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2019年06月14日 19:30 更新

子どもがお片付け上手になれる! 収納の仕組みの4つのポイント

「自分のことは自分できるようになってほしい」と、子どもに対して願うママは多いのではないでしょうか? 身支度や片づけは、仕組み次第で、子どもの「自分でできる」を増やすことができます。忙しい子育て中、お子さんと一緒に「できた」を楽しめるといいですよね。

こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。

子どもに片付けを「自分でできるようになってほしい」と思っていても、実際に何をすればよいのか? が分からないという方もいらっしゃいますよね。また、逆に「このくらいならできるだろう」と思っていたことができずに、何度もつまずくこともあります。

つい大人目線で収納や仕組みを考えてしまいますが、子どもの「自分でできる」を増やすためには、気をつけたいポイントがあります。わが家の3歳の娘を例に、ご紹介いたしますね。

子どもの片付けポイント①:量に注意! 引き出し収納のコツ

例えば、引き出しやカゴに衣類を収納している場合、子どもが自分で選びやすいように、量は少なめにしておくことをオススメします。引き出したときにぎっしりと衣類が入っていると、何が入っているか把握しにくいだけでなく、1枚だけ出したいのに何枚も一緒に出てしまい、余分に出てしまった衣類がきれいに元に戻せなくなってしまうことが……。結局、大人が直す必要性が出てきます。

収める量は、片手で中身が出せる・戻せることを目安にするといいですよ。

引き出しにパジャマと肌着を収納、子どもが自分で出し入れしやすい方法

また、高さや重さなど出し入れしやすい状態になっているかも確認してみてくださいね。

ニトリのカラーボックスに、無印良品のワイヤーバスケットで、子どもも出し入れしやすい

ご飯の配膳など、よく使う食器の収納も同じようにしておくと、子どもにお手伝いしてもらいやすくなります。

子どもがお手伝いしやすい、一目で見渡せて手が届く高さの食器を収納

こういったことは毎日のことだけに、子どもがお手伝いしてくれるとありがたいですよね。割れやすい食器などは安全のため、あらかじめ別のところに移しておいてくださいね。

子どもの片付けポイント②:写真・イラストで分かりやすくする

字の読めない小さな子どもには、写真やイラストを使って中身が分かるようにしておきましょう。

ニトリのインデックス レギュラーに、写真のラベリング

このようにしておくと、おもちゃで遊ぶたびに「ママ、どこにあるの?」と呼ばれなくて済みますよ♪

また入れ物に貼っておくだけでなく、おもちゃの置き場所にも写真やイラストを貼っておくと、元に戻しやすくなるのでオススメです。

オモチャを戻しやすくするために、戻す場所に写真を貼っておく

どこに戻せばいいかが分かりやすいので、戻す習慣につながります。オモチャの大きさにピッタリ切った色紙などを貼っておくのも、パズル感覚で楽しく戻せますよ。

子どもの片付けポイント③:大きめ&多めのものはキャスター付き

大きめのおもちゃや、ブロックのように数の多いおもちゃ。まとめて収納しておくと管理はしやすいものの、大きな入れ物を出し入れするのは、小さな子どもには大変な作業です。

そこでぜひ、キャスターをつけて出し入れしやすくしてみてください♪

大きめのおもちゃは、ニトリのインボックス+キャスターが便利

写真左は、ニトリの「インボックス レギュラー」。別売りのキャスターを購入すれば、ボックスにキャスターを差し込むことができます。

右側はニトリの「インボックス ハーフ」。こちらはキャスターの差し込み口がついていないので、100均で購入したシール式のキャスターを貼り付けています。どちらも、簡単にキャスターをつけることできました。

このキャスターのおかげで、自分で出し入れするのも楽にできる上、ガラガラと引き出せるのが楽しいようです。

ニトリ 収納ケース Nインボックス レギュラー
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ニトリ 収納ケース Nインボックス たてハーフ
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子どもの片付けポイント④:通園バッグや帽子はフックが楽チン

保育園や幼稚園の通園バッグや帽子も、子どもの手が届く場所に、フックで引っかけられるようにしておくと、簡単で続けやすいです。

ニトリのカラーボックスにフックをつけて、通園バッグや帽子を収納

また上着の場合、ハンガーだと年齢によってはかけること自体が難しいため、フックに引っかける方がオススメです。上着にタグが輪になって縫い付けてある場合は、タグを引っかけるだけでOK。もしタグがない場合は、ゴムや紐を輪にして縫い付けておくといいですよ。

また、習い事やお出かけなどで着替えを巾着に入れて持ち歩くときも、口が広く開き、余裕をもって出し入れできる大きさだと、自分で管理しやすくなります。

持ち歩くものだけについついコンパクトなものを選びがちですが、中身の出し入れのしやすさ、紐の扱いやすさなど、実際に子どもの使い勝手を確認しておくと安心です。

子どもが使いやすい口が大きく開くサイズの巾着

まとめ

子どもが「自分のことは自分でできる」ようになるまでには、少しばかり時間がかかります。つい手を出したくなりますが、ぐっと待つのも親の仕事ではないかなと思っています。こうして自分でできることが増えれば、ママの楽も増えるので、未来への投資と思って、楽しく見守りたいですね。

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