コストコの返品方法 | 気をつけたい返品ルールと注意点
コストコで買った商品は、レシートを捨ててしまっていても返品ができるというのは本当なのでしょうか? 結論としては、コストコで買った商品はレシートがなくても返品することができます! ただし、返品できない場合も。コストコのレシートをなくした場合の返品について、分かりやすく紹介していきたいと思います。
コストコアドバイザーのコストコ男子です。
「コストコで買い物をした商品を返品したいけど、レシートをなくしてしまった(泣)」
また、場合によっては
「クレジットカードで支払った明細書も捨ててしまった」
なんていう人もいるかもしれません。
今回は、レシートをなくした場合のコストコでの返品ルールについて紹介していきたいと思います。
コストコの返品規則
まずは、レシートがない場合のコストコの返品ルールについて紹介していきます。
原則は返品する商品とレシートを添えて
コストコで買った商品を返品したい場合、本来のルールでは、以下のものを用意する必要があります。
【返品の際に必要なもの】
・返品する商品
・レシート
・クレジットカードの支払伝票(クレジットカードで支払った場合)
・クレジットカード(クレジットカードで支払った場合)
しかし、コストコで買ったときのレシートをなくした場合には、返品できるのでしょうか?
●レシートをなくした場合
レシートをなくしてしまった場合でも返品することが可能です。
コストコは会員制のスーパーなので、あなたが過去に購入した商品の履歴が残っているんですね。
ですので、購入時期と商品名がわかれば、レシートがなくても購入したことを証明することができますよ。
ただし、レシートがあったほうが、その購入履歴をすぐに見つけやすいというわけです。
どうしてもレシートが見つからない場合は、レシートをなくしてしまったと正直に説明すれば大丈夫です。
●クレジットカードの支払伝票をなくした場合
最近はコストコグローバルカードの還元率が良くなったので、クレジットカードで支払う人も増えていると思います。そのため、クレジットカードで支払ったものを、返品したいっていう人も。
クレジットカードで支払いをすると、通常のレシートにプラスして、クレジットカードの支払伝票も受け取りますよね。
あのクレジットカードの支払伝票が返品の際にも必要になります。
ただし、クレジットカードの支払伝票も、どうしても見つからない場合には、レシートをなくした場合と同じように、正直に伝えれば、ほとんどの場合対応してもらえますよ。
コストコの返品方法について書いてあるネットの情報では、クレジットカードの支払伝票がないと返品できないと書いてあるサイトが多いですが、100%返品できないわけではありません。
事前にコストコに電話をして問い合わせをすれば安心ですね♪
もしも返品がOKとなった場合、クレジットカード会社からの引き落としが完了している場合は、現金で返品処理されます。
引き落とし前であれば、データだけで返品処理されることもありますので、支払いをしたクレジットカードは忘れずに持っていきましょう。
商品によっては返品期限がある!?
ここまでは、コストコのレシートやクレジットカードの支払伝票をなくした場合のルールについて紹介してきました。
しかし、コストコは商品によって返品期限が定められているので注意が必要です。
ここでは、あなたが返品したい商品によって、どのような返品期限になっているのかを紹介したいと思います。
基本的な返品期限
コストコで購入した商品は、基本的には返品期限はありません。
ただし、一部商品については返品期限があります。
デジタル家電・白物家電は90日間
以下のデジタル家電や白物家電は、90日以内であれば返品できます。
テレビ、プロジェクター、コンピューター機器(デスクトップ・ノートブック)、カメラ、ビデオカメラ(空撮カメラ・ドローンを含む)、タブレット端末、MP3プレイヤー、SIMフリー端末、白物家電
できるだけ、元の状態で返品することが望ましいです。
しかし、箱や部品など、一部内容物がなくなってしまった場合でも返品できる可能性は高いです。
すぐに諦めずに、まずはコストコに電話で確認してみましょう!
食品は賞味期限内
食料品については賞味期限内であれば返品できます。
ただし、生鮮食料品などを返品したいときには、賞味期限内にコストコに返品に行けないこともあると思います。
そんな時は、すぐにコストコに電話で問い合わせしてください。
とにかく、賞味期限内に電話をして、返品の意思を伝えることが重要です。
メガネは1年以内
メガネについては、購入してから1年以内であれば返品することが可能です。
実際に使ってみたら、レンズの度が合わないといったこともあると思いますが、レンズの交換については購入してから3カ月以内ならレンズの交換をしてもらえますよ。
ここがすごい! コストコの返品制度のポイント
こんなものまで返品できる!
フードコートで購入した食べ物が美味しくないといった場合でも、レシートがあれば返品することもできますよ。
通常はレシートがなくても会員証があるので返品できますが、フードコートの場合は会員証を提示しなくても購入できるため、会員証のデータに購入履歴がありません。
どうしても口に合わない場合にだけ、レシートと一緒に返品を申し出ましょう。
また、食料品などは開封して少し食べてしまっていても返品可能です。口に合わないという理由の返品もコストコなら大丈夫ですよ。
コストコで返品するときに覚えておきたいこと
コストコで買った商品を返品する場合、注意しなければいけないことがあります。
しっかりとした返品理由が必要
コストコの返品制度は、日本のスーパーのルールと比較して、柔軟に対応してもらいやすいですが、返品する時には、必ず返品理由を聞かれます。
自分の口に合わないとか、サイズが合わないといった理由は全然オッケーですが、あからさまにおかしな返品理由では返品することはできません。
基本的には、その商品があなたにとって価値があるものではなかったという返品理由であれば問題ありません。
セール期間は要注意
コストコで買った商品が、翌週にセールになることもよくあることです。
当然、セールになると値段が安くなるので、なんだか損した気持ちになるのは分かりますが、セールで安くなったからという理由で返品するのはNGです。
まとめ
コストコで購入した購入履歴は、コストコにデータが残されているので、コストコで返品をする際には、レシートを捨ててしまった場合は持参しなくても返品を受け付けてもらえます。
ただし、いつ購入したものか、すぐに確認できるのでレシートがあったほうが返品手続きがスムーズです。
また、クレジットカードで支払いをした商品を返品するときには、クレジットカードの支払伝票があったほうがいいですよ。
クレジットカードの支払伝票も、絶対に必要というわけでもありませんので、もしも捨ててしまった場合には、返品をあきらめずに、コストコに確認してみてください。
コストコで買った商品の返品のルールは、日本のスーパーと比較するととっても柔軟。
アメリカは返品するということが当たり前の国なので、コストコの返品制度の柔軟さは驚いてしまうかもしれません。
コストコ男子はハワイのコストコに行ったことがあるのですが、返品のカウンターには人が並んでいるくらい、返品は当たり前の制度なんですよ。
だからといって、コストコの返品制度を悪用してはいけません。
本当に困った時に、きちんとした理由で返品を申し出るようにしましょう。