各地域で勢いを見せている未使用車(新古車)専門店。周りからはちらほらと、こんな言葉を耳にするようになりました。
「新車ではないけど、うちの車は未使用車(新古車)を購入したよ!」
「○○っていう未使用車(新古車)専門店の対応が良かったよ!」
上記のような言葉を受けて、未使用車について興味が出てきたという方もいるのではないでしょうか。
少し前なら新古車と呼ばれていた車が、近頃であれば未使用車という言葉に変わっていますが、意味するところは同じです。
この記事では、未使用車とは何かといった基礎的な情報から、購入するにあたってのメリット・デメリット、お買い特な時期、優良未使用車専門店の情報まで、全てお教えします!
この記事の目次
- ・未使用車(新古車)って何?
- ・なぜ未使用車(新古車)が流通されるの?
- ①初登場の新車に「登録車を含む国内新車販売台数第〇位!」と箔をつけることができる!
- ②特に軽自動車は受注生産ではなく、大量生産される!
- ③販売奨励金を受け取ることができる!
- ・未使用車(新古車)を購入するメリットは?
- ①新車に比べ本体価格が安い!
- ②とにかく納期が早い!
- ③購入にかかる税金が安い!
- ・未使用車を購入するデメリットは?
- ①車検時期が新車に比べて短い
- ②機会を逃すと買えないかも
- ③店舗選びを間違うと新車より高い!?
- ・未使用車(新古車)はいつ頃が買い時?
- ・優良未使用車(新古車)専門店は、どうやって見つけたら良いの?
- ・おすすめの未使用車専門店の特徴
- ①オールメーカー・全グレードが置いてある!
- ②人気車種/カラーも把握しているため、アドバイスがもらえる!
- ③指定工場が併設している店舗を厳選しているため、アフターフォローも充実している!
- ④地域密着した店舗だからこそ、親身に寄り添ってくれる!
- ・まとめ
・未使用車(新古車)って何?
未使用車とは、以前は新古車と呼ばれていた車で、『初度登録が1年未満且つ走行距離が1km以上100㎞未満の中古車のこと』を指します。
ですが実は、「未使用車」「新古車」どちらも正しい呼び方ではありません。
これらの呼び名は、「新車」として消費者に誤認される恐れがあるということで、自動車公正取引協議会にて「登録(届出)済未使用車」と表示するよう定められています。
これにより、ユーザーの方が安心してクルマ・バイクを選び・購入できるようになりました。
また「登録(届出)済未使用車」の正確な条件として、『初度登録(届出)された車両で、使用又は運行に供されていない中古車 であること』が挙げられます。
要は元々新車であった車を、届出・登録のみをした状態の車になります。
当記事ではこの「登録(届出)済未使用車」のことをわかりやすいよう「未使用車」と表記します。
そんな未使用車については、わからない方が多いと思うのでどんどん噛み砕いてお伝えしていきます。
・なぜ未使用車(新古車)が流通されるの?
①初登場の新車に「登録車を含む国内新車販売台数第〇位!」と箔をつけることができる!
CMや新聞、WEB広告等でみる「国内新車販売台数第〇位!」の表記には、実は「登録車を含む」という1文が記載されています。
これは消費者へ販売しただけの台数というわけではなく、新車販売店がモデルチェンジ前や12月の閑散期、決算月後に各店舗必要以上に在庫を抱えるのを防ぐために車両登録をして、未使用車として中古車市場に未使用車を流出させた台数も含んでいます。
また、登録だけを行うことで販売台数の1台としてカウントできるので、新車に箔をつけるためにも、あえて未使用車を中古車市場に流出することがあります。
②特に軽自動車は受注生産ではなく、大量生産される!
メーカーの生産体制によっては、過剰に在庫を抱えてしまうケースもあります。
たとえば軽自動車を販売しているメーカーのほとんどは、1台1台受注してから生産を開始するような、非効率な体制はとっていません。
A車種×5万台・B車種×10万台のように工場の稼働率を維持し、生産ベースを下げることのないように大量生産しています。
しかし、順調に生産したとしても、新車需要の低下等が原因となり、大量の在庫となってしまうことがあります。その際に、未使用車として中古車市場に流出させることは珍しくないのです。
③販売奨励金を受け取ることができる!
②のように大量生産された自動車は、各メーカーディーラーへA店100台/B店150台/C店80台と、地域や売上等に応じて新車販売目標台数としてノルマが振り分けられます。
メーカーからは、1台でも多く販売してもらえるように、1台当たり〇万円の販売奨励金を設定されています。
何としても販売奨励金を獲得しようとする各販売店は、目標達成まで足りない分を登録だけ行い、売った体にすることで販売奨励金を受け取ります.
箔がつき、大量生産され、消費者へ売った体にした未使用車の車両は
・お付き合いのある地域の販売店へ卸し、地域の販売店で販売
・全国にある中古車オークション会場で競売、購入した販売店で未使用車として販売
上記によって、未使用車として販売されています。
・未使用車(新古車)を購入するメリットは?
未使用車には新車/中古車の購入に比べ、メリット・デメリットが存在します。
人によっては、メリット・デメリットを特に感じない方もいらっしゃると思いますが、今からお伝えする内容を理解した上で購入検討することをオススメします。
まずはメリットをご紹介します。
①新車に比べ本体価格が安い!
登録した以上その車両は、登録した時点で初回車検の期間が始まり、新車よりも車検時期が短くなります。
また未使用車が生まれる理由でもお伝えした通り、どちらかというと早く処分したい在庫車の位置づけになるため、新車よりも安く提供することが可能です。
②とにかく納期が早い!
すでに在庫として存在しており、新規登録等は済ませてある状態なのが未使用車です。
契約後の流れとしては、名義変更の手続きのみで、ほぼ新車の状態なので、中古車のように細かな点検や整備の必要も限りなく少ない理由から納期が短いのがメリットです。
③購入にかかる税金が安い!
新車の場合登録時に必要な税金等は、全て購入者が負担することになりますが、未使用車は車自体の登録は済ませてあります。
最初に必要な重量税・自賠責保険料は支払われている状態になるのです。
従って初期費用を抑えたい方にとっては大きなメリットです。
・未使用車を購入するデメリットは?
続いて、未使用車のデメリットをお伝えします。
①車検時期が新車に比べて短い
メリット①でもお伝えした通り、自動車は登録が完了した月より、次回車検時期が決まります。
未使用車では、自動車の登録が完了してから諸々の段階を経て店頭に並ぶため、新車で購入した場合の車検期間(購入後丸3年後)より初回車検までの期間が短くなってしまいます。
②機会を逃すと買えないかも
未使用車では、色やグレードが決まっており自分の100%求める車両がずっと存在するとは限りません。
未使用車は人気もあるため、仮に自分の求める1台があったとしても購入を検討している間に他の人が先に購入する可能性があります。
③店舗選びを間違うと新車より高い!?
未使用車専門店と呼ばれる販売店が人気を博するようになり、多くの優良店が店舗を構えています。
しかし、車両本体価格が安い分、未使用車専門店側が得る利益も決して多くはありません。
そのため、利益を上げたい店舗は、乗り出し価格として車両本体価格に『乗り出しパック』を加えて販売しています。
乗り出しパックには諸費用のほか、次回車検や各種追加オプション等が含まれていることがあり、場合によっては新車より高い価格になっていることもあるので注意が必要です。
ちなみに優良店では、車両本体価格の値引きはほぼ不可能です。なぜなら掲載している目玉車等は企業努力により安くしており、販売したとしても赤字になってしまうからです。
・未使用車(新古車)はいつ頃が買い時?
未使用車の流通経路、メリット・デメリットを理解した上で、少しでもお得に買いたい方は多くいらっしゃると思います。
そこで、いつ購入するのが最もお得に購入できるのか?というところを詳しく記載していきます。
基本的には、
・各自動車販売店の決算月
・各メーカーの決算月(3月の年度末決算・9月の中間決算)
となります。
安く購入することはできますが、この時期になると販売店側は大量の折込みチラシやWEB広告、自社HPで大々的に告知をするので、通常月よりも多くの人が来店します。
※繁忙期1月~3月:人気販売店では1月で300台以上販売する販売店もあるほどです。
このことから残念な点は、来店者が多く、あまり手厚い対応が出来ない可能性があります…
・優良未使用車(新古車)専門店は、どうやって見つけたら良いの?
未使用車には多くのメリットがあります。
ただ、優良な未使用車販売店でなければ、新車より高くついてしまうというようなデメリットを被る可能性があることも確かです。
そこで、私を含めたユーザーが未使用車販売店に求めるポイントは、
・品質が良い!
・対応・サービスが充実
この3点に限ると思います。
その中で、
・地域のディーラー=価格が高い…
・小規模中古車店=アフターサービスに不安がある…
そんなイメージを持っている方も多いでしょう。
そんなイメージを払拭し、求めるポイントを網羅しているのが、各地域一番の規模を誇る「未使用車専門店」です!
・おすすめの未使用車専門店の特徴
①オールメーカー・全グレードが置いてある!
未使用車を販売していても、小規模な店舗であれば、取り扱うメーカー、車種、グレードにばらつきがあり、希望通りの未使用車が手に入るとは限りません。
しかも、話題性のある車種や、人気のある車種はすぐに売り切れてしまいます。
ですが、こ紹介する未使用車専門店は、地域でも最大規模かつ満足のいくサービスをして下さる店舗を厳選しています。
店舗によっては何百台もの車が並んでおり、一度に比較することも可能です。
流石に古すぎる車種は置いていない可能性はありますが、国内の主要メーカーの車種は全て揃え、話題や人気の車種なら常に全グレードまで置いていることがほとんどです。
②人気車種/カラーも把握しているため、アドバイスがもらえる!
未使用車市場は、本来なら新品として高く売れたはずの車を未使用車として安く売り出しています。
車という高級な商材を扱ってはいますが、実質的には薄利多売の商売です。
また、各メーカーの車種を集め、品揃えの豊富さからも、「商品理解がおざなりな店員が多いのでは?」なんて不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、紹介する未使用車専門店は、確かなサービスと質を備えた大手です。
基礎的なことはもちろん、人気車種や人気のカラーといった最新情報もしっかり把握しているため、質問に対して的確なアドバイスをもらえます。
③指定工場が併設している店舗を厳選しているため、アフターフォローも充実している!
おすすめする未使用車専門店は、車検のできる指定工場が併設されている店舗ばかりです。
工場が併設されていない店舗は、どうしてもトラブルへの対応が遅くなるほか、アフターフォローも最低限になりがちです。
また、工場が併設されていても、それが認証工場だった場合、点検整備以上のことはできません。
そのため、車検時には車を車検場に移動させてからの検査になり、日数がかかってしまうといった不便さもあります。
指定工場が併設されている専門店なら、アフターフォローも充実しており、車検もスピーディーに終われるといった確かなメリットがあるのです。
④地域密着した店舗だからこそ、親身に寄り添ってくれる!
おすすめする未使用車専門店は、地域密着型の店舗です。
全国的に展開しているような店舗は、どこでも同じ質のサービスが受けられるメリットがある反面、地域差はあまりありません。
地域によって適している車種も違ってきますが、スタッフも他県から来ているような店舗だと、アドバイスも一般的なものに留まりがちです。
ですが地域密着型の店舗なら、店員もその地域出身の人が多く、地域ならではの事情に詳しいです。
また、地域に愛着もある地元民だからこそ、親身になった接客が期待できます。
・まとめ
この記事では、未使用車に興味がある方向けに、未使用車に関する基本的な情報から、メリット・デメリット、買い時など、多くの情報をお届けしました。
「未使用車について一層興味が湧いた」、「購入を検討してみたい」という方は、是非下記のリストからお住まいの地域をお選びください。
各地域で厳選したおすすめの未使用車専門店を紹介しますので、一度問い合わせまで進んでみましょう! ※オススメ掲載店舗は増えていく予定です!
【大阪府で未使用車を購入するなら】
【愛知県で未使用車を購入するなら】
http://www.car-hayashi.co.jp/index.html
【千葉県で未使用車を購入するなら】
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください
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