寝室掃除の正しいやり方! 4つの寝具のメンテ方法も要確認
質の高い睡眠を取るには、寝室をいつも気持ちよく過ごせる状態にしておくことが大切です。そのために、掃除は不可欠。ここでは、寝室掃除をするときに、すべき場所とやり方について紹介。特に、布製品が多い寝室は、ほこりがたまりやすい場所なので、これを参考に掃除に取り組んでみましょう。
寝室で掃除をするべきポイント
寝室は布団やカーテンなど、布製品が多い空間なのでほこりがたまりやすいもの。場所やアイテムごとに掃除の仕方のポイントをチェックしましょう。
天井や壁
フローリングの床
いきなり掃除機をかけてしまうとほこりが舞い上がり、布団やカーテンに付着して衛生上好ましくありません。
ワイパーでほこりや髪の毛を取ってから、掃除機で細かいゴミを吸い取ります。毎日の掃除が理想的ですが、忙しい家庭は週に1回のペースで行うとよいでしょう。
カーペット
カーペットは、ほこりを吸着しやすいです。そのため、掃除機を使ってほこりを吸いましょう。毛の流れに逆らってかけると、からみついたほこりや髪の毛が取りやすいです。ていねいに下から上、左から右など全方向にかけてください。
カーテン
床を掃除する前に、ハンディワイパーを使ってカーテンレールのほこりを払います。カーテンの汚れが気になるときは、フックを外してネットに入れ、洗濯機のドライコースで洗いましょう。中性洗剤で優しく洗うのがおすすめです。
カーテンが洗えない場合は、吊ったままほこりがつきやすい上部と下部に掃除機をかけ、布用消臭スプレーをかけて染み付いた臭いを取り除いてください。
エアコン
エアコンは掃除を怠ると内部にカビやほこりがたまって、エアコンの風と一緒に空気中に拡散されます。こまめにフィルターと送風口の掃除をしてください。
エアコンのフィルターは、外してから掃除機でほこりを吸い取り、洗面所やお風呂場で水洗いします。歯ブラシなどで網目の汚れをかき出し、乾燥させてから元に戻してください。
送風口は雑巾で拭き、汚れがこびりついて取れない場合は雑巾に中性洗剤を染み込ませてこすります。汚れが取れたら、水で濡らして硬く絞った雑巾で拭き取りましょう。
クローゼット
衣類についたほこりがたまりやすいクローゼットは、床のほこりをワイパーで取ってから掃除機をかけます。定期的に開け放して空気を入れ替えるようにしてください。
照明器具
電球やシェードには、いつの間にかほこりが付着してます。明かりを消したまま、ハンドワイパーで拭き取りましょう。
寝具の掃除法
布団
天気のいい日に天日干しし、湿気を逃がします。生地の傷みや汚れ防止のため、シーツをかけたまま干しましょう。ベストな時間帯は10~15時です。気温の下がる夕方になる前に取り込んでください。
布団叩きで叩くと中の詰め物が傷むため、ブラシで表面についた汚れを落とすように優しくなでます。花粉が多い季節は、天日干しを避けて風通しのいい室内に干すか、布団乾燥機を活用しましょう。
ほこりやダニは、ふとん用ノズルをつけた掃除機で吸い取ります。
枕
枕も布団と同じく定期的に干して、湿気によるカビの発生を防ぎます。両面に風をあてることがポイントで、100円ショップにある枕干しを使うと裏返す手間が省けます。
枕干しは枕を干す専用のハンガーで、枕を挟んで竿にかけるだけで両面に風を通せます。ダイソーやセリアで手に入り、ぬいぐるみも干せるので、小さい子どもがいる家庭はぬいぐるみも干しましょう。
シーツや枕カバー
人の皮脂がついて汚れやすいシーツや枕カバーは、週に1回清潔なものに交換するのがいいでしょう。
マットレス
湿気を防ぐため、陰干しします。寝室の窓を開け風通しをよくし、カバーを外してベッドなどに立てかけてください。
寝室をもっと快適な空間にするために
寝室を掃除したら、今度は換気や香りのアイテムで快適な空間になるよう工夫しましょう。リラックスできる空間になれば、睡眠の質もアップしますよ。
換気を意識
寝室を閉め切ってしまうと空気が循環せず、ほこりや二酸化炭素の増加が気になります。寝苦しくなり、良質な睡眠が妨げられてしまうので、就寝中も換気を意識したいものです。窓は全開ではなく、ほんの数センチ開けるだけでも空気の通り道ができます。
日中は窓を開けて新鮮な空気を取り入れたいところ。しかし、外出中で難しい場合は、空気清浄機を活用して室内の有害微粒子を除去してください。
好きな香りでリラックス
寝つきが悪い方は、ベッドサイドにアロマを置いて香りに癒されるとぐっすり眠れますよ。副交感神経が刺激され心身ともにリラックスできるので、自分の好きな香りを用意してください。
アロマディフューザーやアロマスティックなら火を使わず、就寝中も安心です。
まとめ
寝室は床や壁のほか、カーテンや布団にもほこりがつきやすいので、定期的な掃除が必要不可欠です。こまめな掃除と換気、アロマなどのひと工夫で、落ち着ける空間にしましょう。