こんな手があった! 乾燥と収納に困る水筒をラクに管理する方法
今や大人も子どもも、1人につき1本以上は持っている水筒。直接口につけるものなので、衛生的な管理は欠かせません。その上、大きさも大小さまざまで転がりやすい形状のため、日々の置き場所に困っているご家庭も多いのではないでしょうか。今回は家族5人の水筒を管理する、我が家の水筒管理についてお伝えします。
こんにちは。ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。
5人家族の我が家は、家族全員がほぼ毎日水筒を使用します。そのため、毎日キッチンには5本(時にはそれ以上)の水筒が集まります。
洗浄後は、次回の使用に備え、乾燥・保管しますが、なんといっても積み上げることができない形状のため、収納に困る! 水筒の数が増えていくごとに、管理方法に頭を悩ませ、試行錯誤を繰り返してきました。
今回はそんな我が家の【衛生面・収納面において納得】の水筒の管理法についてご紹介します。
水筒の収納は、しっかり乾燥できる置き方で!
中まで洗った水筒は、しっかり乾燥させることでカビ予防につながります。とはいっても、細い水筒の中に手を入れて、拭くことは困難。そのため、もっぱら自然乾燥です。
我が家で使用するのは、「tower・キッチンエコスタンド・ワイド」。逆さに干し、空気を通すことで、布巾などに口を伏せて逆さに立てるよりも早く乾きます。
ずっしりとした重みがあり、裏には滑り止めのゴムもついているため、5本の水筒をたてても、重さで倒れることもなく安心です。
スタンダードの4本とワイドの8本の商品がありましたが、使用したい水筒の本数が多い我が家は、ワイドがピッタリです。
基本的には出しっぱなしですが、未使用時には折りたたむこともできるので、来客時等は引き出しの中に隠すことも可能です。
ちなみに100円ショップでも、プラスチック製の似たような商品を見かけたことがあります。
我が家では、常に4~5本を立てかける必要があるため耐久性に不安を感じますが、子ども用の小さな水筒2本ほどなら安心して使用できそうです。
平日はあえて水筒を出しっぱなし収納
夕方に洗浄し、翌日朝には使用するのが平日の流れ。そのため、あえて収納はせず、スタンドに干した水筒は、キッチン背面のカウンターに出しっぱなしです。出しっぱなしと言っても、日中は水筒を持ち出しているため夜間だけ。
日中に急なお客様が来た時にはスタンドのみの状態です。そんな時には、折りたたんでササっと隠してしまうことが可能ですので、ご安心ください(笑)。
スタンドの下には珪藻土マットを! 吸水性と速乾性に優れているマットのおかげで、水滴で濡れたカウンターを拭く手間も、下に敷いた布巾を洗う手間も不要です。
フタや取り外したパッキンなどのパーツも、珪藻土マットの上にポンと置くだけ。本体に比べ、フタやパーツの方が乾くのが速いため、乾燥後は事前にセットしておきます。
朝は、干してあった水筒に中身を入れ、事前にパッキン等をセットしたフタを閉めるだけ。
忙しい平日朝のためには、しまい込まない管理がラクなのです。
週末は棚の中で水筒をきちんと収納
水筒を使用しない週末に平日と同様の管理をしていると、日中も水筒だけでカウンターがいっぱいに! そのため、平日は出しっぱなしの水筒も、週末には収納します。
収納場所はキッチン横の収納庫の一角。
・フタをするとにおいがこもりがち。また、いざ使うときにフタをしていると、①フタを外す→②中身を注ぐ、という作業が発生することになり、ワンステップ手間取ってしまう。
・フタを外したまま、口を上に向けて立てて収納するとホコリの侵入が気になる。
上記を考慮して、我が家では「フタを外して」「寝かせて」収納しています。
毎日使用している、使用頻度の高い水筒のフタは、プラケースに収納します。
フタが閉まっている水筒は、長期間使用していない、使用頻度の低い水筒。完全に乾燥させたのち、ホコリの侵入を防止するため、あえてフタをして保管しています。
水筒用に設置した棚は、突っ張り棒2本とワイヤーネット、結束バンドで簡単に作成できます。
突っ張り棒2本を渡し、上に乗せたワイヤーネットを結束バンドで留めただけの、簡単な工程ですが、ポイントが1点。
【後側の突っ張り棒の高さを前側よりも低くする】ことにより、前部分が高く、ゆるやかな傾斜がつきます。不意に水筒に手が引っかかってしまった時でも、後ろ側への傾斜のおかげで、前に落ちにくくなりますよ。
水筒を床に落とすと水筒や床に傷がつくだけでなく、立ち位置によっては怪我をしてしまう可能性も……。数センチの傾斜で「あっ!」を予防できます。
まとめ
大人も子どもも、口にするものだから清潔に。そして毎日使うものだからこそ、しっかりとした収納場所を確保しておきたいものですね。
もうすぐ4月、新生活で新しく水筒を購入する方も多いかと思います。デザインや使い勝手の確認と共に、洗浄方法や収納場所などの視点も踏まえて、新しい水筒を検討してみてくださいね。
水筒の準備や管理をする、毎日忙しいママが、少しでもラクになると嬉しいです。