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2020年10月28日 19:09 更新

家庭菜園で作るトマト栽培のコツとスケジュール

ガーデニング・家庭菜園の定番・トマトを育てる前にチェックしておきたいポイントをまとめました。トマトを栽培するのに適した時期や、苗の選び方、収穫の際に必要な道具、初心者におすすめな栽培方法などを紹介。これからガーデニング・家庭菜園をはじめる方は、ぜひチェックしてくださいね。

ガーデニング・家庭菜園のスケジュール【トマト編】

Photo by Dan Gold on Unsplash

もぎたてトマトは酸味だけでなく甘みもあって、とってもジューシー! 家庭菜園で育てれば、いつでもフレッシュな状態でトマトのサラダや料理を楽しむことができますよね。トマトはスーパーのお野菜の中でもお値段が少々お高めなので、お家で栽培できれば家計も助かって一石二鳥。

今回はそんなメリットがたくさんある、トマトの家庭菜園についてまとめてみました。

トマト栽培のスタート時期は?

Photo by Markus Spiske on Unsplash

トマトの苗は4月半ば頃から市場に出回り始めるので、その時期であればホームセンターのガーデニングコーナーで手に入れることができます。しかし、トマトの苗は人気が高いので、いい苗はどんどん売れていってしまい、店によってはすぐ品薄状態になってしまうことも。

特にゴールデンウィークはまとまった時間がとれることから、家庭菜園のベストシーズンと言われていて野菜の苗が品薄状態になることも多いので、4月後半には苗を購入しておくのがおすすめ。苗を購入した4月後半頃から植え付けを行いましょう。

トマトの苗の選び方

Photo by Francesco Gallarotti on Unsplash

トマトの苗には実は二種類あり、種から育てた「実生苗」と、野生種など丈夫な品種に栽培品種をつなぎ合わせた「接ぎ木苗」があります。実生苗と接ぎ木苗では値段も3倍以上の違いがあり、接ぎ木苗のほうがお高め。実生苗は、値段が安いというメリットがある一方で、病気にもなりやすく収穫量も少ないというデメリットがあります。そのため、初心者はガーデニングを成功しやすい接ぎ木苗のほうがおすすめです!

苗は、節の間隔が短く詰まっていて、葉も緑の色が濃く、ツヤのいいものを選ぶようにしましょう。第一花房が咲き始めれば、植え付けに適したベストタイミングです。

トマト栽培で用意するもの

・プランター
(トマトは草丈も根も長く成長するため、直径・深さともに30cmあるプランターを選ぶようにしましょう)
・鉢底石
・支柱
・培養土
・追肥用の肥料
・スコップ
・じょうろ

トマト収穫までの育て方

Photo by Markus Spiske on Unsplash

植え付け

1 .プランターにネットに入れた鉢底石を入れ、その上からだいたいプランターの半分ぐらいまで培養土を入れます。

2.プランターの中心に苗を置いたら、ウォーターポットまで土を入れ、ならします。

3.株元から10cmほど離れたところに支柱を立てます。これで植え付けは完成です。

収穫までのステップ

4. 植えたトマトに水やりをしましょう。あまり水を頻繁に与え過ぎてしまうとトマトがダメになってしまうので、表土の渇きを目安に水をあげるようにしましょう。

5. トマトが成長していくにつれて必要な作業が「わき芽かき」。トマトの養分が分散するのを防ぎ、実つきをよくするために行う作業です。わき芽とは、葉の付け根から出ている芽のこと。見つけたら早いうちに摘むようにしましょう。

6.トマトは4段目(第4花房)まで伸びたら、先端の葉を2〜3枚残し、摘芯をしましょう。摘芯とは、ある一定まで成長した植物の先端をカットする技法のことで、こうすることで養分が分散してしまうのを防ぎます。

7. 実がつきはじめたら、追肥を行いましょう。実が大きく赤く色づいてきたら収穫どきです。真っ赤に色づいたものから収穫していきます。

ガーデニング・家庭菜園のポイント【トマト編】

Photo by Andrea Riezzo on Unsplash

初心者はミニトマトがおすすめ

大玉タイプのトマトは栽培中の管理が少し複雑なため、家庭菜園ビギナーには不向き。初心者の方は、栽培期間が短くプランターでも育てやすいミニトマトを選ぶようにしましょう。赤色系のペペ・ミニキャロル、オレンジ系のチェリーゴールドなどが育てやすく人気です。

ベランダ家庭菜園で気を付けること

ベランダでの家庭菜園で気をつけたいことが「室外機」の位置。室外機から出る熱風は、プランターの土を乾燥させてしまい、植物を弱らせてしまいます。室外機の周辺にはプランターを置かないよう注意しましょう。風の向きも要注意ポイントです。

さらに、ベランダといえども雨風や台風の時にも注意が必要。雨風が心配な天気の日は、ビニールをかぶせるなどして対策をしましょう。台風のときは、できれば室内にいれてしまうのも手です。

まとめ

トマトは夜のうちにぐんぐん成長して、実に養分を溜め込むので、収穫するのは朝一番がおすすめです。朝起きてベランダでおいしく育ったトマトの実を摘み、朝ごはんの食卓に出すといいですね♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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