【お悩み別】お掃除ロボットの選び方&オモシロ機能を紹介!
忙しく働く女性にとって、お掃除ロボットは頼もしい味方。年々進化している高性能さに「そろそろ買おうかな……」と検討している方も少なくないのでは? そこで、各メーカーのロボット掃除の特徴や、選び方のポイントなどをお部屋やライフスタイルの悩み別にご紹介!
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
ロボット掃除機を選ぶポイント
【お悩み】食べこぼしで床がベタベタする……
小さいお子さんがいるなら「拭き掃除」機能付きを選択
「ロボット掃除機」と聞くと、汚れやゴミを吸引しながら進んでいくものをイメージする方が多いかと思いますが、実は「拭き掃除」ができるタイプもあるのです。
お子さん、特に小さいお子さんがいるご家庭では、床にごはんの食べこぼしが散らばることは日常茶飯事。またその食べこぼしを子どもが伸ばして遊んだり、うっかり大人が拾い忘れを踏んづけてしまうなどして、ベタベタした汚れが床に広がってしまうんですよね……(まさに実体験)。
そういう状態では、ただ単にゴミを吸引するだけでは、ベタベタ汚れはこびりついたまま。拭き掃除をしないときれいにならないのですが、実際自分で拭き掃除をするとなると腰が辛いですよね……。なのでロボット掃除機にまるっと頼ってしまいましょう。
ロボット掃除機ブームを巻き起こしたトップランナーといえば「ルンバ」。そのルンバを製造・販売している「iRobot」から発売されたのが、この「ブラータ」。ボタン操作ひとつで「乾拭き」「水拭き」が選択でき、セットされたウエットクロスが気になる食べこぼしや皮脂よごれもきれいに除去。雑巾掛けをするようなイメージで使うことができます。角型タイプなので、よごれが集まりやすい部屋の隅の掃除もスムーズです。
装備されているクリーニンクタンクに水を入れておけば、フロント部分の回転ブラシでゴミをからめ取ったあと、後方にあるモップがさらに床をきれいに水拭きしてくれるというエコバックスの「DEEBOT DM82」。モップは取り外して洗浄もできるので衛生的!
【お悩み】ラグの中のゴミがなかなか取れない
厚手のものや毛足の長いラグは吸引力がカギ
毛足の長いラグや厚手のカーペットを愛用していると、気になってくるのがラグの毛足に絡みついたホコリやゴミ。気づいたらコロコロで取り除くようにしていても、細かい部分まで取り去りきることはできないですよね。また、カーペットやラグはダニの温床地帯。特に毛足の長いラグはダニが大好きな場所。そのフサフサの奥にたっぷりのダニが潜んでいると言っても過言ではないでしょう。
それらを取り除くためには、吸引力がカギ。ラグやじゅうたんを多数愛用しているご家庭は、吸引力の高さを重視してロボット掃除機を選ぶのも選択肢の一つです。
吸引力といえば「ダイソン」と言われるほど、ゴミやダニを吸い込む力は圧倒的に強いダイソン。もちろんロボット型掃除機でもその特徴は健在。ダイソンのコードレス掃除機と同じデジタルモーターを使っているので、頼もしい吸引力を発揮してくれます。吸引力が比較的落ちやすいカーペットやラグの上でも変わることなくしっかりお掃除してくれます。
【お悩み】部屋の隅にたまる髪の毛やホコリが目につく
角型・三角型タイプなら部屋の隅もしっかり自動でお掃除
埃や髪の毛って、特に部屋の隅に集まりやすいですよね。私も以前、丸型のロボット掃除機を使っていたのですが、丸型だと角に溜まったゴミたちを取りきることができなくて、結局いつもその部分だけクイックルワイパーをかけていたんです。
部屋の隅までロボット掃除機にお任せしたい方は、丸型より、三角や角型など、角が尖っているものの方がオススメ。角にフィットしやすく、隅々までゴミをかき出すことが可能です。また丸型タイプのものでも、ブラシが長めのものをセレクトすれば、奥のゴミまで絡め取ってくれますよ。
パナソニックの「RULO」は、ロボット掃除機の中では珍しいユニークな三角フォルム。この三角形状により、部屋の隅までブラシが入り込み、さらに本体を左右に動かすことで隅々までゴミを絡め取ることが可能に。隅や壁際、窓際などゴミの溜まりやすいところもお任せできる、頼もしいロボット掃除機です。
東芝のトルネオ ロボは、一見ほかのロボット掃除機と同じ形の丸型ですが、付属のブラシに秘密あり! 本体からはみ出るほど長さのあるWサイドアームブラシが、部屋の隅や壁際のゴミや汚れをしっかりお掃除。家具や壁に近づくと自動で減速し、お部屋の状況に合わせて的確な掃除をしてくれる優れもの。
【お悩み】ロボット掃除機をかける前の片付けが面倒
障害物を感知してくれる最新機種なら事前片付けも不要
ロボット掃除機をかけるとき、そのかける前の部屋のお片づけが面倒なことってありませんか?(実は私はそれが億劫で一時期ロボット掃除機を使わないときがありました)
しかしロボット掃除機の中には事前に片づけをしなくても、自動で障害物を感知し、避けてそれ以外の部分を掃除してくれる、忙しい働く女性にはありがたーい機能があるもの。エレクトロニクスの最新機種「PUREi9」は内蔵したカメラが障害物を検知し、その部分のギリギリのキワまで掃除してくれるという優れものです。これなら外出前、ロボット掃除機をかける前のお片づけでバタバタすることもなくなりそうですね。
【お悩み】子どもやベットがいるので、ダニやハウスダストが気になる
ゴミだけでなく、ダニや花粉、ハウスダストも除去するものを選択
小さな子どもやペットがいると、やっぱり気になるのがダニやハウスダスト。花粉シーズンのときは、大人にとってもそれらのアレルギー源たちは困りものですよね……。
アレルギー物質が気になるご家庭にオススメなのが、掃除と同時にハウスダスト対策もできるロボット掃除機。シー・シー・ピーの「LAQULITE」は、花粉やダニ、ハウスダストなどアレル物質を99.97%まで補集し、排気もきれいに保ってくれるHEPAフィルターを搭載。さらに専用のアロマトレイで、お掃除中にふわっといい香りが漂うという嬉しいサプライズつき!
他にも! ロボット掃除機のオモシロ機能を紹介
【ルンバ】スマホがリモコン代わりに!?
2017年モデル「ルンバ890」から搭載された新機能。iPhone/Android の専用アプリ「iRobot HOME アプリ」をダウンロードして登録をすれば、どこにいても遠隔でルンバを操作することが可能。外出先、急な来客予定ができた時でも安心です。また、スマートスピーカーがあれば、ルンバを使ってお掃除して」と話しかけるだけでOK。
清掃開始の予約や、清掃にかかった時間や清掃マップの記録もできます。
【トルネオ】ゴミ捨てが1カ月に1回でOK! ダストステーション
掃除機で面倒なのが、吸引したゴミやホコリの処理ですよね。ゴミがダストボックスに溜まってしまうと吸引力も弱まり、せっかく稼働させても威力を存分に発揮できず、掃除が満足にできないことも……。けど頻繁にダストボックスを処理するのは面倒ですよね。
そんなズボラさんに嬉しい機能が、東芝の「トルネオ ロボ」のダストステーション機能。なんと掃除が完了すると、吸引したゴミが自動でダストテーションに移行し、それだけでも嬉しいのになんとゴミを遠心分離つつ1/5に圧縮。 そのため、ダストステーションのゴミ捨ては約1カ月に1回のペースでOKなんです。これなら面倒なゴミ捨ても頻繁に行わなくて済みますね。
【ココロボ】まるでロボット型ペット? おしゃべり機能
ユニークな機能といえば、やっぱりシャープ「ココロボ」のおしゃべり機能「ココロボエンジン」。ロボット掃除機はいまやさまざまな高性能機能を搭載しどんどん進化を遂げていますが、まるでペットロボットのようにおしゃべりができる機種はシャープだけ。
「掃除して」「ゴミを捨ててね」などや動作に関する指示はもちろん、「疲れたー」「たまにはゆっくり休んで」など、会話・コミュニケーションができるのもこの機種のすごいところ。なんと標準語だけでなく、関西弁にも切り替えられるんです!
音声を差し替えることもできるので、子どもの声で登録し、遠方に住むじいじやばあばにプレゼントするのもいいですね。
まとめ
どんどん進化を重ねているロボット掃除機。基本的なスペックは登場しはじめた数年前と比べ物にならないほどよくなっているので、どれにしようかつい迷ってしまいますよね。各ご家庭の悩みや重視するポイントに合わせて選んでみるのもおすすめですよ!
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