シャツやブラウスがシワにならない収納術
いざ着ようとクローゼットから出してみると、シワや型崩れが気になった経験はありませんか?実は、収納の仕方ひとつでシワや型崩れを防ぐことができるんです。ここでは、今日から取り入れられるシャツやブラウスの収納術についてご紹介します。
シャツの収納方法とは
シワや型崩れが起こりにくい収納方法は「畳んで収納」「ハンガーにかけて収納」「収納アイテムを使う」の3つ。部屋の収納スペースに合わせて最適な方法を選んでください。
畳んで収納
正しく畳むことで、変なところに折り目がつかないので、服を広げてそのまま着ることができます。何よりコンパクトにまとまるので、収納しやすくなるのがポイント。この収納方法は、ハンガーに吊るしておくのに十分なスペースがない場合に向いています。
ハンガーにかけて収納
ハンガーにかけて収納することで、型崩れを防げるのがうれしい点。また、洗濯物をそのまま取り込んでクローゼットにインできるので、洗濯の手間も省くことができます。シワになりやすいものだけでなく、よく着るものもハンガーにかけて収納するとたたむ手間を減らせますよ。
収納アイテムを使う
収納グッズを利用するのもおすすめ。スペースがない場合や、出張などで持ち運びが必要な場合でも、シワや型崩れを防いで収納することができ便利です。
シャツを畳んで収納する方法
シャツやブラウスを畳んで収納する方法のメリットは、折り目が正しくつくことと、コンパクトにまとめられることです。
シワのできにくい畳み方
シャツやブラウスのボタンを一つおきに留めます。表を下にして、片方の脇が後ろ身の中央にくるように折り、袖山点をおさえながら袖を折ってください。この時、袖がシャツの中心軸と平行になるように心がけます。反対側も同じように畳んだ後、第四ボタンあたりに折り目がつくよう、裾から全体を二つ折りに。余った裾を両肩の中に巻き込むことで、コンパクトに、また崩れにくくなります。
ハンガー収納のポイント
ハンガーで洋服を収納する際に、気を付けておきたいポイントをまとめました。ハンガーにかけとけば、シワがつきにくいでしょ? と思っている方は、要注意。掛け方によっても、シワができたり、型崩れすることがあるのです。
肩幅に合ったハンガーを選ぶ
ハンガー収納の際は、必ずシャツやブラウスの肩幅サイズに合ったハンガーを選ぶようにしてください。大きすぎたり、小さすぎるハンガーにかけて収納すると、おかしな位置にハンガーの跡がついてしまい、型崩れの原因になります。ちょうどいいサイズのものが見つからない場合は、肩幅調節ができるハンガーを使うのも良いでしょう。
アイロン後すぐに収納しない
アイロンの熱がひいてからクローゼットにしまうことも、シワや型崩れを防ぐポイントです。アイロン直後のシャツやブラウスには、かなり水分が含まれており、すぐに収納すると湿気が原因でシワができてしまいます。アイロン後、30分ぐらい放置して湿気を飛ばしてから収納しましょう。
シャツの間隔を空ける
取り出すときに、他の洋服に引っかけて落ちてしまい、シワをつくる原因にならないよう、密着しすぎずに収納することもポイント!! 間隔があまりあけられない場合には、ズボンや上着のハンガーを交互にしてみてください。そうすると、高さが異なるので衣類同士が大きく擦れるということはなくなります。
シャツ収納に便利なアイテム
便利なアイテムを利用することで、シャツやブラウスをシワなく収納することができます。特におすすめできるアイテムをピックアップしました。
収納ボックス
せっかくシャツやブラウスをきれいに折り畳んでも、他の衣類を重ねることによってシワになりやすくなってしまいます。薄型の収納ボックスなら、一段に一枚ずつシャツやブラウスを収納したり、数枚を重ねるだけなので重さもかからず、シワになりにくいのがポイント。1,000円から2,000円程度で購入できます。
ワイシャツ専用ケース
省スペースを優先したい方には、ハンガータイプのワイシャツケースがおすすめ。一つのケースにたくさんのシャツやブラウスを収納できるので、場所をとりません。軽い素材を使用しているので、シャツへの圧迫も避けられ、シワがつきにくいのが特徴です。2,000円から3,000円程度で購入できます。
持ち運びはファイルケースがおすすめ
出張など、シャツやブラウスをベストなコンディションで持ち運ぶなら、A4サイズのプラスチックファイルケースが便利です。コンパクトに収納できて、他の荷物から圧迫されたときに、シワになるのを防いでくれます。1,000円から2,000円程度で購入できます。
まとめ
シャツやブラウスは、せっかくきれいに洗濯したとしても、シワや型崩れがあれば台無しです。ぜひ収納術や便利なアイテムを活用して、賢く快適な毎日を過ごしてください。