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2017年12月30日 11:21 更新

ぬいぐるみは洗濯できるの?洗い方や普段のお手入れのコツ

子どもが大好きなぬいぐるみは、毎日使っているからこそ汚れも気になるものです。でも、ぬいぐるみを家庭で洗うのは大変そうに感じてしまうでしょう。洗い方のコツさえ覚えてしまえば、家庭でもぬいぐるみは洗えます。洗い方や干し方を確認してみましょう。

ぬいぐるみって洗濯できるの?

Lazy dummy

そもそも、どのようなぬいぐるみが洗濯できるのか知らなければなりません。洗えないぬいぐるみを洗濯すれば、取り返しがつかないことになるかもしれないのです。

洗濯できるかを確認

自宅で洗濯できるぬいぐるみか確認するには、洗濯表示をチェックするのが一番です。洗濯表示で手洗いマークがついていれば、家庭でも洗うことができます。ぬいぐるみによっては洗濯表示がなくなってしまっているものもあるため、洗えるか素材で判断する方法も利用してみましょう。

洗える素材は?

ポリエステルなど化繊のぬいぐるみは、家庭で洗える可能性があります。中綿もポリエステル素材であれば、洗って問題ないでしょう。ただし装飾品が革や紙など洗えない素材である場合は、洗濯することはできません。中に機械が入っているものや、色落ちするもの、大きなぬいぐるみも洗わないようにしましょう。

付属品は取り外す

付属品が付いているぬいぐるみでも、別途取り外しができるものがあります。ヌードタイプのぬいぐるみで、化学繊維となっているなら洗うことができます。付属品は洗う前にすべて取り外し、ぬいぐるみ本体だけ洗うようにしましょう。洋服を着せているものは取り外し、ラベルが外せるかも確認してください。

ぬいぐるみの洗濯方法

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家庭で洗えるぬいぐるみであれば、次のような手順で洗濯できます。ぬいぐるみの洗い方は難しくありませんから、子どもがいる家庭ではぜひ覚えておきましょう。

必要な道具

必要な道具は、ブラシ、洗面器、おしゃれ着用の中性洗剤、タオル類です。ぬいぐるみの毛の内部には多数のホコリや汚れが溜まっていますから、洗う前にブラッシングしてかきだしておきます。ぬいぐるみが入る洗面器がなければ、バケツや浴槽を使って洗うことも可能です。

洗濯の方法

洗面器などにぬるま湯を張り、おしゃれ着用洗剤を溶かし入れます。ぬいぐるみを洗剤液に浸したら、押し洗いしてください。汚れが目立つ部分は、優しく擦り洗いします。ぬいぐるみの汚れが落ちたら、軽く絞りぬるま湯を変えてすすいでいきましょう。洗剤が残ると変色の原因となるため、すすぎは3回くらいやってください。仕上げに柔軟剤を入れると、ぬいぐるみの肌触りがふわふわになります。この洗い方は抱き枕のダニを退治するためにも使える方法です。

ぬいぐるみを丸洗いできない素材では、ぬいぐるみをビニール袋に入れ、全体に重曹をふりかけます。30分くらい経ったら掃除機で重曹を吸い込みます。このやり方なら、ぬいぐるみのニオイも解消できるでしょう。

ぬいぐるみを干す時の注意

すすいだぬいぐるみは、バスタオルを使って水分を吸い取ります。タオルで包んだら、洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水にかけましょう。脱水時間は10秒ほどで、手動で止めます。脱水が甘いようなら、10秒の脱水を再びやってください。一度に脱水時間を長くすると型崩れの原因となるため、こまめに水分の切れ具合を見ながら調節しましょう。

ぬいぐるみを干すときには、平干しにして陰干しします。風通しがよい場所に置き、直射日光を避けましょう。セーターの物干しネットがあればそれを使い、ない場合は洗濯ネットに入れたまま平干しすると便利です。

部分洗いやお手入れ方法

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丸洗いすると完全に乾くまで時間がかかるため、多少の汚れでしたら、部分洗いを選択するのもよいでしょう。汚れた部分のみ洗う方法なら、手間がありません。

部分洗いの方法は?

部分的な汚れには、中性洗剤を薄めたものを布に取り、汚れを叩くように拭き取ります。汚れがこびりついている場合は、歯ブラシを使って擦るとよく落ちるでしょう。最後に水を含ませた布で洗剤を拭き取って仕上げます。

普段のお手入れ方法は?

普段はこまめに掃除機をかけてホコリを吸い取り、天日にときどき干してダニを退治しましょう。日に当ててから掃除機で吸い込むと、ダニの死骸や糞を吸い込めて、アレルギー対策になります。

ぬいぐるみクリーニング専門業者があった!

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ぬいぐるみが大きくて家庭では洗えない場合や、子育てで忙しく洗う時間がない方は、クリーニング業者を利用してみましょう。

ぬいぐるみクリーニング専門業者とは?

クリーニング業者はぬいぐるみを洗うだけでなく、ほつれや修理、綿詰めまでしてくれます。抗菌加工や、防ダニ加工を施してくれる業者もあるため、ぬいぐるみの清潔感を気にする家庭にピッタリです。なかには天然のせっけんで丸洗いしてくれる業者もあるため、赤ちゃんが遊ぶぬいぐるみの洗浄にも使いやすいと言えます。

まとめ

ぬいぐるみが汚れてきたと思ったら、家庭で洗濯してみましょう。中性洗剤でやさしく押し洗いするだけですから、日ごろ洗濯をする主婦にとって難しい工程はありません。忙しく洗えないときには、クリーニング業者を利用するのもいいでしょう。きれいになればダニも退治でき、子どもにも安心して使わせることができます。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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