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2018年12月28日 12:01 更新

ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴は? 原因と片付けのコツ

「片付けられない……」から、どんどんゴミをため込んでしまいゴミ屋敷になってしまったという例はたくさん。ここでは、ゴミ屋敷になりやすい女性の5つの特徴をピックアップ。当てはまる方は、自分の部屋を見直してみてくださいね。合わせて、まず何から始めたらいいのかわからない人のために、片付けのコツもご紹介します。

ゴミ屋敷になってしまいやすい女性の特徴

Photo by Tina Rataj-Berard on Unsplash

ゴミ屋敷になるのは、だらけた人だと思っていませんか? 今、社会問題にもなっている「片付けられない」は他人事ではない場合もあります。もしかしたら、きれい好きな方でも急に片付けられなくなってしまう場合も。ここでは、ゴミ屋敷になりやすい方の特徴をご紹介します。

買い物依存症

特に欲しいと思っていなかったり、もともと買う予定ではなかったものでも、店頭で見るとつい買ってしまい、買い物をすることでストレス発散を得られる症状です。衝動買いと違うのは、買い物依存症の場合はとにかく自制がきかないこと。手持ちがない場合には、お金を借りたり、口座にお金がなくてもクレジットカードを使用したりと、購入することに対して糸目をつけないのが特徴です。

買い物依存症は女性に多いと言われており、洋服やバッグ、靴、化粧品などをまだ使えるものがあっても次々と購入してしまいます。そのため、買うという行為に満足してしまい、一度も使ったことがない、というモノも……。買い物依存症の場合は、家の中に多くのモノが溢れてしまうため、ゴミ屋敷になってしまう確率も高いといわれています。

忙しすぎる

不規則な勤務などで、地域指定のゴミ出しの日にゴミを出すことができなかったりすると、どんどんと家の中にゴミが溜まっていきます。また、忙しすぎる場合は気持ちに余裕がないため、家の中が散らかっていることは分かっていても、それを実行する体力や気力がなく、結果片付けられないという場合も。

掃除・片付けが苦手

掃除や片付けが苦手な人は、少し家の中が散らかっていても「また今度でいいや」と後回しにしがち。しかし、それが原因となり、どんどんとゴミが溜まって、結果ゴミ屋敷になっていくのです。

人は慣れてしまうので、長いことゴミが溢れる家の中にいると、だんだんと散らかっている家の中でも「汚い」とは感じなくなっていくため、さらに悪化するおそれも。

何らかの精神的ストレスを抱えている

もともとは掃除も片付けもできる人でも、精神的ストレスを感じると心に余裕がなくなり、どんどんと片付けられなくなってしまう、ということがあります。「部屋は自分の心をうつす鏡」だと言いますが、今まではきれい好きだった人が、突然片付けられなくなってしまった場合は病気の可能性も。

もったいないと思ってしまう

「いつか使う日が来るかもしれない」「まだこれは使えそうだ」と思い、なかなかモノが捨てられない人も、ゴミ屋敷になりやすい傾向があります。特に高齢者は、モノが不足している時代を過ごしているため「もったいない」と口癖になりがち。なかなか捨てられないことが多いようです。

捨てずに取っておいてしまうため、どんどんとほかのモノにまぎれ、結局は使わないというケースが大半。もったないという思いが過度になりすぎると、すでに誰かが捨てたものを「まだ使えるのに」と拾ってきてしまう場合もあります。

ゴミ屋敷を自力で片付けるために必要な道具

Lazy dummy

一念発起して家の中を自力で片付ける場合は、まず必要な道具をそろえましょう。ケガをせずに安全に行うために、必ずチェックしてくださいね。

・軍手、マスク、エプロン
作業中はかなりの量のホコリが舞い上がることが想定されます。そのため、マスクは必須アイテム。また、エプロンは着ている服を少しでもホコリや汚れから守る役割があります。軍手は、溜まっているモノを動かすときに着用します。ガラスの破片があったりすることもありますので、素手では行わないようにしましょう。

・殺虫剤
ゴミが溜まったまま放置されていた場合は、必ずゴキブリやハエなどの害虫がいます。これらを放置しておくとさらに繁殖するので、殺虫剤はあらかじめ用意しておきましょう。

・ゴミ袋
ゴミを捨てるために必須なゴミ袋。量が多い場合は多めに持っておきましょう。お住まいの地域指定のものを用意してくださいね。

・ガムテープ、紐
雑誌や新聞などをまとめるときに便利です。また、金属片やガラス製のものを処分するときは新聞紙に包むと安全に処分できますよ。このときも紐やガムテープが活躍します。

・掃除道具
モノをすべて動かし、家の中がキレイになったら掃除をしましょう。雑巾やほうき、洗剤、掃除機があるとはかどります。

ゴミ屋敷を片付ける方法

Lazy dummy

家の中をキレイにする! と決めた場合に、どのように作業を進めていったらいいかをご紹介します。ここでご紹介している手順通りに行えば、効率よく家の中をキレイにできますよ。

害虫駆除

片付けの作業に入る前に、まずは害虫駆除を行いましょう。モノを動かすたびに害虫が出てくるようでは作業に支障が出るためです。作業前日までに、家庭用殺虫剤を用いるなどして、あらかじめ駆除しておくといいでしょう。害虫駆除後に充分に換気をするなど、用法をよく確認して正しく使ってくださいね。

出入口に近いところから片付け

作業はまず部屋の出入り口から始めましょう。こうすることで、大型の不用品やゴミ袋を外に出すときも楽になります。片手にゴミ袋を持ち、自分の進む道にあるゴミをどんどん捨てていきましょう。捨てるべきか迷ったものは、とりあえずそのまま置いておき次に進んでいきます。

モノを動かしたときに隠れていた害虫が出てくることがありますので、殺虫剤を持ちながら作業をすると安心ですよ。

必要なものを仕分ける

ある程度ゴミが減ったら、捨てるべきか迷ったものを残すかどうか仕分けます。「いつか使うかもしれない」と思ったものは原則捨てましょう。

ゴミ屋敷状態になっている場合は、ほとんどが腐敗していたり害虫が侵食しているため使えるものではありません。日常生活を送るうえで必要最低限のモノと、思い出の品だけを残し、あとはすべて処分するようにします。

ゴミを運び出して清掃

ゴミをすべて外へ搬出したら掃除をします。まずはほうきでホコリを取り除き、洗剤を使って雑巾がけをしましょう。通常の掃除では汚れが落ちない場合が大半なので、念入りに行なってください。

万一、生ゴミの液漏れなどがあった場合は強力な洗剤を使用してしっかり汚れを落としましょう。そのままにしておくと、また害虫が繁殖する原因につながります。

まとめ

家の中が散らかっていると、気持ちも落ち込み、さらに負のスパイラルに陥ってしまいます。それほど、家の中の状態と精神は近い関係にあるのです。がんばってキレイにしよう! と思ったら、今までの汚い家とは縁を切るつもりで、ほとんどのモノを捨てましょう。平穏な気持ちを保つためにも、キレイな家をキープすることは必要ですね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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