掃除はルーティン化が大事! 家事の苦痛をなくすコツ
いざ掃除を始めようと思っても、汚れの溜まっている場所を見ると気分がダウンしてはじめる気力が削がれてしまうことも。そのように「掃除を面倒くさいな」と思う人ほどルーティン化がおすすめです。朝起きて顔を洗ったり、食事の後に歯を磨いたりする感覚で、掃除を毎日のルーティンにして、家事の負担をグッと軽くしちゃいましょう!
掃除をルーティン化する効果
掃除が苦手な人は特に、始めるまで重い腰を上げるのに苦労しているのではないでしょうか? そういう人は掃除をルーティン化するのがおすすめ。ここでは、掃除をルーティンにすることによるメリットをまとめました。
習慣化すればやる気スイッチの必要なし
「疲れている」「なんとなくやる気が起こらない」などの理由で、忙しいとつい後回しになってしまいがちな家事の一つが掃除です。掃除をするには気力と体力が必要で、始めるまで億劫だと感じている人もいるかもしれません。そんなときは、掃除をルーティン化してしまいましょう。
食事のときや入浴するときに「よし、やるぞ!」と気合いを入れることはないでしょう。それは、食事や入浴は毎日の習慣になっているからです。掃除だって同じように習慣にしてしまえば、毎回やる気のスイッチを入れる必要がなくなります。
気持ちよく一日をスタートできる
掃除を朝のルーティンにしてしまうとメリットが! 主婦にとって、朝は時間との戦い。朝食の準備と片付けに仕事の支度、家族や子どもの支度の手伝いなど、することが多くて毎日バタバタしているという人も多いでしょう。ですが、そんな忙しい朝でも、顔を洗った後にそのまま洗面台をスポンジでこする、トイレの後に便座をお掃除シートで拭くなど、日常の行動にプラスすると毎日続けられそうだと思いませんか?
朝掃除をすると、気分がすっきりして気持ちよく一日をスタートすることができます。また、帰宅後に汚れた部屋を見てぐったりすることもなくなりますよ。
汚れをためないから短時間でOK
ルーティン化によってこまめに掃除をするようになると、部屋の汚れが蓄積することもなくなります。そのため、毎日たったの数分しか掃除をしていないつもりでも、きれいなままの部屋をキープしやすくなるんです。
汚れが溜まった部屋を掃除するのは労力のいるもの。毎日の掃除をルーティン化して、その日の汚れを翌日に持ち越さないようにしましょう。週末に1時間掃除をするより、毎日5~10分間掃除をしておく方がずっとラクですよ。
掃除のルーティンをリスト化しよう
きっちり派は曜日別に週間スケジュールを
毎日のルーティンにしたい掃除としては、
・洗顔時に洗面台をスポンジでこする
・食事の片づけをした後、シンクをスポンジでこする
・入浴時、浴室から出る前に浴槽をスポンジでこする
・トイレの後、便座をお掃除シートで拭く
・夜、テレビを見ながら部屋のものを収納する
・寝る前に、リビングをフローリングワイパーでサッと一拭きする
など、日常の行動にプラスできるものが、毎日掃除におすすめです。
それに加えて、週に1度行いたい掃除は、
・月曜日は床と階段に掃除機をかける
・火曜日はコンロ回りを掃除する
・水曜日はキッチンの排水溝をきれいにする
・木曜日はトイレを磨く
・金曜日は玄関を掃除する
といったように、曜日ごとに決まったスペースを掃除していくのが◎。そうすることで、「今日はどこを掃除しようかな」と考えずに済みます。
家事をルーティンにするためのコツは、無理をしないことです。あれもこれもと予定を立てすぎると、最初は頑張れても、次第にしんどくなって長続きしません。自分にとって無理なくできるかどうかを考えてスケジュールを立ててください。
ゆるい派は掃除時間だけ決めてもOK
スケジュールをきっちりと決めるのが苦手な人は、掃除をする時間だけ決めておくのもおすすめです。「○時~○時の30分間は掃除タイム」といったように決め、毎日その時間は気になる部分を掃除するようにしましょう。
時間のある週末は風呂掃除なども念入りに
毎日ちょっとずつ掃除をしていれば、部屋をかなりきれいに保てます。もう、週末に1週間分の汚れをまとめて掃除する必要もなくなるでしょう。
ところが、掃除が毎日のルーティンとなってくると、部屋をもっときれいにしたくなり、不思議と週末の掃除のモチベーションも上がるもの。そこで、時間に余裕のある週末は、お風呂やキッチンのシンクなどを、普段よりも念入りに掃除してみるのも◎。毎日のちょこっと掃除だけでは落とせない水垢などをしっかり落として、水回りをさらにピカピカにしましょう。
まとめ
掃除を楽チンにするためのコツは、少しずつ、頑張りすぎずに続けることです。汚れが溜まってからまとめて掃除するのは大変ですし、一気に掃除しても元の散らかった部屋にリバウンドしてしまうこともあります。きれいな部屋を保つために、無理のない掃除のルーティンを取り入れてみてください。