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2020年12月02日 16:57 更新

ちょっとした工夫で鮮度よく! 野菜を長持ちさせる収納のポイント

毎日の健康のため料理に欠かせないお野菜! せっかくだから長持ちさせておいしく食べたいですよね。今回は、よく使うお野菜を例に、新鮮さを保って長持ちさせるポイントをいくつかご紹介したいと思います。

Lazy dummy

こんにちは。Instagramでは整理収納について日々更新中のankoです。

健康のためにも、毎日の食卓に欠かせないお野菜! 買ってきたものの、いざ使おうと思ったときにしなびてしまっていたり、変色していたりなんてご経験はありませんか?

野菜によっては、その特性により、ちょっとした一手間が必要なものがあるんです。

けれど、そこをしっかり押さえていれば、少しでも長く、おいしく食べられるので、ぜひ皆さんにも参考にしていただけたらと思います。

ミニトマトの保存方法

まずは手軽にサラダなどにも入れられて、お弁当の彩りにもよく使われるミニトマト! スーパーにはよく、ヘタ付きのままパックに入った状態で売られていることが多いと思います。

我が家もこれまでは、買ったままのパックに入れた状態で野菜室に入れていたのですが、そうするといつのまにかミニトマトがブヨブヨになっていたり、カビが生えていたりなんてことも……。

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買ってきたパックの状態だと、ミニトマトがギューギュー詰めになっているため、お互いがお互いを傷付けてしまい、傷みがはやくなってしまいます。

買ってきたらまずパックから出し、ヘタをとったあと軽く水洗いして、水気をキッチンペーパーなどで優しく拭き取りましょう。

そのあと、キッチンペーパーを敷いた保存容器にトマトを並べて(なるべく重ならないようにするとベスト)、さらに上からもう一枚キッチンペーパーをかぶせます。

こうすることでキッチンペーパーが余分な水分を吸収し、適度な湿度を保ってくれるため、ミニトマトを乾燥から防ぐことができます。

ミニトマトの保存方法

あとは蓋をして、野菜室でなく冷蔵庫に!

この一手間をすることにより、以前のようにカビが生えたり、ブヨブヨになったりということがなくなりました。

ミニトマトの保存はヘタなしで!

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ミニトマトをお弁当などに入れる際、よくヘタ付きのまま入れているのを見かけます。

でもこれ、実は良くないのです。

ミニトマトのヘタには、雑菌やカビがついていることもあるため、必ずヘタは取っておくこと!

彩りのためにはちょっと緑がある方がきれいですが、長く保存して、おいしく食べるためにはぜひ覚えておきたいですね。

ピーマンの保存方法

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次にご紹介するのはピーマン。

夏野菜の一種ですが、年中通してスーパーに並んでいて、お料理に使う方もたくさんいらっしゃると思います。

このピーマンも、買ってきた袋のまま野菜室に入れておくと、傷みがはやまる原因に!

実はこちらも、一手間が大切なお野菜なんです。

ピーマンの保存方法

まず、買ってきたピーマンを袋から出し、水滴などがついている場合はキッチンペーパーなどで優しく拭き取ります。

そのあと、ジップロックなどのチャック付きの袋にピーマンを入れてから、野菜室へ入れましょう。

ピーマンにかける「一手間」はたったのこれだけ! でも、この一手間がピーマンにとって、他の野菜達にとっても重要なんです。

ピーマンのせいで他の野菜が傷んでしまう!?

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このピーマン、食物の成長を促進させる「エチレンガス」というものを出していて、そのままの状態で野菜室へ入れていると、他の野菜の成熟・成長をはやめてしまうんです。はやめる=傷みがはやくなってしまうということ。

そうした影響から他の野菜を守るためにも、この一手間が重要になってくるというわけです。

ブロッコリーの保存方法

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次に紹介するのはブロッコリー。

こちらも手軽に食べられる野菜の一つで、我が家もよく食卓に出すことがあります。

このブロッコリーに関しては、一手間ではなく、保管場所について気をつけるべきポイントがあります。

野菜は野菜室へ……という概念を取り払おう

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野菜を買ったあと、大抵の野菜は野菜室へ……と思いがちですが、実はこのブロッコリー、野菜室ではなく、冷蔵庫のチルド室が最適な保管場所なんです。

ほとんどの冷蔵庫の場合、野菜室は他よりも少し高めの温度に設定されているのですが、この温度がブロッコリーにとっては適温。そのため、呼吸を促すことにつながり、劣化のスピードがはやまることに。

その点、温度が低めに設定されているチルド室では、ブロッコリーも休眠状態になるため、呼吸も抑えられ、結果劣化のスピードも遅くなるというわけです。

ブロッコリーの保存方法

保存の方法としては、ポリ袋などに入れた状態で軽く袋の口を結び(乾燥を防ぐため)そのままチルド室に入れるだけ。

場所を取るのが少しネックではありますが、保管場所を変えるだけで新鮮さが格段に長続きするようになりました。

まとめ

せっかく買ったお野菜、健康のためにも、おいしい料理のためにも、ポイントをしっかりおさえて無駄なく使いたいですよね。

他の野菜の保存方法についてもまとめていきたいと思っているので、また覗いていただけると嬉しいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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