転勤族が教える! 引越しの荷造りの裏技と便利グッズ
春ですね! 新生活のために引越しを控えているという方も多いのではないでしょうか? 今日は現役転勤族の整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)が引越しのコツをいろいろとお伝えしたいと思います。
引越しが決まった! いつから荷造りをしたらいいの?
こんにちは! 整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。
我が家は現役転勤族。引越しの辞令が出ると同時に家探しを開始、2週間後には着任して新生活の始まりという流れなので、いつも荷造りにかけられる時間は1週間ほどです。
でも、ある程度事前に引越しスケジュールが分かっているのならば、2週間前には段ボールをもらい荷造りを開始するのがオススメです。
というのも、大型ごみの処分や家具の処分は回収までに時間がかかることが多い!
特に引越しシーズンは、大型ごみの回収に時間がかかることが予想されますので、「これはもう大型ゴミに出す!」と決めているモノは、早めに手続きをしてしまいましょう。
同時に冷蔵庫の中身や洗剤などのストックも、どんどん消費して減らしていくことも忘れずに。
引越しをスムーズに始めるために準備したいこと
引越しは身軽になる大チャンス!
お引越しといえば、人生で数えるほどしかない一大イベントです。一方で「この荷物を全部荷造りして移動するの……?」と途方に暮れてしまう方もいるかもしれませんね。
でも見方を変えれば、溜め込んでしまったモノを一気に見直すことができる大チャンス! これを生かさないのはもったいないです。この機会にぜひ不要なモノは手放してみましょう。
荷物が減れば、荷造りの手間も荷解きの手間もなくなり、引越しの配送料も安くなります。
引越しを機に家中のモノを整理して、身軽な生活にシフトチェンジしましょう。
まずは部屋の使用目的を考えよう
新居が決まったら、まずは間取り図とにらめっこしてみましょう。
次に、「ここは○○に使う部屋」「ここは〇〇に使う部屋」と、部屋の使用目的を明確にしていきましょう。そして部屋の用途が決まったら部屋に番号をつけます。
①リビング
②子ども部屋
③キッチン
④寝室
⑤トイレ
⑥洗面所
こんな風に部屋にしっかりとした目的を定めることで「どの部屋に持ち運ぶべきものなのか」がはっきりと分かり、引越しの搬入も荷解きもスムーズに進めることができます。
場所ごとに荷物を分けていくのが、引越しと片付けを同時に成功させるポイントです。
使わないものから詰めていく
まず詰めていくのは、アルバムのような思い出の品やCD、季節外の洋服、本、壁の飾り物など、とりあえずなくても生活できるものからです。
「段ボールに微妙に隙間があるから違う部屋のアレでも一緒に詰め込んでおこうか……」と他の部屋のモノを混ぜてしまうと、新居での荷解きの時に大変になってしまいます。
必ず部屋ごとに、使わないモノから詰めていくようにしましょう。
引越しにあると便利なグッズ4選
ノック式油性ペン
次に、荷造りするときにあると便利なグッズをいくつかご紹介したいと思います。
まず、ノック式の油性ペン! 荷造り中は部屋が散らかっているので、ペンのキャップなど小さいものは紛失しがちです。
でも、ノック式の油性ペンならばキャップがなくなる心配はありませんね! 色は、黒と赤の二色あるとなお良いでしょう。
養生テープ
次にご紹介するのが養生テープ。普通のガムテープなどに比べて粘着力が弱く、糊残りもしにくい粘着テープです。
プラスチック製の引き出しやタンスならば、養生テープで飛び出ないように留めるだけでそのまま引越し屋さんが運んでくれることも。わざわざ段ボールに中身を移す必要がないので、楽に荷造りできますね!
梱包用フィルム
こちらは100円ショップでも売っている梱包用フィルムです。
オススメはキャンドゥのモノ! フィルムの部分が回転するので使いやすいんです。ちなみに、取り替え用リフィルも販売されていますよ!
このフィルムを使えば、収納容器に入っているモノもザックリと梱包することができます。
もちろん傷がつきやすいモノ、割れやすいモノなどはしっかりと個別に梱包してくださいね!
開封するのも楽チン! ハサミ一本で切り目を入れるだけでOKです。
これならば、新居についてすぐに使うことができそうですね。
家電の配線ラベル
こちらは我が家のテレビ裏です。引越しに備えてテプラでラベリングをしています。
コードと取り付けの穴に同じマークをラベリングすることで新居についても簡単にセットし直すことができます。
我が家はマークで区別していますが、単純に「1」「2」「3」と番号で区別していくのも良いですね!
荷造りする時のコツって?
意外と知られていない、荷造りする時の基本について。本やCD、書類、食器のように重たいものは、小さい段ボールに入れましょう。人形やクッション、軽い雑貨類やおもちゃなどは、大きな段ボールを使います。
キッチンでよくあるのが粉物類です。粉物類は運んでいる最中にクリップが外れてしまう恐れがあるので、念のためビニール袋に入れた後に段ボールに入れるようにしましょう。醤油などの液体調味料や食器用洗剤も同様に、それぞれビニール袋に入れておくと安心です。
洗面所ではシャンプーや液体洗剤もビニール袋に入れて運びたいですね!
段ボールにはそれぞれ行き先と中身を記載します。その時にポイントとなるのが、最初に考えた「部屋の役割と番号」です。
段ボールにはそれぞれお届け先の部屋番号を大きく記入しましょう!
引っ越し当日には、部屋番号を大きく書いた紙を各部屋の入り口にマスキングテープなどで掲示することで、「この段ボールはどこに運びますか?」というやり取りがなくなり、スムーズに荷物を搬入することができます。
段ボールに記入する際は、一番上の面と側面2箇所に書くことで、どこから見てもわかりやすくなります。また、割れ物などの場合は赤ペンを利用して目立つように記載しておきましょう。
通帳や印鑑、パスポートなどの貴重品は、基本的に自分たちで運ぶようにしましょう。
遠方への引越しの場合は、日をまたぐことがあるので、一泊分の衣服やお泊りセットが必要になりますね。間違って引越しトラックの荷物に詰め込んでしまわないように注意が必要です。
また、新居に着いたらすぐに使いたいものは「初日BOX」を作っておくと便利です。
中にはカーテン、家具組み立て用工具、ゴミ袋、雑巾、洗面道具、バスタオル、トイレットペーパー、ティッシュ、カッター、軍手などがあると便利でしょう。小さなお子様がいる場合は、お気に入りのおもちゃなどを少し入れておくといいかもしれませんね。
まとめー最後に詰め込むものは?
荷造りの最後に詰め込むことになるのが、掃除機や雑巾などの掃除用具とガムテープです。引越し屋さんが大きな家具を動かしてくれると、裏の埃の量に驚いてしまうことがありますよね。お世話になったお部屋は、最後に掃除機できれいに掃除してあげましょう。
荷物を詰め込んだらこのお部屋ともお別れです。新居での新しい生活のスタートですね!
荷造りで不要なモノを削ぎ落とした新生活はきっと、軽やかなスタートとなるはずです。最後の荷物に新生活の希望も詰め込んで蓋をしたら、いざ出発! 新しい場所、新しい環境をどうぞ思う存分に楽しんでくださいね。
参考になれば幸いです。整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。
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