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2018年12月17日 17:37 更新

お掃除のプロが教える! 常備しておきたい掃除スプレー&作り方

お掃除の際に、あらゆる場所で活躍してくれるお掃除スプレー。実は自分で自作できるものも多いのです。今回は、プロが認める、ナチュラルクリーニング派におすすめなスプレーの簡単な手作り方法や、おしゃれな収納方法を紹介します。

※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。

ナチュラルクリーニング派に! プロがイチオシの掃除スプレー&作り方

Photo by Nick Karvounis on Unsplash

こんにちは! CaSyお掃除キャストのせきです。

普段のお掃除に役立つアイテムと言えば、スプレー。広い範囲に適量をサッと散布できたり、掃除したい箇所に狙い撃ちできたりと、掃除範囲に限らず使い勝手が良いのがメリットです。

スプレーボトルは中に入れる洗剤を変えることで、さまざまな場所で使い分けることができるので、数本ストックしておくと便利。

今回は、常備しておきたいお掃除スプレーとその作り方を紹介します。

(1)アルカリ電解水スプレー

Lazy dummy
私が普段よく使っているスプレーといえばこれ! アルカリ電解水であるセスキ炭酸ソーダ+電解水クリーナーです。

ニスなどコーティングがされた場所以外であれば、ほとんど、どんな場所にでも使うことができます。さらに、油汚れに強いため、特にキッチン周りのお掃除にはぴったりです。これを吹きかければ、洗剤いらずで油がしっかりと浮き出てきますよ。

アルカリ電解水スプレーの作り方&使い方

油汚れに強力に効果を発揮してくれるアルカリ電解水は、自宅でも簡単に作ることができます。
準備するものは以下です。

・水 500ml
・セスキ炭酸ソーダor炭酸ソーダ(炭酸塩) 小さじ1
・スプレーボトル

スプレーボトルに水を入れ、その中に炭酸ソーダを入れてかき混ぜるだけ。炭酸ソーダの量は、汚れの度合いによって調整してみてくださいね。また、炭酸ソーダはスプレーの底に沈殿するので、使う際には十分に振って混ぜてから使いましょう。たったこれだけで、油汚れに効果てきめんな万能スプレーの完成です!

冷蔵庫の中やコンロ周り、電子レンジの内部などは、洗剤を泡立てて汚れをこすり、水拭きを繰り返して……と、面倒なお掃除になりがちですよね。スプレータイプのメリットは、範囲の狭い汚れにも狙い撃ちしてお掃除ができるところ。このスプレーを常備しておけば、ちょっとした食べこぼしや油ハネしてしまった部分も、サッとその場で拭き取ることができます。

(2)クエン酸スプレー

クエン酸はその名の通り、酸性であるため、水垢やトイレにこびりついてしまった尿石などのアルカリ性の汚れをしっかり分解してくれます。

クエン酸スプレーの作り方&使い方

・水 200ml
・クエン酸 小さじ1

この材料をスプレーボトルに入れて混ぜるだけ! キッチン周りの水垢にスプレーして拭き取るだけで、すっきりとキレイに水垢を落とすことができます。

また、トイレの尿石やお風呂の鏡の水垢掃除など、ちょっとしつこい汚れには湿布法というお掃除方法がおすすめです。トイレットペーパーやキッチンペーパーなどをお掃除したい場所に置き、その上からクエン酸水をスプレーしていき、パックのように数分おきます(トイレで行う場合は必ず、水に流せるトイレットペーパーを使用しましょう)。その後は、普通のお掃除と同じくしっかりと拭き取るだけでお掃除完了!

鏡など、壁面に付いている箇所に関しては、まずスプレーでクエン酸水を吹きかけてそこにキッチンペーパーなどを貼り付け、その上からさらにスプレーするとずり落ちてくることがなく、楽にお掃除ができます。

(3)重曹スプレー

重曹水のスプレーも、アルカリ電解水と同じくアルカリ性であるため、酸性の汚れである油汚れなどを分解してくれる効果があります。

どちらかといえばアルカリ電解水の方が強力ではありますが、料理などにも使用できる重曹は家庭に置いてあることも多いため、どちらかといえば重曹水スプレーを普段使い用に、という使用方法がおすすめです。

重曹スプレーの作り方&使い方

・水  100ml
・重曹 小さじ1

重曹と水をスプレーボトルに入れ、振り混ぜるだけ。アルカリ電解水と同じように、キッチンの油汚れに使ってもOKですが、まな板の汚れやスプーンなどの銀製品の汚れや、くすみを取ることにも使用できます。

より効果を高めたい場合は、クエン酸水と同じように湿布法でパックし、数分置いてから拭き取ることで、落としづらい汚れもすっきり落とすことができますよ。

(4)オキシクリーンスプレー

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洗濯槽のカビがごっそり取れる! と話題になり、人気上昇中のオキシクリーン。実は、このオキシクリーンもスプレーにすることで、さまざまな場所に使用できる万能お掃除スプレーになります。浸け置きなどに使用することが多いオキシクリーンですが、スプレーにする場合の作り方や使い方は以下の通りです。

オキシクリーンスプレーの作り方&使い方

・水 250ml
・オキシクリーン 小さじ1〜2

スプレーボトルに水を入れたら、そこにオキシクリーンを投入。よく混ぜて、スプレーボトルのフタをしっかり締めましょう。魚焼きグリルやコンロなど、油汚れに効果を発揮するので、スプレーして数分置いておき、こすり洗いするだけで驚くほどピカピカに!

窓にシュッと吹きかけて拭き掃除ができるなど、あらゆる場所に使えるまさに万能スプレーです。
ただ、濃度が濃いと、フローリングなどのコーティングを剥がしてしまう可能性があるため、コーティングされている素材や畳などの天然素材には使用しないようにしましょう。

そしてオキシクリーンのすごいところは、カビに効果を発揮してくれるところ! お風呂のゴムパッキンやタイルのカビにスプレーし、上からキッチンペーパーなどでパックをした後、さらに上からオキシクリーンスプレーを吹きかけます。30分程度放置した後に洗い流せば、カビ取り剤を使わなくとも、すっきりとカビを落とすことができます。もし、それでもカビが落ち切らない場合は歯ブラシなどでこすり洗いしましょう。

スプレーボトルのおしゃれな収納法

お掃除に大活躍してくれるスプレーたち。しかし、ものによっては収納の際に生活感が滲み出てしまうことも……。

最近は、100均などでもおしゃれなスプレーボトルがいっぱい。色をモノトーンに揃えたり、英字のラベルを貼ったりするだけでグッとおしゃれになります。

この時のポイントは形を揃えること。統一感が出てすっきりとした印象になります。また、スプレーのレバー部分をワイヤーラックやアイアンバーなどに引っ掛けて、あえて見える収納をすることもおすすめです。安く買えるものが多いため、100均や無印良品などで、こだわりのスプレーボトルを探してみてくださいね。

まとめ

体に安全な成分で汚れが落とせるお掃除スプレーは、子どもやペットのいる家庭でも安心して使うことができますね。普段家にあるもので手作りできるので、わざわざいろいろな場所に合わせた洗剤を購入する必要がなく、エコにもつながります。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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