洗面台の掃除方法まとめ！　重曹×クエン酸で3大汚れもピカピカに！

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水回りは掃除が大変な部分ですが、実は、重曹とクエン酸を上手に使えば、洗面台のあらゆる汚れをきれいに落とすことができるんです。では、重曹とクエン酸はそれぞれどのように使い分けると汚れをしっかりと落とすことができるのでしょうか？

物質の性質というのは、酸性とアルカリ性に分類することができます。重曹は弱アルカリ性のため、酸性の物質を中和し、分解することができます。そのため、例えば皮脂の汚れなどといった酸性の汚れを落とすのに向いています。

クエン酸は、重曹とは逆に酸性の性質を持っており、アルカリ性の汚れを中和・分解によって落とします。クエン酸が得意とする汚れは、水垢や石鹸カス。また、クエン酸には殺菌効果や消臭効果もあり、嫌なニオイも落としてくれます。

洗面台の中でも特に掃除に苦労する部分といえば、鏡と蛇口、そして排水口。ここでは、その3大汚れをクエン酸と重曹できれいに落とす方法を解説します。

洗面台の鏡は、飛び散った水道水に含まれる炭酸カルシウムが固まって水垢ができやすい部分。水垢をきれいに落とすには、クエン酸が効果的です。

クエン酸は、一般的には粉状で販売されていますが、水に溶かして利用します。200mlの水に対してクエン酸小さじ1杯を加えてかき混ぜ、溶けたらスプレーボトルに入れてください。このクエン酸スプレーを水垢のついた鏡に「シュッ」と吹きかけて、15分程放置した後きれいな布を使って水拭きし、最後にマイクロファイバークロスで乾拭きして仕上げます。

もし、鏡に手垢など皮脂汚れがついている場合は、重曹も合わせて使って掃除しましょう。重曹も粉状で販売されているため、100mlの水に小さじ1杯の割合で溶かして重曹スプレーを作り、汚れの部分にスプレーして拭き掃除をします。

クエン酸スプレーや重曹スプレーを鏡に吹きかける際は、洗面台のコンセントにテープを貼るなど、中に水が入らないようにしてくださいね。

洗面台の蛇口も水垢がつきやすいので、鏡と同様にクエン酸を使って掃除をしましょう。蛇口にクエン酸スプレーを吹きかけてスポンジでこすれば、水垢で白っぽくなっていた蛇口がピカピカに蘇るはず。蛇口の根元の部分は特に汚れが落ちにくい場所なので、クエン酸スプレーの液をたっぷりと染み込ませたティッシュやキッチンペーパーで覆って数時間パックしておくのもおすすめです。

もし、それでもなかなか落ちない頑固な水垢がついている場合は、粉末状のクエン酸を汚れの部分にかけ、メラミンスポンジでこすりましょう。特殊な樹脂でつくられたメラミンスポンジは、研磨材のように汚れを削り取る働きを持っているので、通常のスポンジではなかなか落とすことが難しい汚れも落としてピカピカにしてくれます。

メラミンスポンジにはさまざまな形や大きさのものがあります。このようにカットされて先が尖ったものなら、細かい部分まで掃除がしやすそう。

洗面台の掃除の中でも特に厄介なのが排水口。「掃除するのが面倒」「排水口を触るのが億劫」と、つい放置してしまいがちな排水口ですが、きちんと掃除をしておかないと、詰まりやヌルヌルの原因となったり、カビが発生したりすることもあります。

そんな排水口の掃除も、クエン酸と重曹があれば楽チン。それぞれ単独でも使うことができるクエン酸と重曹を、ここでは組み合わせて使って、排水口の汚れをすっきりと一掃しちゃいましょう。

クエン酸と重曹、そして水を混ぜ合わせると、化学反応によって炭酸が発生し、ブクブクと発泡を始めます。その泡は、手の届かない排水口の奥までしっかりと行き届いて、自分ではなかなか落とすことのできない汚れも落としてくれるのです。

クエン酸と重曹を使った排水口の掃除は次のように行います。
①排水口のヘアキャッチャーに溜まったゴミや髪の毛などを取り除く。
②カップ2分の1の重曹を排水口に振りかけ、その上にカップ4分の1のクエン酸をかける。
③そこにコップ1杯程度のぬるま湯を流し込む。発泡が始まるので数分間放置する。
④スポンジや歯ブラシなどでこすって汚れを取り除く。

排水口用のブラシを使えば、歯ブラシでは届かない奥の方までお掃除がラクラク。さらに排水口をきれいにできます。

人体に安全な成分でありながら、掃除にも効果絶大のクエン酸と重曹。これらを汚れに応じて使い分けたり、時には組み合わせたりして掃除をすれば、洗面台のさまざまな汚れを簡単に取り除くことができます。洗面台がきれいだと、毎朝気持ちよく1日が始められそうですね。ぜひ、クエン酸と重曹を活用して洗面台をピカピカにしてみてください。

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