スルガ銀行ダイレクトワンの金利は高い? 利息計算や下げる方法を解説

スルガ銀行グループの「ダイレクトワン」は、グループ企業のダイレクトワン株式会社が事業母体となる消費者金融カードローンです。

そのため、その金利は4.9%~18.0%(実質年率)となっており、上限金利が高い印象があります。

今回の記事では、そんな「ダイレクトワン」の金利や利息の計算方法、利息を下げる方法についてわかりやすく解説しますので、参考にしてください。

スルガ銀行グループ「ダイレクトワン」の公式HPへ

「ダイレクトワン」の金利は高い?

「ダイレクトワン」の貸付利率は4.9%~18.0%(実質年率)。

「ダイレクトワン」はスルガ銀行グループのサービスとなりますが、銀行カードローンでなく消費者金融カードローンのため、金利は高めに設定されています。

スルガ銀行が直接サービスを行う銀行カードローンとしては、「スルガ銀行カードローン」が別にあります。

年利は3.9%~14.9%ですので、「ダイレクトワン」の金利の方が高いです。

利用限度額によって変動する金利

「ダイレクトワン」の金利は利用限度額や審査結果によって変動します。「利用限度額がこの金額なら、金利は何%になる」という情報は公表されていません。

ただし、初めて契約を結んで初回の借り入れを行う場合は、一般的なカードローンのように上限金利に近い金利が適用されると考えておいていいでしょう。

「ダイレクトワン」の金利を他社と比較

「ダイレクトワン」の金利は一般的に高いとされていますが、他社と比較するとどうなのでしょうか。

<ダイレクトワン>

事業者・商品名 金利(実質年率) 遅延利率・遅延損害金
「ダイレクトワン」 4.9%~18.0% 20.00%

<消費者金融カードローンの金利>

事業者・商品名 金利(実質年率) 遅延利率・遅延損害金
オリックス・クレジット「VIPローンカード」 1.7%~14.5% 19.90%
プロミス「フリーキャッシング」 4.5%~17.8% 20.00%
アコム「カードローン」 3.0%~18.0% 20.00%

<銀行・信託カードローンの金利>

事業者・商品名 金利(実質年率) 遅延利率・遅延損害金
住信SBIネット銀行「カードローン」 8.99%~14.79%
※スタンダードコースの場合 ※同社所定の基準により遅延損害金は算出されます
みずほ銀行「みずほ銀行カードローン」 2.0%~14.0% 19.9%
三菱UFJ銀行「バンクイック」 1.8%~14.6%
※遅延損害金の金額は会員ページから確認できます
三井住友銀行「カードローン」 4.0%~14.5% 19.94%

「ダイレクトワン」の金利は4.9%~18.0%なので、同じ消費者金融カードローンと比較してもトップクラスの金利の高さになります 。

「ダイレクトワン」に無利息期間はある?

「ダイレクトワン」には無利息期間はありません。初月から利息が発生しますので、計画をもって返済をするようにしましょう 。

「ダイレクトワン」の利息と総支払額の確認方法

初回契約時の「ダイレクトワン」の金利は基本的に18.0%となりますので、18.0%という数字をもとに「実際にいくら借りると利息がいくらになるのか」という点についてシミュレーションしていきたいと思います。

事前に利息を含む総支払額を理解したうえで、「ダイレクトワン」の利用を検討しましょう。

利息の計算方法

「利息」は、お金を借りたことに対する対価であり、借りた分の金銭に上乗せして払う費用のことです。

「金利」は、上記の「利息」や「利子」を、借り入れ額から算出する際に使用する割合のことです。

「借入額 × 金利 ÷ 365日(うるう年は366日)× 利用日数 = 利息」で利息額が計算できます。

たとえば、金利18.0%で20万円を1カ月借りた場合の利息は以下の通りです。

「20万円×0.18÷365日(うるう年は366日)×30日=2,958円(小数点以下は切り捨て)」

この場合、返済総額は20万2,958円となります 。また、実際に返済をするときには、分割払いになる人のほうが多いと思います。

分割払いの場合は、その都度借り入れ残高に対する利息を計算する形式になります。

「(借入額-これまでの返済額※) × 金利 ÷ 365日 × 前回の返済日からの日数」
※元金部分(利息を含めない)の返済額

初月は先ほどの計算式を使いますが、2カ月目以降は借り入れ残高が減っているので、後者の計算式が使われます。

※シミュレーション結果は参考値です。あくまで目安と考えてください。以下、同様です

「ダイレクトワン」は定額リボルビング方式

ちなみに、「ダイレクトワン」の返済は定額リボルビング方式で行われます。毎月の返済金額が固定され、その内訳の元金と利息が毎月変動するという形式です。

毎月の返済金額を一定にできるため返済計画を立てやすいといったメリットがありますが、初期の返済は利息分が多くなるため、なかなか元金が減らないというデメリットもあります。

事前に返済のシミュレーションをして、返済までの期間や毎月の利息分を含む返済金額を確認するといいでしょう。

「ダイレクトワン」では繰り上げ返済で好きなタイミングで返済ができるため、借り入れ残高をなるべく早めに減らし、支払い利息も減らしていくことをおすすめします。

金銭的に余裕があるときは返済の最低金額よりも多く返済することが、お得にローンを利用するコツです。

10万円を借り入れして、11カ月で返済した場合の総支払額

「ダイレクトワン」で10万円借り入れをして金利が18.0%と想定すると、毎月1万円・11カ月で返済した場合の総支払額は109,158円となります。以下返済表です。

回数 返済額 元金 利息 残高
1 10,000 8,500 1,500 91,500
2 10,000 8,628 1,372 82,872
3 10,000 8,757 1,243 74,115
4 10,000 8,889 1,111 65,226
5 10,000 9,022 978 56,204
6 10,000 9,157 843 47,047
7 10,000 9,295 705 37,752
8 10,000 9,434 566 28,318
9 10,000 9,576 424 18,742
10 10,000 9,719 281 9,023
11 9,158 9,023 135 0

※単位:円
※金利:18.0%

※ダイレクトワン「ご返済シミュレーション」より算出

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「ダイレクトワン」の金利や利息を下げる方法について

「ダイレクトワン」で金利や利息を下げる方法は、大きく分けて以下の2つです。

・繰り上げ返済して返済期間を短縮する
・利用限度額を増額して金利を変更する

それぞれについて、順番に解説していきます。

繰り上げ返済して返済期間を短縮する

「ダイレクトワン」では、毎月の定期的な返済日以外に繰り上げ返済が利用できます。

支払いに余裕があるときに繰り上げ返済をすることで返済期間を短縮でき、結果的に利息を減らせます。

ただし、繰り上げ返済の額にかかわらず毎月の返済は通常通り行われます。繰り上げ返済をしたからといって、その月の返済がなくなるわけではない点は注意しましょう。

また、「ダイレクトワン」の毎月の返済は最低返済額より多めに返済することもできます 。

ATMや銀行振り込みの返済の際に手数料がかかることがあるので、手数料を節約するには、月に1回の定期的な返済額を多めに設定するといいでしょう。

10万円を金利18.0%で借り入れして、11カ月で返済した場合の総支払額は「109,158円」ですが、これを半年で返済した場合の総支払額は「105,120円」です。

10万円を金利18.0%で借り入れして、最低返済額で毎月返済した場合の総支払額

「ダイレクトワン」では毎月の最低返済額は4,000円としています。 仮に10万円を借りて毎月4,000円を返済にあてるとしたら、総支払額は126,260円となり、返済まで32カ月間かかります 。

同じ18.0%の金利で同じ金額の借り入れをしても、借りている期間が長いと、その分利息は高くついてしまうので注意しましょう。

11カ月間借りると総返済額が109,158円に対して、32カ月間借りると総返済額が126,260円となるため、その差が「17,102円」も変わってきます。

増額で金利を変更する

借り入れ限度額が上がると金利が下がる可能性があります。

金利18.0%で10万円を借り入れして、11カ月間で返済した場合の総支払額は「109,158円」でしたが、この金利が3.0%減ると、総支払額は「107,497円」まで下がる計算になります。

増額するには、再度審査をすることになりますので、これまでの返済状況・直近の収入状況・他社の借り入れ状況などはひと通り確認されるでしょう。

また、身分証明書や収入印紙(※)の提出がそれぞれ必要です。

※希望利用限度額が50万円を超える場合など

金利が4.9%まで下がることはあるの?

金利を4.9%~としていますが、ここまで金利が下がることがあるのでしょうか。

「ダイレクトワン」に問い合わせをしたところ 「金利4.9%のお客様はほとんどいません」という回答でした。

公式HPの返済シミュレーションでは、利率が18.0%か15.0%の選択しかできないようになっていますし、問い合わせに対する回答からも、最低金利まで下がることはあまり期待できないという印象でした。

もちろん可能性はゼロではないので、遅延することなく返済をして返済実績を積んでいきましょう 。

「ダイレクトワン」の返済額をシミュレーション

「ダイレクトワン」の公式HPでは、返済額のシミュレーションをすることができます。

・希望金額と返済期間を定めて毎月の返済金額を算出する
・希望金額と毎月の返済金額を定めて返済期間を算出する

上記2つの方法があります。事前に調べられるのはうれしいですね。

「ダイレクトワン」のホームページでシュミレーションする

まとめ

「ダイレクトワン」の金利は他社と比較しても高い部類に入ります。増額しても思ったよりも金利が下がらないという可能性があるため、借り入れ期間を短くすることで利息の負担が大きくならないようにすることを考えたほうがいいでしょう。

実際に借り入れを行う前に、事前に毎月の返済額をシミュレーションして毎月無理のない返済ができるように計画を立てましょう。

スルガ銀行グループ「ダイレクトワン」の公式HPへ

(監修:村瀬大輔、文:土屋孝則)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※画像はイメージです

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