面倒くさい網戸掃除が楽になる！　簡単テクまとめ

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窓と異なり、常に外気にさらされている網戸。外側からは、土埃や車の排気ガスに含まれる煤煙、花粉や黄砂が、さらに家庭内からは台所で発生し流れてくる油煙、部屋の埃、さらに家庭によってはタバコの煙やヤニなどが混じり合って網戸に付着していきます。一つの汚れではなく、いろんな成分が混じり合った複合汚れはとっても頑固、さらに長時間放置してしまうとこびりついてしまい、洗剤を用いてもきれいに落とすには一苦労……なんてことになりかねません。

網戸は汚れが溜まってひどくなってからお掃除するのではなく、日頃からこまめに網戸掃除を行い、汚れを溜めないことが掃除の手間を増やさないコツ。そのほうが、網戸掃除で後々大変な目にあわずに済みますし、結果的に面倒くさくないですよ！

とはいうものの、網戸を外して汚れを取って……と掃除を行うのは確かに億劫ですよね。そこで網戸を外さずに簡単にできる、網戸掃除の便利グッズをご紹介！　ちなみにここで紹介する掃除方法は比較的汚れが軽いときに使えるテクニック。汚れがひどいときの対処法は、後述する掃除方法を参考にしてくださいね。

メラミンスポンジとは、その名の通り、メラミンという樹脂でできたスポンジのこと。「激落ちくん」のスポンジと書けば、ピンと思いつく方も多いのではないでしょうか？　通常のスポンジと違い、メラミンスポンジは水を含ませてこするだけで汚れがポロポロとカス状になって落ちていくという優れもの。

このメラミンスポンジ以外に用意するものは　水の入ったバケツと使い古した歯ブラシだけ。掃除方法は簡単、メラミンスポンジに水を含ませ固く絞ったら、網戸を上から下へ、次に右から左にと軽くなぞっていくだけ。メラミンスポンジで取り去ることができなかった汚れは、歯ブラシでゴシゴシこするようにしてオフをして。メラミンスポンジは使えば使うほど、汚れを含んだカスが周辺に散らばるので、最後に周辺を掃除機できれいにするのを忘れずに。

フローリングのちょこっと掃除に大活躍なクイックルワイパーも、網戸掃除に使える便利アイテム。表面が凸凹しており汚れを絡めとるのに適しているので、その凸凹部分が網戸の汚れもからめとってくれます。クイックルワイパーを装着するポールの柄は短めにしたほうが力をかけやすいですよ。

今回紹介した掃除テクの中で、一番簡単なのがこちら。新聞紙を部屋側の網戸に貼り、外側から掃除機で吸うだけ。ただあまりにも吸引力が強すぎると、場合によっては網戸が外れてしまう危険性があるので、要注意！

定期的にお掃除できている場合や、汚れが軽めなときは上記で紹介したお掃除方法できれいになりますが、長期間溜め込んでこびり付いた汚れの場合はなかなか手強いもの。そんなときはこの掃除方法を試してみて！

用意するものはメラミンスポンジとスプレーボトルに入れた重曹水（水100ccに重曹小さじ1を溶かしたもの）と雑巾2枚。まず網戸周辺の床を新聞紙で養生してから、網戸全体に重曹水をスプレーボトルで吹きかけます。10数分ほど放置すると汚れがジュワッとなじんで浮き出てくるので、部屋側の網戸をメラミンスポンジで上から下へと撫でるように滑らせます。

内側の網戸が終わったら次は外側のお掃除。雑巾に重曹水を含ませ、外側の網戸を同じく上から下へとやさしく拭きます。10分ほど置いたら同じようにメラミンスポンジで拭き、仕上げに乾いた雑巾で乾拭きして完了です。

なんだか手間がかかりそうな網戸ローラーも、使ってみれば以外と簡単。市販の食器用洗剤を使えばOKなので、バケツに洗剤を用意したら、あとはローラーにつけ、コロコロと網戸を上から下にと滑らし、最後に雑巾で拭き取って完了。専用アイテムだけあって、汚れの除去力はさすがの一言です。

100円ショップにも、網戸お掃除に使えるアイテムはたくさんありますが、その中でもオススメなのが、ダイソーの「落ち落ちV 網戸用クリーナー」。片面が極細ブラシ、もう片面がメラミンスポンジになっている便利アイテム。水で湿らせ固く絞ったあと、ブラシの面で汚れをかき出してから、メラミンスポンジの面で軽くこするだけ。するとみるみるブラシが真っ黒に。100円なので気軽に試しやすいのも嬉しいですね。

いかがでしたか？　部屋の換気を行い、きれいな空気を室内に取り込む網戸がびっしり汚れてしまっていては、本来の目的である換気も満足にできないですし、何より汚れて傷んだ網戸では気分も良くないですよね。網戸掃除は確かに取り掛かる前は面倒ですが、「後でやろう、後でやろう」と先延ばしにするほど、どんどん大変になっていくので、ぜひ機会を見てお掃除を行ってみてくださいね。ごそっと取れた汚れを見るのも爽快ですよ。