おしゃれなカーボンヒーター3機種！　遠赤外線効果が強力

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既にカーボンヒーターを使っている人も、これからカーボンヒーターを選ぼうと思っている方も、その仕組みを正しく確認しておきましょう。

カーボンヒーターは電気ストーブの一種です。ハロゲンヒーターとも構造が似ているのですが、発熱体が炭素繊維を入れた石英管を使っているという違いがあります。炭素繊維に電気を通し暖める暖房器具で、部屋全体を暖めるのではなくスポット暖房として向いているタイプです。ハロゲンヒーターと比べて2倍の遠赤外線効果が期待できます。

カーボンヒーターの炭素繊維に電気を通すと、遠赤外線が発生します。カーボンヒーターの遠赤外線は、水分の含有率が高い物体を効率よく加熱できるのが特徴です。つまり遠赤外線効果で人の分子を振動させ暖める方法となります。寒い日でも太陽の光に当たると、太陽の遠赤外線効果で暖かく感じるのと同じ原理です。

電気暖房器具はカーボンヒーターだけではありません。セラミックヒーター、ハロゲンヒーター、シーズヒーターなどの種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

■セラミックヒーター
セラミックを使用した暖房器具は暖めた空気をファンで送り出す方法で、トイレなどのスポット暖房に向いているタイプです。

■ハロゲンヒーター
スポット暖房として使いますが、熱効率が悪く電気代がかかりやすく、耐久性が劣るのがデメリットです。

■シーズヒーター
発熱体が破損しにくく、遠赤外線効率が高い上位モデルで採用されています。

電気暖房のなかでもカーボンヒーターを選んでみたいと感じた方は、次の特徴を確認しておきましょう。カーボンヒーターにはさまざまなメリットがあります。

カーボンヒーターは電源を入れるとすぐに暖かくなる特徴があるため、時短家電として向いています。部屋全体を暖める能力は低いのですが、遠赤外線効果で体の芯まで暖める効果が期待できるタイプです。

カーボンヒーターは部屋の温度を上げる暖房器具ではなく、人を直接暖めるタイプです。そのため部屋の温度は上がらず、湿度が下がりにくくなります。冬の暖房器具で部屋が乾燥すると、すぐに喉が痛くなり肌の乾燥が見られる方におすすめかもしれません。

これからカーボンヒーターを選びたいと考えている方は、次の要素で比較しながら、最適な商品を選んでみてください。

カーボンヒーターはもともと広い部屋を暖めるのには適しておらず、スポット暖房として使う時短家電です。トイレや脱衣所のように狭い場所に設置するなら、300W程度のものでも十分活用できるでしょう。広い部屋に置くなら900～1000Wのものがおすすめです。

リビングで使用するなら、デザイン性で選ぶという方法もあります。各メーカーの性能は大きく違いはありませんから、自分が使いたくなるデザインのものを選べばよいでしょう。インテリアに合う色や素材を比較しながら選んでみてください。

カーボンヒーターを使う頻度が高い家庭では、使いやすさで比較する方法もあります。広いリビングで使い、家族みんなで暖まる必要があるなら、首振り機能があると便利です。寝室で使う予定がある家庭では、タイマー機能が付けられているものを選んでみてください。

時短家電としてカーボンヒーターの購入を検討している方は、次に紹介するおすすめ商品をチェックしてみましょう。人気の商品から厳選してみました。

リビングでも使えるワイドタイプで人気がある商品は、山善の遠赤外線カーボンヒーターです。450Wと900Wの二段階調節で、首振り機能や転倒オフ機能も付けられています。温度調節は回すだけの簡単操作ですから、幅広い家庭で活用しやすい商品です。

狭い場所でも置けるスリムタイプを選びたいなら、コロナの遠赤外線カーボンヒーターを選びましょう。立ち上がりが早くすぐに暖まることができる商品で、10段階機能付きで省エネにも貢献しています。タイマー付きで寝室でも使いやすく、チャイルドロック機能で子育て家庭でも安心です。

こちらは山善から出ているスリムタイプの遠赤外線カーボンヒーター。縦25cm、横25cmのコンパクトサイズなので、場所をとりません。立ち上がりの素早い速暖タイプで、寒い帰宅時にもすぐつけられて温まるのが便利。入/切のロータリースイッチ式で、簡単に操作できます。転倒OFF機能や、温度が上がりすぎると自動で停止する機能もついているので安心。

時短家電としても注目されているカーボンヒーターは、他の電気暖房と比べて遠赤外線機能が特徴的です。本体の寿命も長く、ランニングコストで比較したい方にもおすすめします。トイレや脱衣所のようなスポット暖房や、部屋でちょっと暖まりたいときに活用してみましょう。

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