整理整頓を左右するのはラベルだった？　その使い方とは

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見栄え良く整理整頓できた！　と喜んでも、すぐに元どおり散らかってしまうのはなぜでしょう。「子どもが片付けないから」「片付ける時間がないから」と理由を探す前に、もう一度、収納について見直してみましょう。

見た目はシンプルに美しくても、実は片付けにくい収納になっていませんか。外から見えない引き出しには何が入っているか、すぐわかりますか。いくつも並んだ蓋付きボックスは、どれも同じ形ではありませんか。

キレイな部屋を保つには、片付けやすさが重要です。「ママ、これどこに入れるの？」と聞かれる場合は、片付けにくい収納になっている可能性大。家族が協力して、片付けられるような収納にする必要があります。

家族が整理整頓に参加しやすい環境を作るためには、ラベルを使うのが最適です。引き出しごとにマークや文字でラベリングすれば、なにがどこにあるかがひとめでわかります。高いところにあるボックスにもひとこと書いてあるだけで、下ろして中を確かめる手間が省けますよ。

「整頓」という言葉の意味は、「モノを使いやすく配置すること」です。そして重要なのは、「誰にとっても使いやすくする」こと。ラベルを使うことによって、中に収納されているものが把握できるだけでなく、モノの住所が定着しやすくなるのです。出して、使って、戻すという一連の動作がスムーズに行えることが、収納が成功した証となるでしょう。

整理整頓であるあるなのが、どこに収納したかわからなくなること。特に部屋の中をすっきりさせるためにも、ファイルや収納ボックスを使って、モノを片付ける人は多いと思います。しかし、あれどこにしまった？　と忘れてしまい、箱から出して……という状態になっては元も子もありません。

そんな見せない収納にこそ役立つのがラベル。ここでは、見せない収納をするときに役立つラベルの貼り方をまとめました。

欲しいモノがすぐに出てこないというのは、整理はできていても、整頓ができていない状態だと言えます。そこで、見せない収納にこそ、ラベルで目印をつけておくことがおすすめ。市販のラベルシールには、モノトーンでシンプルなデザインのものがたくさんあります。お部屋の雰囲気を損なわないラベリングをすることができますよ。

家の中でもっとも行方不明になりがちなアイテムが、書類です。学校のプリント、請求書、提出書類、講座のメモなど、さまざまな紙類が家に入ってきます。クリアファイルにはさんでボックスに放り込んでおくのは簡単ですが、結局しまっただけで忘れてしまうこともしばしばです。かといって、なんでもかんでも冷蔵庫にマグネットでとめておきたくはありませんよね。

クリアファイルにもラベルを貼ることで、整頓が楽になります。昔ながらのインデックスシールはアナログに感じますが、やはり便利なやりかたです。分類は大雑把にしてもかまいませんが、できるだけ細かくしておくほうが、探す手間が省けて、結果的に楽になります。ファイルは、「至急」「1カ月以内」「保管」など、期限ごとにボックスに分けておくとよいでしょう。

知らないうちに増えてしまうメディア類の整理整頓も面倒なものです。子どもの運動会や家族旅行の写真などを、動画DVDにして保管している方も多いでしょう。記録用DVDの表面にはマジックで書き込みができるので、内容を書いておいてあるのではないですか？

手書きの文字も味があっていいものですが、スッキリまとめておくには、ラベルシールが便利です。ディスクに直接貼るものもあれば、ケースに貼るタイプもあり、好みによって選べます。ストックケースにまとめて収納しておけば、あまり場所もとらずに片付きます。

カメラやスマートフォンの充電器、各種ケーブルもいつの間にか溜まってしまうもののひとつです。なにに使うコードなのか、どの機材のアダプタなのか、わからなくならないように、ラベルを貼っておきましょう。文字にすると小さくて見えづらいので、簡単なアイコン表示にすると便利です。文字にしたい場合は、ラベルでコードをはさむようにして貼るとうまくいきます。

ラベルで大切なのは、デザイン！　お部屋のインテリアに合うオシャレなラベルシールもたくさん展開されています。その一例をピックアップしました。

こちらは、調味料専用のラベルです。詰め替えたボトルに貼って使います。塩や砂糖といった一般的な調味料から、中華用、和風、ハーブなど、さまざまなシリーズがあり、お料理好きな方におすすめです。

クラシカルな印象のバス・ランドリー用品専用のラベルです。英字表記がメインなので、少し読みにくい部分があるかもしれません。漂白剤などは、子どもの手の届かないところで大人がしっかり管理してください。

ひらがなが読める子ども向けには、かわいい形のラベルもおすすめです。

文字を書いたり消したりできるラベルです。ベストな収納スタイルを模索している間は、こうした書き換えが簡単なラベルを使うのもいいでしょう。カラフルで、目にも楽しく、子どもが自分で絵や字を書くこともできます。黒板のような黒いラベルもあります。

英字と絵柄が一緒にプリントされているラベルは、子どももわかりやすいでしょう。防水なので、水回りのアイテムにも貼れるのがうれしいところ。

ラベルは整理整頓に役立つアイテムです。ラベルを貼って、モノの収納場所をはっきりさせることで、誰でも家事に参加することができます。急な用事で家を空けるときでも、残った家族が迷わずにすみますし、実家にヘルプを頼んだときにも安心して手伝ってもらうことができますね。

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