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2018年05月05日 15:00 更新

片付け癖が付く! 子供部屋の収納アイディア

子どものころに身についた片付けの習慣は、一生の財産になります。子供たちは、環境さえ整えてあげれば、どんどん自分で片付ける癖がつきます。叱って躾ける必要はありません。子供部屋の収納をうまくセッティングして、楽しく片付けを身につけてもらいましょう。いますぐ使える子供部屋の収納アイディアをご紹介します。

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子供の片付け癖をつける収納ポイント

Lazy dummy

簡単に収納できる

〈細かく仕分けしなくてもよい〉

大人と違って、子どもの収納は大雑把なほうがよいのです。ぬいぐるみ、ブロック、絵本、そのほかのおもちゃ、くらいの大きな分類で、しまう箱や棚を決めてあげましょう。「キレイに収納する」ことの前に、まず「出したモノをしまう」習慣を身に付けることが大切です。「お片付けしようね」と声かけしながらおもちゃを箱にしまっていると、1歳の子どもでも真似をして片付けてくれます。最初の一歩はできるだけ簡単に。

〈子どもの背丈にあった収納棚を設置〉

収納棚は、子どもの背丈にあったものを用意してください。目線より上の棚や引き出しは、上手に使うことができませんから、棚の高さは目線より低く設定します。子どもは2歳くらいから自我が芽生え始め、自分でなんでもやりたがります。意欲の芽をつまないように自分でできる環境を整えてあげることです。

楽しく収納できる

Lazy dummy

〈片付けを遊びと思わせる〉

いつもいつも「片付けなさい!」と大声で言われていては、子どももやる気が起こりません。基本的に子どもは楽しいことしかやりたがらないのです。片付けも遊びの延長のように演出するとうまくいきます。「くまちゃんをお家に帰してあげようね」「トミカを立体駐車場に停めよう!」などと声かけをして片付けを促しましょう。それらしい収納スタイルを作って用意してあげてください。

〈収納したときの見栄えがいい〉

子どもには、達成感も大事です。せっかく片付けたのに、なんだかスッキリ見えないと、片付けをする意味がわからなくなってしまいます。「やった! できた!」という気持ちが持てるように、見栄えもよくしてあげましょう。収納ボックスを使うなら、外からごちゃごちゃが見えないタイプを選びます。

継続して収納できる

片付けを習慣づけるためには、継続して収納できる環境を整えることが一番です。簡単に、自分で、楽しく片付けられる収納があれば、声かけをするだけで片付けができる体質になっていきます。ルールは複雑にしないで、できるだけ簡単に。どこに何を入れるのか、子どもが迷わないようにしましょう。

遊ぶ場所と片付けの場所は近ければ近いほどよいです。いちいち遠くまでおもちゃを片付けに行くのは大人でも面倒ですね。子どもが小さくて、リビングで遊ばせることが多いなら、おもちゃの収納もリビングに設置してください。

ママたちの工夫がつまった子供部屋の収納アイディア

Lazy dummy

おもちゃ箱には、わかりやすくラベリング

見栄えをよくするために、中身が見えないボックスを使うなら、ラベリングは必須です。文字が読める年齢であれば文字でもかまいませんが、イラストにしておくと下の子も理解できます。抽象的なデザインを理解しにくい様子があれば、写真そのものを貼っておくのもいいでしょう。

自分でモノが把握できるよう服はハンガーに

2歳を過ぎると、洋服の好き嫌いが出てくる子もいます。ときにはお気に入りの服が着たいと駄々をこねたり、自分の好きな服を選ぼうとしたりします。小さな子でもパッと見て自分で選べるように、服はハンガーにかけることをおすすめします。小学生くらいになれば、コンパクトに畳んでしまってあるものを認識して選べるようになります。それまでは、親があれこれ服選びにつきあって時間を無駄にしなくていいように見やすい収納にしておきましょう。

“お仕度棚”を設置して、忘れ物を防止

子どもには、自分のことは自分でできるようになってもらいたいですね。親がいちいち世話を焼いていては、朝の時間がいくらあっても足りません。保育所や幼稚園、小学校に通うようになったら、お仕度棚を設置してあげましょう。バッグやハンカチ、ランドセル、帽子など、必要なモノを1箇所にまとめて収納できる棚があれば自分で仕度ができます。前の晩、寝る前に棚をチェックしておけば、忘れ物も防止できます。

この商品に注目! 子供部屋の収納アイテム

ベルメゾン

自分で収納ラック ワイド アイボリー サイズ:A
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ランドセルや習字道具など、学校で必要なモノを収納できるお仕度棚です。中央スペースを仕切っている棚板は、取り外しができます。棚がオープンになっているタイプと、扉付きタイプがあります。お部屋の印象をスッキリさせたい場合は扉付きがおすすめです。キャスターがあるので、場所の移動も簡単。中学生になっても十分使えます。

クラフト絵本ラック グリーン タイプ:引出し
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(2018/04/23 時点)

子どもが成長したときのことを考えると、最初から大きな家具を準備するのは躊躇してしまうこともあるでしょう。まだ小さいうちは、こうしたクラフトボックスを利用するのもひとつのアイディアです。紙でできているので、不要になったら簡単に処分することができますし、家具が転倒して怪我をする心配もありません。はじめてのお片付けの練習用にピッタリです。

ニトリ

ニトリで取り扱っているキッズ用ハンガーラックは、木のぬくもりを感じさせるシンプルなデザイン。小さな子どもでも扱いやすいよう、工夫されています。動物のモチーフがかわいらしい北欧テイストのデザインは、どんなインテリアにもよく合います。キッズ用のハンガーは、ある程度重みがあり安定しているタイプでないと、服を取るときに引っ張って倒れてしまう恐れがあります。お片付けはまだ上手にできないことを考慮して選んでください。

出典: https://www.nitori-net.jp

キッピというシリーズで、シンプルな子ども用のおもちゃ箱もあります。他にも棚やミニテーブルなどがありますので、子供部屋をトータルコーディネートすることができます。子どもが見下ろしてモノを入れられる高さです。

出典: https://www.nitori-net.jp

IKEA

IKEAのTROFAST(トロファスト)シリーズは、パイン材の棚にプラスチック製のボックスを組み合わせた収納棚です。ボックスは軽いので、子どもの力でも楽に運ぶことができます。遊ぶスペースに持って行って使い、その場でササッとお片付けができます。引き出しの深さも選べますし、好みのコンビネーションを選べるところも魅力です。

出典: https://www.ikea.com

STUVA(ストゥヴァ)シリーズは、もっとシンプルで組み合わせも自由です。子どもの成長に合わせてシステムを組み替え、年齢に合った収納を用意してあげることができます。ホワイトを基本にして、ブルー、グリーン、ピンク、バーチ、ブラックと、色展開もあります。扉をつけるかどうかも選べます。長く使う家具を、と考えている方は検討してみてはいかがでしょうか。

出典: https://www.ikea.com

無印良品

出典: https://www.muji.net

無印良品のスタッキングシェルフは、必要に応じてアイテムを追加することができます。子どもが小さいうちは、低めの収納棚として使い、大きくなってきたら1段重ねて収納量を増やすということも可能です。年齢に応じて組み合わせを変えられることと、無印良品の引き出しやバスケットならピッタリ収まるところが便利です。

まとめ

子どもに片付けのクセをつけるには、環境を整えてあげることが最優先です。いくら口でうるさく言っても、楽しくなければ子どもは行動を起こしません。もちろん、一緒にいる大人の態度も大切です。「お片付けって気持ちがいいね!」と伝えられるように工夫してみましょう。

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