住まい 住まい
2018年09月12日 07:00 更新

チェストの今どきリメイク法! 100均カッティングシートを貼るだけって本当?

お部屋の模様替えをしたいけど、DIYはあまり得意じゃない……そんな方におすすめなのが、カッティングシートを使ったリメイク法です。壁や家財に貼るだけで、インテリアが一変! 気軽に雰囲気の変化を楽しむことができます。とくに今回は、100均のカッティングシートを使って、チェストを簡単にリメイクする方法をご紹介します。

チェストのリメイクに便利! 100均カッティングシート

Photo by Brooke Lark on Unsplash

カッティングシートの種類はとにかく豊富。想像している以上におしゃれなものもあって、大型店でカッティングシートのラインナップを見ると、きっと驚かされるはずです。なかでも木目調やレンガ柄、大理石柄のものに人気が集まっています。

木目調といっても実にさまざまです。壁に貼ると板壁っぽく見えるものだけでも、ナチュラルなカラーのもの、白いペンキを塗った感じのもの、アンティーク調のものなど充実。インテリアのトレンドとなっている西海岸風のテイストに仕上がりそうな、ライトブルーのものまであります。

レンガについても、茶褐色のものだけでも数種類。そのほか、アイボリーや、ランダムにレンガが配置されたものなども。また、大理石は定番の白以外に、シックな黒もラインナップ。さらに、レザー調のものや、細かいコンクリートの格子を組み合わせたモダンなデザインのものもあります。とにかくどれもプリントの品質が高く、100均とは思えないほどの完成度の高さ。好みのものが見つかりやすいですよ。

使い方はとっても簡単。貼りたい場所に合わせてハサミやカッターで切り、裏の台紙を剥がして貼るだけ。気泡ができてもタオルや物差しなどでやさしくなでると、キレイに消すことができます。

チェストのリメイクを始める前に

Photo by Ember Ivory on Unsplash

チェストにカッティングシートをいきなり貼ってもいいのですが、よりキレイな仕上がりを目指すなら、下準備をしておくのがおすすめです。ちょっとした一手間を加えるだけで、作業もしやすくなるので、初めてリメイクに挑戦する方はチェックしておきたいところ。

表面をやすりで削る

チェストなどの家具は、表面が平らに見えて、実は小さな凸凹がたくさんあります。そのため、そのままカッティングシートを貼ると、貼りムラができやすくなってしまうのです。それを防ぐためには、紙やすりで表面を軽く削っておくこと! 貼りやすさがアップし、気泡なども入りにくくなります。

プライマーで接着面をアップ

カッティングシートのなかには、貼っても剥がせることをセールスポイントにしている商品も少なくありません。つまり、シートの裏に接着剤が塗られていますが、強度は控えめ。そのため、チェストの素材や形状によっては、うまく貼れなかったり、時間が経つと剥がれてしまったりする恐れがあります。それを防ぐのに役立つのがプライマーです。プライマーは、シートの接着剤とチェスト表面の密着性を高める役割をします。

100均カッティングシートでチェストをリメイク!

用意する道具

Photo by Kelly Sikkema on Unsplash

カッティングシートを貼るのに、特別な道具は必要ありません。ご自宅にある以下の道具を用意しておきましょう。

・物差し(できるだけ長さがあるもの)
・カッター
・カッターボード
・マスキングテープ
・タオル

物差し、カッター、カッターボードは、カッティングシートを適切な大きさに切り出すのに必要です。カッターボードがない場合は、カッターを使わずハサミを使ってもOKです。

マスキングテープは、カッティングシートを貼りたい場所に的確に貼るための仮貼りに使います。

タオルは、カッティングシートを貼った後にできる気泡を消すためのもの。物差しにタオルを巻きつけて即席スキージーを作るのにも使えます。

貼り方のポイント

Photo by Samuel Foster on Unsplash

誰でも簡単に貼ることができるカッティングシートですが、ちょっとしたコツを知っておくと、よりキレイに簡単に貼ることができます。まず、面倒でもマスキングテープによる仮貼りは必ず行ってください。きちんとチェストにシートを合わせたつもりでも、貼っているうちにズレが生じてしまいます。

また、裏の台紙は一気に剥がしてしまわずに、少しずつ剥がしながら貼っていくのがおすすめ。その方が気泡ができにくく、失敗するリスクが少なくなります。

チェストの天板など、曲線がある場合でも切れ目を入れたりすることなく、カッティングシートを貼る方法は、ドライヤーの温風を当ててシートを伸ばしながら貼ること! シワや折り目なくキレイに貼ることができますよ。ただし、シートは伸ばすと元には戻せません。また、あまり強くシートを伸ばしてしまうと、色にムラができてしまったり、柄がかすれてしまったりすることがあります。変色の恐れがあるので、ドライヤーをシートに近づけすぎないよう注意してください。

曲線部にできた気泡は完全に除去するのが難しいため、針で小さな穴を開けて、そこから空気を逃がしてあげるといいでしょう。

まとめ

安くておしゃれで作業が簡単。カッティングシートは大掛かりなDIYは苦手という方でも、手軽に模様替えできる強い味方です。100均にはカッティングシートの種類が豊富なので、いくつか組み合わせて貼ってみるのも、オリジナリティが出てよさそうですね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-