年金が増額する「繰り下げ受給」制度、利用したい人は45.2%


現在は、若い人たちの中にも、「自分たちの老後は十分な年金がもらえないのでは……」という不安を感じる人が増えているようです。できる限り多くもらいたい年金、増額する方法の1つに、通常よりも年金の受給開始を後ろ倒しにする「繰り下げ受給」があります。今回は、20代30代男女に、将来この「繰り下げ受給」制度を利用したいか否かを聞いてみました。

年金の繰り下げ受給を利用したいと思う20代30代の割合

Q. 年金の受給を受給開始(現在は65歳)より遅らせることで年金が増額する「繰り下げ受給」制度を利用したいと思いますか?

・利用したい……45.2%
・利用したくない……54.8%
※有効回答数325件。単数回答式。小数点第二位を四捨五入

利用したい……45.2%

・「あまり多くを望めない以上少しでも受給額を増やした方が得だと思う」(男性/38歳/正社員(一般事務)/事務系専門職(法務・財務・人事・総務など))

・「老後も現役でいたいので利用して多く年金をもらいたい」(女性/26歳/正社員(一般事務)/事務系専門職(法務・財務・人事・総務など))

・「最近の65歳は若いしまだ働けるし数年耐えて多くもらいたい」(女性/28歳/パート・アルバイト/その他)

・「65歳まではもらわなくても生活できる収入を得ていたい」(女性/37歳/正社員(一般事務)/秘書・アシスタント職)

・「恐らく65歳の時点で受け取る金額は少なく、健康であれば70歳まで働けるから」(男性/37歳/正社員(総合職)/専門職(金融・不動産・医療・福祉系など))

・「長生きする可能性が高いため、受給額を増やした方が資産運用的に有利」(女性/28歳/正社員(一般事務)/秘書・アシスタント職)

長く現役で働けるのであれば、その分の収入と年金の増額分を得ることができます。人生100年時代といわれている現在、高齢になっても働ける間は働いて資産を殖やし、余生に備えたいという人も多いようです。

利用したくない……54.8%

・「何歳まで生きられるか分からないから、できるだけ早くもらいたい」(男性/39歳/正社員(総合職)/技術職(研究開発、建設・建築・設備工事、その他))

・「高齢になってからも頑張れる気力が持てなさそうだから」(女性/37歳/正社員(一般事務)/事務系専門職(法務・財務・人事・総務など))

・「70歳まで生きられるか分からないし、もらえる額が変わる可能性がありそう」(女性/32歳/正社員(一般事務)/営業職)

・「早めにリタイアして健康なうちに余生を楽しみたい」(男性/31歳/嘱託・契約社員/販売職・サービス系)

・「年金を遅くもらうことにしたら、増額とか言いつつ結局そんなに増えてなさそう。少しでも早く年金もらった方が得だと思う」(女性/22歳/正社員(一般事務)/技術職(SE・プログラマー・システム))

・「繰り下げしているうちにもらえなくなりそう」(女性/36歳/パート・アルバイト/事務系専門職(法務・財務・人事・総務など))

利用したくないと回答した人の多くは、年金の受給を先延ばしにすることで、年金がもらえなくなったり、制度の変更などでかえって減額になってしまったり、損をする可能性を懸念しているようです。金額は十分でなくても確実にもらえるうちにもらっておくというのも1つの考え方ですね。

まとめ

年金といっても、20代30代ではまだピンとこない人も多いでしょう。ですが、年金制度について理解しておくことは、人生のマネープランを考える上でも重要です。年金をどのような形でもらうかも老後の資産形成に大きく関わってくるので、今から検討しておくのも良いかもしれません。

(マイナビライフサポート編集部)

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※マイナビライフサポート調べ
調査日時:2020年10月6日~7日
調査人数:325人(22~39歳の男女)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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