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2019年03月10日 11:00 更新

溜まる子どもの作品どうしてる? 整理の基準と収納のコツ

毎年学期末に増えがちな子どもの作品。せっかく作ったからには大切に保管したいですが、年々量が増えてきてスペースに入りきらなくなることもあります。ずっと保管しっぱなしよりも、定期的に見直す機会を持って、大切に残しておきたいものを厳選したいですね。子どもの作品の整理方法や収納方法をご紹介します。

Lazy dummy

こんにちは。ライフオーガナイザー®の橋本智子です。

子どもが幼稚園や学校から持ち帰ってくる作品、みなさんはどのように整理・保管されていますか?

・スペースがあるうちは全部取っておきたい。
・写真にとって処分している。
・思い入れのあるものだけ残すようにしている。

人によって、残す基準、手放す基準はそれぞれで正解も間違いもありません。

ですが、片づけサポートではお悩みとして、スペースから溢れてしまったので保管方法を見直したい、家のあちこちに学校から持ち帰ったままの状態で点在してしまっているので整理したい、というお話も伺います。

今回は、実際に我が家で実践している整理方法や保管方法についてご紹介します。

子どもの作品を「残す基準」と「手放す基準」

残しておく子どもの作品例・立体的な作品や母の日、父の日のプレゼントなど
出典: https://www.imalife-organize.com

誰のために作品を残すのかによって、整理する基準も変わってきます。

お子様が小さな時に保育園や幼稚園で作ってきた作品をずっと保管されている場合、親の方は思い入れがあるけど、子ども自身は覚えていなかったり、あまり興味を示さなかったりする作品もあるかもしれません。

反対に、小学校で頑張って作ったものや何か賞をもらった作品、ご両親へのプレゼントとして作ってくれた作品などは、保管するだけでなく、飾ってみるのも良いですよね。

我が家は子どもが1歳、2歳の時に保育園で作った作品のうち
・子どもの手形や足形などが使われている作品
・子ども本人が描いた形跡がある絵
については残すことにしています。

ただ、明らかに先生が作ってくれたんだろうな……と感じるものについては手放したものもあります。

最近の作品については、本人が覚えている絵や興味を持っている絵・作品は残し、空き箱などで作った工作のうち、本人がもういらないと言うものは手放しています。

また、立体的な作品や母の日、父の日のプレゼントとしてもらった作品は保管ボックスにいれず、リビングなどに飾ったり、こいのぼりなどの季節の作品は兜飾りと一緒に保管して毎年飾ります。

横にも縦にも! IKEAアイテムで子どもの作品収納

出典: https://www.imalife-organize.com

最初は収納ボックスに入れていた作品ですが、幼稚園に入り、画用紙のサイズが大きくなりボックスに入りきらなくなってしまいました。

そこで縦にも横にも収納・保管できるIKEAのSKUBBを使うことにしました。シーツや布団収納にピッタリなSKUBBですが、子どもの作品サイズにもピッタリ!

我が家は押し入れの下段に立てていますが、収納スペースによっては、横に寝かせることも可能です。縦、横共に持ち手があるので取り出しやすいですね。

ただ、SKUBB自体の強度はないため、作品を入れたSKUBBの上に重い物を乗せると作品がつぶれてしまいます……。また、細々した作品は中でごちゃごちゃになりやすいので、同じくSKUBBシリーズのボックスにまとめて入れています。

IKEA SKUBB スクッブ(サイズ 69x55x19 cm)
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(2019/2/20 時点)

子どもの作品の保管を楽にするコツ

持ち帰ってきた作品はまず飾ろう!

Lazy dummy

子どもが持ち帰ってきた作品。せっかく頑張って作ったり描いたりしたものなので、飾ったり貼ったりして家族で鑑賞する時間を作ってもいいですよね。

我が家も壁に貼ってみると、「この絵はね……」と一つひとつうれしそうに説明してくれました。過去の絵も出して一緒に貼ってみると、成長がみられて感慨深いものがありますよ。

「ここに入るぶんだけ」という収納の枠を決める

子どもの作品は「ここに入るぶんだけ」という収納の枠を決める
出典: https://www.imalife-organize.com

どんな収納グッズを使うかよりも、どれだけの量を保管しておくのかを決めておくのも大切です。

できるだけ全部保管したい、という場合であれば、現状余裕がある状態にしておかないと、今後増えていった時に保管場所がなくなってきます。

溢れてから整理しようと思うと大変ですので、今後の事も想定して他のものを整理していくことも必要です。

反対に「ここに入る分だけ持つ」という枠を決めておくのも効果的。

全部を保管したくても、収納スペースには限りがありますよね。「ここに入る分は残してもOK、ここがいっぱいになったら見直す」というルールを決めておくだけでも、物が溢れない仕組みを作ることができます。

まとめ

子どもの作品は定期的に親子で見直しましょう。親の視点、子どもの視点、残したいものと手放してもいいものに違いがあるかもしれません。

大切な思い出として保管すると決めたものは、良い状態で保管できるよう収納場所を決めてみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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