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2019年04月03日 17:49 更新

つけおき掃除が効果を発揮する4つの場所と正しいやり方

さっと拭き掃除をしても取れないガンコな汚れには「つけおき掃除」で対応しましょう。けれども、つけおき掃除にはいくつかのポイントがあります。いったいどのような点に注意すればよいのでしょうか? 今回はつけおき掃除が適している汚れについて、ご紹介します。

しつこい汚れにこそ、つけおき掃除?

Lazy dummy

ガンコな汚れはすぐに落としたくても、なかなか取り除くことができずに悩んでいる方も多いですよね。すぐにきれいにできることにこしたことはありませんが、ガンコな汚れは時間をかけてつけおき掃除をしてみるのもひとつの手です。汚れを落とすこと自体には時間がかかりますが、その間に他の場所の掃除に着手できるので、効率よく掃除を進めることができますよ。

つけおき洗いが適している場所は?

Lazy dummy

つけおき掃除に向いている場所は、ずばり水に強い場所です。水分や湿気に弱い場所や物は、つけおき掃除に向いていないので気をつけてくださいね。逆に風呂や洗濯槽など普段水を使っている場所は、つけおき掃除に最適な場所です。

風呂の皮脂汚れに

毎日のように洗わなければならない風呂場。でも、体が濡れてしまうだけではなく、腰をかがめなければならないので、腰を痛めてしまう可能性があるなど、さまざまなリスクがあることから「あまりお風呂掃除が好きではない」という方も多いでしょう。そんな方におすすめしたいのが、重曹を活用したつけおき洗いです。

風呂の浴槽や蓋にこびりついた皮脂汚れを落としたいなら、アルカリ性の重曹がおすすめ。風呂の残り湯に重曹を適量溶かし、汚れが気になるイスや洗面器、蓋などをつけて一晩待ちます。翌日シャワーをていねいにかけてこすりながら重曹を落としてあげれば終了です。

水垢汚れや石鹸のカス汚れが気になる場合はクエン酸をあわせると、さまざまな汚れを一気に取り除いてくれますよ。

レンジフード・換気扇の油汚れに

調理中は油がさまざまな場所に飛び散っています。目につきやすいガスコンロ周りはよく掃除をしているけれど、レンジフードや換気扇はサボりがちという方も多いのではないでしょうか。レンジフードや換気扇は油汚れのほか、ホコリや塵もたまりやすい部分。放置しておくと油汚れとホコリが合わさって落としにくくなってしまいます。

まずは、換気扇のコンセントを抜いて、掃除中に誤作動を起こさないようにします。ファンなど取り外せるパーツをすべて外したら、ぬるま湯にアルカリ性洗剤を溶かした溶液を用意して、その中に取り外したパーツを入れ、30~60分ほど待ちましょう。

つけおき掃除を行うのは洗面器などでも構いませんが、大きめのポリ袋を使うと掃除後に溶液を捨ててそのまま袋を処分すればいいので便利です。時間が経ったら、使い古した歯ブラシなどで軽く汚れをこすり、最後に水で汚れと洗剤を洗い流します。

洗濯槽の汚れに

下着やタオルなど肌に直接触れるものを洗う洗濯槽は、身体に優しい重曹を使いましょう。つけおきモードなどを使って、最大水位まで水を溜めます。

次に200cc程度の重曹を入れ、「洗い」ボタンで、洗濯機を回していきます。後は一晩放置して、次の日、洗濯槽に浮いてきた汚れをすくい取ってからもう1度洗濯機を回せば完成です。

ただし、洗濯槽に発生する黒カビについては、重曹に除去効果は期待できません。黒カビを除去したい場合は、酸素系の漂白剤を使用することをおすすめします。

ガスコンロのこびりついた汚れに

ガスコンロのお手入れのポイントは、汚れの段階によって使うものを分けること。焦げ付きや油汚れが気になるなら、重曹がおすすめです。ぬるま湯に重曹大さじ1杯を溶かし、その中にガスコンロから取り外した五徳をつけていきます。

1時間程度経過すると、五徳にこびりついていた汚れが浮き上がってきます。汚れが浮き上がってきたら、メラミンスポンジで軽く擦り、汚れを落としてください。最後に、水気をキッチンペーパーで拭き取れば終了です。

しばらく五徳を掃除した記憶がないという方は、重曹とクエン酸を両方使うのがおすすめです。アルカリ性の汚れに、効果的なクエン酸を合わせることで、長い時間をかけて蓄積されたさまざまな汚れを除去することができます。

さらに、強い汚れの場合は「煮沸」をしましょう。はじめに鍋を用意し、水1リットルに対し、重曹とクエン酸を50gずつ入れます。そこに五徳を入れたら、火につけて沸騰させ10分以上待ちます。火を止めたら、冷めるまで放置してください。あとは重曹掃除と同様に、スポンジで擦り水気を取ったら終了です。

まとめ

つけおき洗いをすることで、長年蓄積された汚れを少しずつ取り除くことができます。また、つけおき掃除と他の掃除をすることによって、掃除を効率よく進めることができるというメリットも。さらに、夜つけおき掃除をして、朝汚れを流すという方法も有効です。つけおき掃除という方法をとって、時間を上手に活用しましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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