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2019年02月14日 11:45 更新

セリア「コースター敷物メーカー」で手軽にハンドメイドが楽しめる!

ちょっとした空き時間に、手軽に何か作りたい! そんなときにぴったりのアイテムをセリアで見つけました♪ 「コースター敷物メーカー」の使い方や、どんなものができるのか、実際試して分析してみました。比較的簡単にできるハンドメイドです。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

皆さんは、編み物って好きですか? 全く経験したことがない方もいますよね。編み物をしたことがない方にとっては、とにかく難しそう……時間がかかりそう……と思われるかもしれませんが、実際にその通り! 編み物が好きな方にとっては、それがいいの! と思うかもしれません。

私は、小学生の時に初挑戦してから、中高生の頃は毎年セーターを編むくらい、編み物が好きでした。子どもが生まれる前や小さい頃も何枚か編んであげることも。毛糸からさまざまな模様が編み出され、1つの形ができていく様は、とても達成感もあり、無心で何かを作る時間もまたストレス解消の癒し時間だったんです。

ところが今はほとんど編み物をしていません。やりたい気持ちはあるのですが、やはり時間がかかるし、手間もかかります。かぎ針で編むレース模様はときめきますが、編み図から目が離せず、何かで中断すると、どこまでやったのかわからなくなってしまいます。無心で編むには雑音も多すぎます(なんせ子ども4人と猫2匹がいますので)。今はせいぜいエコたわしを編むくらい。それでも何か「隙間時間にパパっと作れるものはないかな~?」「難しくなくて、手軽なもの作りがあったらいいな~」と思っていた時に、セリアで「編み物メーカー」を発見したんです!

編み物の経験がなくても、簡単に編み物の楽しさを味わえる「編み物メーカー」。セリアには何種類もありますが、今回はその中から「コースター敷物メーカー」の使い方や、実際にコースターや敷物を作ってみての使い心地と仕上がりについて分析してご紹介していきます。

セリア「コースター敷物メーカー」の内容

こちらが「コースター敷物メーカー」です。セリアでは毛糸や手芸用品のコーナー付近に置いてあることが多いと思います。他にも「ポンポンボールメーカー」「マフラーニットメーカー」「ペットボトルカバーメーカー」などがあります。

100均でも、なかには200円や300円の商品もありますよね。この編み物メーカーは大きめサイズの商品ですが、ちゃんと100円商品! 200円や300円してもおかしくないのでは? と思うくらいです♪

入っているもの

入っているものは3パーツ。本体が2パーツになっていて、織り板が1つ入っています。

本体は直径約24cm。でき上がりは、直径20cmくらいの物までなら作ることができそうです。

使い方

本体はカチッとはめ込んで、1つに組み立てて使います。スリットには1~24までの数字があり、わかりやすくなっています。

コースターの作り方は台紙に載っています。

作業は、軸糸を本体に掛ける、横糸で織る、仕上げ(糸の始末)の3つに分かれます。

それぞれ絵付きで説明が載っているのでわかりやすいのですが、やっぱり実際に自分で作ってみないとよくわかりませんよね。せっかくの便利道具は、買って満足しないで活用しないと!

セリア「コースター敷物メーカー」でコースターを作ってみよう!

では、早速作ってみましょう♪

可愛い毛糸もいろいろあって迷ってしまいますが、今回はナチュラルな雰囲気を出すために、麻ひもを使ってコースターを作っていきます。セリアでは2個入り100円です。

軸糸の掛け方

スリット1と24の間に穴があるので、麻ひもを固結びします。

スリット1から対角線上の13へ紐を渡し、外側からお隣の14に移動して掛けて2へ。これを隣へずらしながら繰り返します。

1周しました! きれいな放射線状に麻ひもが掛けられました。最後の12まできたら、麻ひもを15cmほど残して切り、12と13の間にある穴に固結びします。

スリット1に掛けた麻ひもを24に移動させます。これは横糸を編むときに、偶数のままだと糸を交互に織り上げていくことができないから。放射状に掛けるためには偶数のスリットが必要なので、横糸を折っていく前に軸糸を1つ減らして奇数にします。これで軸糸の準備は完成です。

横糸の織り方

次は横糸の準備です。織り板に糸を巻きます。8の字を描くように麻ひもを巻いていきます。左右が均等になるように巻きましょう。

左右10周ずつ巻きました。巻き終わったら切り離します。

軸糸の中心に、麻ひもをしっかり結びつけます。余分な紐は邪魔になるので切っておきます。

横糸は上下交互に反時計回りで織っていきます。2段目は反対に交互になっていっているか確認しながら織りましょう。

少し織り進めていくと、いっぺんにこれだけ横糸を進めることもできるように。

好きな大きさまで織ったら、横糸を約15cm残して切り、軸糸にしっかり固結びします。

仕上げ(糸の始末)

軸糸の始末をして仕上げていきます。先ずは、スリット24に移動してあった軸糸を1に戻します。

スリット1と2の軸糸を切ります。

固結びします。同じように次の3と4もしていき1周します。

全て結び終わりました♪ 余分な麻ひもを切ったらコースターの完成です。織り目がきれいに出ますね♪

なかなかナチュラルな雰囲気で、コースターとしても敷物としても使えそうです。インテリア小物や撮影小物としても活用できそう♪

糸による違い

使う素材でもかなり雰囲気や作るときの感触が違います。麻紐とは違ったテイストのコースターを作るため、今度は可愛い風合いの毛糸を使ってみました。こちらの毛糸もセリアで販売されています。もこもこした感触のポリエステル100%の「ドルチェ」はパステルカラーが可愛い毛糸。

麻ひもとは全く違う雰囲気が出ます。途中で色が変わるので、1玉から何色ものコースターができました。麻ひもはナチュラルなテイストが魅力ですが、固く伸縮しないので、編み物にはあまり向いていません。織るときも、ちょっと疲れます。反対に毛糸は伸縮性に富み、滑りが良いので織りやすいです。麻ひもと同じ、左右10周ずつ横糸を巻き付けて作っていますが、素材の太さや固さ、質感で、でき上がりサイズは変わってきます。

始めは1つのコースターを作るのに40分程度かかりましたが、慣れると20~30分で作れてしまいます。もこもの毛糸で作ったコースターは織り目はあまり見えませんが、ふわふわルームマットやカーペットの様な雰囲気に。

セリア「コースター敷物メーカー」で敷物を作ってみよう!

今度はサイズを大きくして敷物を作ってみましょう♪

こちらの「ぷくぷくのモール」もセリアで取り扱われている毛糸です。とっても可愛い変化のある毛糸ですが、まったく違う質感の麻ひもと組み合わせてみます。

コースターと同じサイズで先ずは作り、続けて毛糸で織っていきます。縁がもこもこして可愛くなりました。

さらに麻ひも→毛糸を織って完成♪ 麻ひものナチュラルさや織り目の美しさに、毛糸の可愛さや柔らかさがプラスされました。

毛糸のもこもこ感がより出るように、軸糸の結び目は後ろで結ぶようにして表に出てこないようにしました。使うときは裏側は見えないので大丈夫(笑)。

なかなかいい雰囲気のインテリアマットになりました。

使う素材で全く違う雰囲気になるので面白いですね♪ 

寒い季節は毛糸で作りたくなりますが、麻ひもや布を使ったりすれば季節関係なく使えるものもできます。いろいろな素材を組み合わせて作っても面白そうですね。

まとめ

セリアの「コースター敷物メーカー」はちょっとした空き時間にもの作りができる優れもの。1回作ってみれば使い方もわかるので、2度目3度目と慣れてくれば20~30分でコースターが完成してしまいます。使う素材によって雰囲気も変わるので、いろいろ作ってみると面白いですよ♪ 手軽で比較的短い時間のうちに完成してしまうので、コースターを家族分おそろいで作って揃えてもいいですね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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