おもちゃを分かりやすく整理整頓! 100均グッズでの子ども部屋収納
どんどん増えていく子どものおもちゃ、皆さんはどのように整理整頓されているでしょうか? お子さんの成長に合わせつつも、子どもはもちろん親もストレスなく、片付けの習慣がつけることができる……。そんな収納方法が理想ですよね。今回は我が家の実例を元に、便利な100均グッズを使った収納アイディアをご紹介していきたいと思います。
子どもの成長に合わせた収納法と片付け方とは?
こんにちは。Instagramでは整理収納を主に投稿させていただいています! 元保育士で、現在小学生2年生になる双子のママをしているankoです。
どんなに片付けてもすぐに散らかってしまう、なかなか子どもが片付けようとしないなど、小さなお子さんを抱える親御さんにとって、おもちゃの収納は悩みの一つ。
収納やインテリアなどをメインに投稿しているInstagram内でも、どうすれば子どもがきれいに片付けられますか? などのコメントをいただくことが多く、あらゆる収納の中でもおもちゃは、親にとって一つの課題のように感じます。
上の写真は、我が子が保育園の年中さんぐらいの時のリビングのキッズスペースになります。
子どもの様子を見ていると、2歳から3歳ごろにかけて、物を何かに見立てて遊ぶ『見立て遊び』や、大人のマネごとから始まり、子ども自身が何かの役になりきって遊ぶ『ごっこ遊び』などが見られるようになってきます。
実はその『ごっこ遊び』の時期こそ、私の考える「見せる収納」に切り替える、ベストなタイミングなんです。
我が家の場合、ちょうど子ども達がお店やさんごっこにハマっていた時期もあり、毎日のようにおままごとをして遊んでいました。
特に好きだったお店やさんごっこ。
フェイクスイーツやままごと用の食べ物を並べて、お客さん役になって買い物をしたり、店員さん役になって袋詰めやレジを打ったり……。
遊びに夢中になっているときはいいのですが、いざ片付けの時間になると、いろんなところにいろんなものが散乱して悲惨な状態に。
すぐにでも「はやく片付けなさい!」と言ってしまいたいところですが……そこはグッとこらえます。
大人もそうですが「片付けなさい!」と言われると、なぜかその気になれなかったり、面倒くさいなぁ……なんて思ってしまいますよね。そしてついつい適当に片付けていたら、後で「これがない!」「あれがない!」なんてことになったりすることも多々……。
するとどこになにがあるのか、何をどこにしまうべきなのかがごちゃごちゃになってしまい、結果的になかなか片付かない、片付けられない環境を作ってしまいます。
子どものお片付けに関しても、言葉がけはとても重要なもの。
『〜しなさい!』ではなく『◯◯してみたら?』と少し言い方を変えるだけで、不思議なことに子どものやる気スイッチが入るんです。
片付けをするときの子どもへの声かけ
ちなみに我が家の場合……。
『明日もお客さんがくるようにきれいに並べてみようか?』
そう言い方を変えるだけで、ちゃんと◯◯はここに、◯◯はこっちにと、子ども達だけできちんと片付けをしてくれるようになりました。
そのためにはもちろん、どこになにをしまうのか、片付けられるための土台をしっかり作らなくてはなりません。
おもちゃ収納はざっくり&きちんと
ままごとに限らずですが、子どものおもちゃというと割と細々したものであったり、数がたくさんあるものなど種類によってさまざまです。
大人の目線で「あれはこっちでこれはここ!」と決めてしまうと、子どもにとってはその仕分けに時間がかかってしまい、片付けることがだんだんと苦になってしまうことがあります。
もちろん、子どもの性格にもよる部分がありますが、ある程度はひとまとめに、大きなカゴや箱にガサッと入れてしまうザックリ収納も片付け方の一つ。
あくまでも子どもが分かりやすく仕分けができるよう、細かすぎず程よくきちんと分けることがポイントです。
おもちゃ収納に使える100均アイテム
今やいろんな収納グッズが売られていますが、気軽に揃えられる100均アイテムこそ、子どものおもちゃ収納にもってこいなアイテムです。
特にこのスクエアボックス! 今では色やサイズも増え、収納するものの内容によってサイズを選んだり、お部屋の雰囲気に合わせてカラーをチョイスできるようになりました。
おもちゃ収納以外でも、我が家はさまざまな場所で、いろいろなものを収納するのにこのスクエアボックスを活用しています。
片付けしやすくなるラベリング方法
このスクエアボックス、我が家では側面に中に入っているものの写真を貼って、中になにが入っているのかパッと見てわかるようにしています(ちなみに我が家が使用しているのはダイソーのスクエアボックスです)。
こうすることで、子どもも片付けの際、どこになにをしまうのかを把握しやすくなりますよ。
ある程度年齢があがってくれば、中身の内容を文字だけで提示しても分かると思いますが、子どもがまだ小さいうちは、文字だけでなく写真や絵などと一緒に提示してあげると、さらに分かりやすくなります。
"蓋"を上手に使った片付け(収納)方法
収納に非常に便利なこのスクエアボックス。
でも使えるのは、箱だけじゃない! 実は蓋も大いに活用できるんです。
この蓋部分、蓋としての役割だけでなく、写真のようにトレーのようにしても使うこともできます。
おままごとなど遊びの中ではもちろんですが、普段の食卓でちょっとしたものを乗せるトレーとして使用すると、食卓が少し華やかでかわいくなったり、大勢の子どもがいるときはそれぞれ違う色のトレーでパーティをするのもいいかもしれません。
使い方によってさまざまなシーンで大活躍なスクエアボックス、ぜひみなさんもお気に入りのカラーを見つけてみてくださいね。
蓋とボックス本体の色を変えておしゃれに
大概のスクエアボックスは、蓋と箱と同じ色で一つの商品なのですが、色違いのボックスを購入して、あえて蓋と箱と違った色にしてみるのもオシャレでかわいいです。
蓋の色が違うだけでも、ちょっと引き締まったような雰囲気になったり、ポップで可愛らしい雰囲気になったりと、いろんなバリエーションを楽しむことができます。
まとめ
最近は「カフェ風インテリア」なんて言葉もあるぐらい、100均に行くとおしゃれなカフェにありそうな雑貨がたくさん並んでいます。
かわいいフェイクスイーツなら、あえて中身の見えやすい透明な容器に入れて並べてみたり、お皿に並べて置いておくだけでも、あっという間にカフェ風のおままごとができるようになります。
見た目にもカラフルな子どものおもちゃ、隠してしまう収納よりも、あえて並べてみることで案外スッキリすることも……。
普段よく目にするお店の商品のディスプレイもそうですが、あれだけたくさんの商品が並んでいるのに、店内はごちゃごちゃしておらず、割とスッキリして見えますよね?
そう、それもきれいに並んでいるからなんです。
お店に入った時、ワクワクしながら「今日は何をして遊ぼうかな?」とおもちゃを選ぶ姿……。きっと親御さんは、そんなお子さんの姿を何度も目にしてるのではないかと思います。
お家のおもちゃに関しても、そんなワクワク、ドキドキを持って遊んでくれると嬉しいですよね。
だからこそ、収納も子どもの成長に合わせて変えていく。そうすることで、お子さんも無理なく片付けの習慣がつき、片付けが楽しくなってくれるのではないかと思います。
おもちゃ収納にお困りのご家庭があれば、ぜひ一度試してみていただけたらと思います。
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