するとデータが残るって本当?
消費者金融を利用するとそのデータはJICCやCICという個人信用情報機関に登録されます。
しかし、この登録は永遠に残るものではなく、内容によって登録期間が決まっています。
消費者金融への申し込みや利用情報が登録される信用情報機関は、CICもしくはJICCです。
これらの登録期間は、以下のように決まっています。
CIC | JICC | |
---|---|---|
申し込み情報 | 照会日から6ヶ月 | 照会日から6ヵ月以内 |
利用情報 | 契約期間中および 契約終了後5年以内 |
契約継続中および 契約終了後5年以内 |
延滞情報 | 契約期間中および | 契約継続中および 契約終了後5年以内 |
債務整理など 異動情報 |
契約期間中および 契約終了後5年以内 |
契約継続中および 契約終了後5年以内 |
消費者金融を申し込んだ、利用したというデータが残っていても、日常生活に影響することはほとんどありません。影響が出るのは高額すぎる利用や、延滞・滞納といった問題があるケースだけです。
むしろ、消費者金融を利用してきちんと返済しているデータが残っていれば、新たなローンを申し込むときに信用があると判断される材料となります。
消費者金融を利用してしまうと家族や会社に迷惑がかかってしまうのでは?
消費者金融を利用すると、家族や会社に知られてしまう、家族や会社に取り立てが行われるといった不安を持つ方がいます。
消費者金融を利用して滞納してしまうと、最悪の場合は強制取り立てとなることがあります。資産の差し押さえ、給料の差し押さえが行われますので、そこまでいけば家族や会社に迷惑がかかることもあるでしょう。
消費者金融の利用は計画的に!もし返済に困ったらすぐ対処か肝心!
消費者金融からお金を借りること自体は「悪」ではありません。
でも利用方法によっては、あなたの人生を狂わせてしまうものでもあります。
収支バランスを見て、計画的に利用することが上手く付き合うコツです。
もし返済が苦しいのであれば、返済を滞納しないように生活を見直したり、借金一本化や繰り上げ返済をする、借金が限界というところまで追い込まれているのであれば、債務整理などをすぐに検討することが大事です!
借金返済に限界を感じていても、何も策を講じなければ改善はしません!むしろ、根本的な解決をしなければ借金は膨らむ一方です。
今月さえ乗り切れれば好転するという理由(収入が確実に上がるなど)が無い限り、「今なにをするべきなのか?」について考えすぐに行動することが必要です。
万が一、延滞や滞納をしてしまえば、厳しい取り立て、督促状、一括請求、最終的には差し押さえ、強制執行となってしまう可能性も。借金自体がここまで厳しい状態の場合は、根本的解決が必要なため、「債務整理」を検討しましょう。
債務整理は悪いこと、恥ずかしいことではありません。自分の状況にはどんな債務整理が合っているのかを専門家と相談しながら進め、いち早い生活再建への一歩を踏み出すことをおすすめします。
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