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2019年06月10日 16:30 更新

【ガーデニング】梅雨に負けない! この時期にできる対策と植物の管理

梅雨はジメジメが続き、植物を育てるにはちょっと難しい季節です。長雨や湿気でお花をダメにしちゃったわ~なんてことも多く聞きますが、この時期だからこそ気を付けたいガーデニングの管理方法や対策があります。

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こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

5月にもなると気温は上がり、蒸し暑くなってきますよね。季節の変わり目は体が付いていかず、疲れを感じてしまうこともあるかと思いますが、これは人間だけの話ではありません。植物もまた、急激な気候の変化に対応しようと頑張っています。

気温が上がってきてからの梅雨の時期は、植物にとってはさまざまなトラブルが起こりやすい季節でもあります。早めの対策や管理方法によって、トラブルが軽減することも多いので、ポイントを知って活用してみましょう。

梅雨の時期に起こるトラブル

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■蒸れや湿気

長雨による蒸れや湿気は、植物によっては大敵。乾燥気味な環境を好む植物はもちろん、水を好む植物であっても、水はけが悪くなれば根腐れを起こす場合もあります。また、濡れた状態が続くことで、葉や花が傷んでしまうことも……。

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■病気

高温多湿な環境は「うどんこ病」などの発生にもつながります。植物が弱っていると、病気に打ち勝つ力もないのでどんどん広がってしまいます。

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■害虫被害

梅雨の時期は害虫被害も深刻。雨の中でも活動していて、気が付いたら丸坊主なんてことも! ジメジメが好きなナメクジやかたつむりは、この時期活発に過ごしています。他にも食欲旺盛な生き物が活動しているので気が抜けません。

梅雨に負けない対策と管理

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長雨による高温多湿な環境は変えられません。もともと日本に自生していたような植物は、比較的この気候でも自然に乗り切れますが、今は世界中の植物が出回り、上手に管理してあげないといけません。どのような対策や管理ができるのかまとめてみました。

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■雨が当たらない場所に移動

鉢植えなどは、簡単に移動できます。雨に当たるのが苦手な植物は軒下などに移動してあげましょう。地植えの場合は、屋根を付けて雨を遮る対策を。雨に当たるのが苦手な植物は、できれば鉢植えで管理したほうがいいかもしれませんね。

ガーデニング 多肉植物

■風通し・水はけを良くする

鉢植えは地面に直接置くと、湿気がこもり水はけも悪くなります。また、お天気の良い日の照り返しで植物が疲れてしまうことも。

スタンドや台を活用してあげたり、レンガを利用するのもおすすめ。特にジメジメが苦手な植物には、素焼きの鉢など通気性の良い器を使うのも◎。

鉢皿は水が溜まって根腐れの原因となるので、使わないようにしてください。

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■間隔を空ける

植物を植えるときは、適度な間隔を空けて植えるようにしましょう。込み合って風通しが悪くなると病気や害虫被害も増すので、育ってくることも念頭に置き、植えるようにしてください。

鉢植えを並べる時にも、密集して置くと湿気がこもるので、風通しが良くなるように間隔を確保しましょう。

トマト支柱

■支柱を立てる

雨や風が強いときには倒れる心配もあるので、梅雨に入る前の段階で立ててしまいましょう。倒れてしまうと、折れたり地面についてしまったりします。泥が付いたままだと葉の通気性も悪くなってしまいます。強い雨の後、泥はねしているときには、優しく水をかけて洗い流してあげてください。

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■花がら・枯れ葉摘み

成長期である温かい時期は、梅雨の間も花が咲き、葉も落ちます。終わった花が付いたままになっていると、そこに雨があたり湿ったままになって腐ることも。通気性も悪くなってしまうので、細めに取り除くようにしてください。根元に落ちたものも、そのままにしておくとカビや病気の元になるので取り除きましょう。

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■草むしり

梅雨の時期は気温や水が十分なので、意外と雑草が生い茂ります。これが蒸れや風通しの悪さの原因になります。雨の中、草むしりをするのは大変なので、梅雨入り前にある程度終わらせておくと楽です。

木香薔薇の剪定

■切り戻し・剪定

春から成長時期になり、花や葉を伸ばしてきた一年草は、種類によっては終わりの時期なので処分します。秋まで育つものは伸びた枝を切り詰めてあげると、また再び新しい芽を出して、しばらくするとまた花を咲かせます。蒸れが苦手な性質のものは特に、切り戻しをしてあげることが大切。

春に花を咲かせた木やグランドカバーの植物も、梅雨前にしっかりと剪定して風通しをよくしてあげましょう。我が家はこの時期に、花が終わった木香薔薇やカロライナジャスミンを大幅に切り詰めます。どんどん伸びてくるアイビーやハツユキカズラも、絡まってるフェンスや他の植物から引きはがしてすっきりさせます。

植物によって性質は変わるので、それぞれに合った環境に整えてあげることが1番です。梅雨前~お手入れする植物についての記事を参考にしてください。

まとめ

長雨で高温多湿になる梅雨の時期は、蒸れや根腐れの他にも、病気や害虫被害にあいやすい季節です。水はけと風通しが良くなるように、工夫してあげると強く元気に育ちます。梅雨に入ると作業できなくなるので、入る前の対策が重要。草むしりをしたり、剪定したり、鉢植えを移動させたり……やれることはたくさんあります。前もってしておくと梅雨の間の管理がとても楽になるので、作業しやすい時期に、ぜひガーデニングに励んでみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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