作り置きに便利! 保存容器のメリット・デメリットと使い分け方
食材の保存や冷蔵庫の整理に欠かせない保存容器は、どのご家庭にもあるのではないでしょうか。材質もさまざまな保存容器は、どれを選ぶべきか迷ってしまいがち。迷った末に何個も買い足し、キッチンを占領しているという場合も。便利になるはずの保存容器に悩まされるのはもう終わり。それぞれのメリットを見極め、上手に使い分けしませんか。
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
こんにちは。ライフオーガナイザーのうめだあさみです。
みなさまのお宅には、どんな保存容器がありますか? 手軽に購入できたり、おしゃれな見た目であったり、一口に「保存容器」と言っても、種類がさまざまで選ぶのだけでも大変ですよね。
また、値段やデザインだけでなく、機能面も重要! 忙しいママには、電子レンジ可や食洗器可、オーブン可……などなど、手間がかからない機能も欲しいところ。
今回は、我が家で使用する材質の異なる3種類の保存容器のメリット・デメリットとその使い分けについてご紹介します。
プラスチック製保存容器
メリット・デメリット
《メリット》
・安価で種類が豊富!
100円ショップでも多く見かける、プラスチック製保存容器。お手頃価格な上、形や大きさもたくさんの種類があるため、気軽に購入できます。
・軽くて丈夫
子どもがどんなに手荒く扱っても、落としても、壊れることはありません。
《デメリット》
・油汚れが落ちにくい
プラスチックについたヌルヌル汚れはなかなか取れない! だからこそ、洗剤が進化していくのですね。
・色、におい移りの可能性あり
ついてしまった色やにおいは完全に取り切れないことも……。
プラスチック製保存容器の使い方
我が家では、プラスチック製容器には、生野菜・フルーツを入れて活用しています。油ものではないので、洗う時の手間は少なく、色・におい移りの心配もありません。
プラスチック製容器は、お弁当のシーンで使うことも。サラダやデザートをメインのお弁当箱とは別の容器に入れて持っていくことで、お弁当箱を温め直すときにわざわざ分ける手間も省くことができます。デザートケースを準備しなくても、手持ちの保存容器で済むならお手軽ですよね!
また、食べきれなかったカットフルーツを保存容器で冷凍保存することも! フローズンフルーツは小腹がすいた時の強い味方です。
※冷凍や電子レンジでの使用は製品によるため、耐熱温度・耐冷温度の確認が必要になります。
愛用しているのは、以前ホームセンターでまとめて購入したプラスチック製保存容器。
我が家では、同じ種類の保存容器をサイズ違いで使用しています。安価でついつい増えてしまいがちだからこそ、まとめて購入して徐々に増えていくのを予防します。
ガラス製保存容器
メリット・デメリット
《メリット》
・透明で中がわかりやすい
中の食品が見えることで、冷蔵庫の中でも何が入っているかすぐ判別できます。
・油汚れが落ちやすい
いつも通り洗うだけで、油汚れもスッキリ! 色やにおい移りもなし!
《デメリット》
・価格が高め
プラスチック保存容器に比べると、少々価格が高めです。
・衝撃に弱い
ガラス製ですので、衝撃が加わると欠けたり、割れてしまうことも。
ガラス製保存容器の使い方
ガラス製保存容器は、夕食の残りもの専用として活用しています。
透明なので、フタをして冷蔵庫に入れておいても、中身は一目瞭然! 存在を忘れることなく、確実に消費ができ、ムダがありません。
残り物は翌日中には消化したいため、電子レンジで温め直してまとめて食卓に。フタを外せば、そのまま食卓に出しても違和感はありません。
カレーでも、色移りもにおい移りもナシ! 油たっぷりの料理でも、洗うのは簡単です。
愛用品は、iwakiのガラス容器。重ねてもスッキリまとまります。
琺瑯製保存容器
メリット・デメリット
《メリット》
・直火・オーブンOK
調理が可能なので、移し替える必要なくそのまま保存することができます。
・酸や塩分に強い
におい移りが少なく、酸や塩分にも強い琺瑯は食材の味を損ねず、清潔に保つことができます。
・デザインがおしゃれ
真っ白なデザインもイラストが入ったデザインも、どこかレトロでステキ。
《デメリット》
・衝撃に弱い
ガラス製同様、ぶつけたり落としたりすると欠けてしまうことも。
・電子レンジの使用は不可
直火はOKですが、電子レンジでの温め直しはできません。また、IHクッキングヒーターには対応してない場合もありますので、ご確認ください。
・価格が高め
ガラス製保存容器同様、価格が高めです。
琺瑯製保存容器の使い方
琺瑯製容器は常備菜専用。簡単な煮物などは、直火で作ってそのまま保存ということも。
真っ白な容器は、外側からでは中身が見えません。そこで役立つのが、ホワイトボードマーカー! 琺瑯製容器に直接記入しても、洗うときに簡単に消すことができるので、付箋などを使うよりもラクにラベリングすることができます。
我が家では調理日はすべて同じ日なので記入を省いておりますが、料理名だけでなく、作った日付や消費目安を記入しておけば、せっかく作った料理をムダにしてしまうこともなくなりますよ。
まとめて作った常備菜は、毎日の小鉢用として、数日かけて食卓へ。
愛用品は野田琺瑯の「White Series」。真っ白なデザインが好みです。サイズ違いで購入し、使い分けています。
取っ手付きは、味噌の保管に活用。塩分にも強い琺瑯は、味噌の保管や漬物にもぴったりです。
保存容器の収納ポイント
プラスチック製、ガラス製、琺瑯製。我が家にもたくさんの保存容器があります。
プラスチック製保存容器は特に「かさばってしまって、戸棚がいっぱいいっぱい!」と収納場所に悩まれる方も多いのではないでしょうか。
収納のポイントは、【そろえる】こと。
種類がバラバラだと、同じような大きさでもうまく積み重ねることができない場合が多く、収納棚を占拠しがちに……。
種類を【そろえる】ことで、積み重ねることもでき、収納したときの見た目もスッキリします。ただし、中には同じ種類でも入れ子状には収納できない場合も……。
『フタをして収納する』のか『フタと本体を別に収納する』のか、収納場所に見合った方法を見極めて購入することで、収納のイライラから解放されるはずです。
ついつい買い足してしまいがちな保存容器。この機会に確認してみてくださいね。
まとめ
それぞれの材質によって大きく変わる【デザイン】【性能】【価格】。ライフスタイルに合った保存容器を選ぶことで、ママのキッチンタイムがラクに、楽しく、そして時短につながる場合も。便利なアイテム、保存容器のメリット・デメリットを見極めて、ママの味方にしてみてください。それぞれを使いこなせば、ママのキッチン作業がラクになるかも。
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