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2018年05月18日 13:00 更新

ボンドを塗って掃除するという新発想! 効果のほどは?

掃除機やほうきでのおおまかな掃除だけで、細々とした箇所はつい後回しになってしまっているという方も多いのではないでしょうか。細かな部分の汚れを取りたいときに、活用したいアイテムが「ボンド」です。今回は、ボンドが掃除でどのように活用できるのかについてご紹介します。

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本当にキレイになるの? ボンドを使った珍掃除法

Lazy dummy

接着剤として知られている木工用ボンド。図工の授業で使ったきり、手にした記憶がないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は今、木工用ボンドを活用したちょっと変わった掃除術が話題となっています。では、どのようなシーンで役立てることができるのか、早速チェックしていきましょう。

ボンド掃除の手順

ボンドと言ってもさまざまな商品がありますが、掃除に活用できるのは「木工用酢酸ビニル樹脂系エマルジョン」です。自宅にあるもので掃除ができるのか不安……という方は、しっかりパッケージを確認してくださいね。

木工用ボンドが用意できたら、掃除したいものにたっぷりと塗って、しっかりと乾かします。十分に乾いて、白かったボンドが透明になったらあとは一気にはがすだけ。

ボンド掃除ができる場所

どんなにていねいに掃除をしていても、細かな隙間や油汚れのひどい箇所はきれいにホコリや汚れを取り除くことができないですよね。そのような箇所の掃除に、木工用ボンドが使える! といわれています。

ブラシ

ブラシの毛と毛の間は、ホコリや抜け落ちた髪の毛が詰まりやすいです。手で取ろうと思っても、髪の毛が切れてしまって上手に取り除くことができません。しかし、毛と毛の間を敷き詰めるように木工用ボンドを厚めに塗って乾かしてみてください。最後に、乾いたボンドをはがせば、ホコリや髪の毛がくっついて汚れを取り除くことができます。

リモコン

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毎日のように使うリモコンは、手垢やホコリが付きやすいです。ボタンとボタンの間を埋めるようにボンドを塗ってはがせば、ホコリをきれいに取ることができますよ。ボンドはリモコンの表面がすべて見えなくなるよう一面にまんべんなく塗ってください。はがすときに気をつけたいのが、しっかり乾燥させること。乾燥させなければ、ボタンの際の溝に、ボンドが残ってしまいます。

自転車のサビ

外に放置していることが多い自転車は、時間の経過とともにサビついてしまうことがあります。木工用ボンドを、サビを覆うように厚めに塗り、乾かしてからはがします。ほかのアイテムと異なり、屋外での作業になるため、ボンドを塗ってから一晩置いておくのはおすすめできません。例えば、朝に塗り、夕方はがすなど、塗り始める時間を考慮して作業することをおすすめします。

ガスレンジの溝

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ガスレンジの溝は、調理中の油が飛び散りやすい箇所。ふきんなどで拭いても、きれいに汚れを取り切れないことが多いです。この部分を放置して掃除を終えてしまうと、少しずつ油汚れが蓄積されていってしまいます。

しかし、木工用ボンドを、溝を埋めるように塗り、しっかり乾燥させてからはがせば、油汚れが木工用ボンドについてきれいに取り除くことができます。

換気扇

ガスレンジ周り同様、油汚れが気になる箇所に換気扇がありますよね。換気扇もほかの箇所に使うときと同様、全面にボンドを塗ってしっかり乾燥させてからはがすことで、油汚れを取り除くことができます。しかし、ホコリ汚れと異なり、少し落ちにくいので、1回で十分な効果が見られないときは、2回、3回と繰り返してみるとよいでしょう。

ボンド掃除の注意点! デメリットとは

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ボンド掃除の注意点

木工用ボンドを活用した掃除を成功させるポイントは、厚めに塗ること。接着の用途で使用するときは、薄めに塗ることを心がけますが、今回は掃除したい箇所にまんべんなく木工用ボンドを塗っていきましょう。薄めに塗ってしまうと、はがれずにボンドが残ったままになってしまうため気を付けて。

また、きれいにはがすもう1つのコツが、しっかり乾かすことです。普段よりも厚めに塗っている分、乾きが悪いので、木工用ボンドをつけてから1日以上置いておくことをおすすめします。

ただ乾いたまま何日も放置してしまうと、木工用ボンドが固くなり、剥がれなくなってしまいます。うまくはがれずに残ってしまった場合は、お湯につけてふやかしてから取るようにしましょう。

ボンド掃除のデメリットは?

木工用ボンドによる掃除は、成功すれば普段取れない汚れをきれいに取り除くことができますが、塗ってから木工用ボンドが乾くまで置いておかなければなりません。日常的に使用していないものであれば差支えないかもしれませんが、リモコンなど毎日使用するようなものは、その間使えなくなるため、不便に思う人もいるでしょう。

また、乾き具合によっては失敗してしまう可能性もあります。水に濡れても構わないものであればお湯でふやかすことができますが、リモコンなどはそれができません。

ボンド掃除を行うときは、その点を考慮して行いましょう。ボンドを固めるまで待てない場合は、下に紹介する商品を使って掃除をするのもおすすめ。木工用ボンドと同じ仕組みで、汚れを吸着して掃除ができます。

アイリスオーヤマ サイバークリーン 袋入り 80g ZIP-75
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スライム状のクリーナーをリモコンやパソコンのキーボードに押し付けることで、木工用ボンドと使用したときと同じ原理でホコリの除去ができるアイテムです。水や洗剤を使用せずに掃除ができるほか、除菌効果も期待できます。

ボンド掃除のメリットは?

木工用ボンドによる掃除は、普段なかなか手が回らない細かな箇所の掃除ができるだけではなく、乾かした後、一気にはがす行為におもしろみや爽快感がある! というメリットもあるようです。ペリペリとはがしたときの爽快感、味わってみてくださいね。

まとめ

接着剤として知られている木工用ボンドはブラシやリモコンの隙間に入り込んだサビの除去に役立ちます。ホコリや油汚れがきれいに取れるのはもちろん、はがすときに味わえる爽快感がやみつきになるという点も人気の理由のようです。しかし、失敗のリスクもあるようなので、掃除に木工用ボンドを使用するときは、メリット・デメリットを把握したうえで行うようにしましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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