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2019年02月02日 18:00 更新

マーガリンで汚れ落とし!? 洋服についた油汚れを落とす洗濯の裏技

うっかり洋服に付着させてしまった油汚れ。そのまま洗濯機で洗っただけでは落とせないこともありますよね。頑固な油汚れにちょっとした一手間を加えることで、汚れの落ち具合が大きく違ってきますよ。そこで今回は、油汚れを落とす洗濯の裏技を伝授。キッチンや冷蔵庫のなかにあるものが役立ちます!

油汚れはマーガリンで落とす!?

Lazy dummy

用意するもの

油汚れの種類や洋服に使われている生地によっては、洗濯機で洗っただけでは落とすことができません。しかし、そのまま放置しておくと汚れが定着してしまい、余計に手に負えなくなってしまいます。

そんな洋服に付着した厄介な油汚れは、ある食材を使ってすっかりキレイに落とすことができます。それは、なんとマーガリン。マーガリンというと油を含んでいるので余計に洋服を汚してしまうような気がしてしまいますが、実際はその逆なんです。

マーガリンのほか、事前に準備しておきたいものはこちら。
・キッチン用洗剤
・ティッシュペーパー
・ドライヤー

シミ落としの方法

マーガリンを使って洋服に付着した油汚れを落とす方法は以下の通りです。

1. 汚れが移ってしまわないよう、ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどを油汚れが付いている下にしいてください。
2. 油汚れが付いている場所に、マーガリンをうっすらと塗布。ヘラなどを使うと、うまく塗ることができます。
3. ドライヤーの温風をマーガリンを塗ったところに当てます。
4. マーガリンがドライヤーの熱で溶け始めます。マーガリンが完全に溶けて液状になるまで続けてください。
5. キッチン用洗剤を使って、油汚れが付着したところを手でもみ洗いします。
6. その後、洗濯用洗剤を使って洗濯機で洗ったら完成。

もみ洗いのコツ

Lazy dummy

キッチン用洗剤はじかに汚れに塗布してもよいのですが、洋服の素材によっては繊維をいためてしまうことも懸念されます。そのため、もみ洗いするときは桶を使うのがおすすめです。

まず、桶にキッチン用洗剤を水もしくはぬるま湯で薄めて洗浄液を作ります。そのなかに汚れが気になる部分を浸してから、やさしくこするようにしましょう。

洋服の皮脂汚れは重曹できれいになる!?

Lazy dummy

用意するもの

家中の掃除で大活躍してくれる重曹ですが、洋服に付着した汚れの除去にも役立ちます。重曹が掃除に使える理由のひとつは、高い研磨効果があるからですが、その研磨作用が洋服の汚れを落とすのにもいい具合に作用します。

重曹が向いているのは油汚れです。というのも、皮脂汚れや食べこぼしなどを含め、油汚れが酸性を示すのに対して、重曹は水に溶けるとアルカリ性になるという性質があります。つまり、重曹が酸性の汚れと中和することによって落としやすくなるわけです。

重曹を使って洋服の汚れを落とすのに必要なものは、以下の通りです。

・重曹
・キッチン用洗剤
・桶
・タオル

やさしい洗浄力の重曹は、キッチン用洗剤とあわせて使うのがポイントになります。どちらも油汚れに強いため、あわせて使うことでしつこい汚れも落としやすくなりますよ。

シミ落としの方法

1. 汚れが移らないよう洋服の下にタオルを敷き、重曹ペーストを汚れている場所に塗布してください。
2. 桶を用意して洋服を入れ、キッチン用洗剤をそのうえにたらします。
3. 重曹とキッチン用洗剤をなじませながらもみ洗いしてください。
4. 桶に水もしくはぬるま湯を入れ、そのままつけおきしておきます。
5. 30分ほどしたら洋服を取り出し、通常通り洗濯機で洗ったら完了です。

まとめ

洗濯機で洗っただけでは落とせない洋服に付着した油汚れは、マーガリンや重曹を使ってキレイにすることができる場合があります。食事時についてしまった油汚れや、皮脂汚れは、今回ご紹介した方法で対処してくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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