お悩み別! ストールやスカーフの巻き物収納アイディア
今やファッションアイテムとして欠かせないストールやスカーフなどの「巻き物」。素材や形もさまざまなので、その収納法にお困りの方も多いのではないかと思います。そんな巻き物の収納アイディアを、今回はお悩み別にご紹介。誰でも真似できる簡単なものなので、ぜひトライしてみてくださいね。
クローゼットオーガナイザー®の近藤こうこです。
冬の時期に欠かせないマフラー、オールシーズン活躍するストールやスカーフなどの巻き物。みなさんはどのように収納していますか?
ファッションに彩りを添える素敵な巻き物ですが、アイテムによって生地や素材が異なるため、単に畳んで重ねる収納だとごちゃごちゃしがちなのが難点です。
アイテムが多くて収納スペースが足りない……
すぐしわになってしまう……
取り出しにくくて困っている……
など、お悩みもさまざまです。
今回はお客さまから多く寄せられるお悩みごとに、巻き物収納術をまとめてみました。誰にでもすぐに実践できる収納法ばかりですので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
お悩み①コンパクトにまとめたい!
丸める収納でたくさんのアイテムをコンパクトに
巻き物をコンパクト、かつ楽に収納できる方法が「丸める」収納。どんな収納ケースでも可能で、上から見渡せるのがメリットです。アイテムをたくさんお持ちの方でも、丸める収納ならスペースを最小限に抑えることできますよ。
100円ショップなどに売っている収納ケースやファイルボックスを利用すれば、丸まった状態をきれいに維持できるのですっきりまとまります。
S字ハンガーを使ってスペースを節約
複数枚ズボンがかけられるS字型のパンツハンガーなら、スペースを節約しながらもしわにならないコンパクト収納が可能。クローゼットのポールに、他のお洋服と一緒に吊るし収納ができるので、見た目もすっきり整います。
丸める収納には向かない厚手のマフラーや大判ストール、大事に扱いたい上質スカーフなどのコンパクト収納には、S字ハンガーがおすすめです。
お悩み②毛玉やしわを作りたくない!
パンツハンガーでひとつひとつ大切に保管
シルクスカーフなど、上質素材のアイテムを大切に保管したい方にはパンツハンガー収納がおすすめ。一枚一枚ハンガーにかけるため、摩耗などで生地が傷むのを防ぎ、毛玉やしわを作らずに保管することができます。
一緒にコーディネートするお洋服とセットで吊るしておけば、朝のスタイリングの時短にもつながりますよ!
書類ケースでしっかり見せる収納
100円ショップなどで購入できる書類ケースを活用すれば、ハンガーにかけなくても手玉やしわになりにくい保管が可能。書類ケースはサイズや厚さもさまざまなので、薄手のシルクスカーフから大判ストールまで、アイテムの大きさに合ったケースを選ぶことができます。
書類ケースなので、棚で本のように立てて収納してもOK。透明なので中身がわかりやすく、どこになにがあるのかも一目瞭然です。
丁寧に保管したいけどクローゼットに掛けておくスペースがない! そんな方におすすめの収納法です。
お悩み③取り出しやすくしたい!
タオルハンガーや突っ張り棒にかける収納
取り出しやすさを重視するなら、そのままかける収納がおすすめ。
クローゼットのポールをそのまま利用することもできますが、どんな場所でも取り付けられるタオルハンガーや突っ張り棒なら、壁面スペースやちょっとしたすき間を有効活用できます。
おしゃれなタオルハンガーをお部屋に置いて、あえての「出しっぱなし収納」にしても便利。使用頻度が高く、オールシーズン巻き物を愛用する方には特におすすめです。
バックハンガーを活用
バックハンガーは、マフラーやストールの収納にも活用できる優れもの。フックの部分が大きいのでシフォン素材のスカーフからボリュームのあるストールまで、どんな素材でも楽にかけることができます。
ニトリのバックハンガーは、もともとスカーフハンガーと併用できる商品。フック部分には滑りにくい素材を使用しているので、機能性抜群です。
スヌードタイプのマフラーやストールも、バックハンガーなら収納が簡単。クローゼット内にしまいたいけど出し戻しもスムーズにしたいという方にもおすすめです。
こんなものも!? 意外な収納アイテム
ワインボトルラック
ワインボトルラックは巻き物収納の隠れアイテム。
コンパクトなスカーフをちょっと引っかけたり、ワインの代わりに巻き物を丸めて収めるなど、独特なフォルムを活かしたさまざまな収納方法が楽しめます。
ワインラックにお気に入りのスカーフをディスプレイすれば、自分だけの素敵なインテリアに。
ラダーラック
パンツハンガーの代わりにラダーラックを活用する収納法も。木製のラダーラックをお部屋に飾り、そこに巻き物をディスプレイすれば、おしゃれなショップ風収納が実現できます。壁面で収納スペースが確保できるのも魅力。
まとめ
丸める収納・吊るし収納・ひっかけ収納・畳収納など、巻き物の収納法はさまざまです。生地や素材、使用頻度に応じて、そのアイテムに適した収納法を上手に取り入れましょう。