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2019年02月12日 11:00 更新

家計簿が苦手な方に! クレジットカードを賢く使ったお金の管理術

皆さんは、クレジットカードでいくら買い物したか、どの段階でチェックされていますか? ここでは、手間の少ない我が家のざっくり家計管理術を紹介します。年間の支出は通帳への記帳で把握し、クレジットカードは使うものに分けて2種類! この方法にしてから、家計簿に細かくメモする必要がなくなりました。

こんにちは! 福岡でお片付けアドバイスとお片付け講師をしている、ライフオーガナイザーⓇの甲斐祐子です。

私は、お金の管理はわりと好きな方で、独身時代から結婚後まで、約10年以上家計簿をつけていました。ですが、きっちり細かく書き、計算していると家計簿をつけるのに時間がかかります。

そして、長年家計簿を付けてわかったのですが、私の場合、家計簿をつけても節約ができるタイプでもなかったので、ある時思い切ってやめました。それから、我が家では家計の管理はクレジットカードでざっくり行うことに。

今回は、ザックリ家計管理方法・クレジットカードでのお買い物分の管理方法をご紹介させていただきます。「お金の管理が苦手・面倒・続かない」という方のお役に立てると幸いです。

我が家のざっくり家計管理法

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まず、我が家がどうやって家計を管理しているか、全体の流れをご紹介します。

①全財産をチェック

まずは年に2~3回、通帳記帳をして、全財産をチェック。全体を見て、去年より減っているのか? 増えているのか? を目安にしています。

②固定費は平均値を出して給料口座へ

光熱費や保険料、教育費などの固定費は通帳を見て年間の平均値を出し、口座に残します。毎月の生活費も決まった額だけ引き出し、お財布に入れて、その範囲で生活するスタイル。

引き出したお金がその月、足りればセーフ! 足りなければアウト! といったなんともザックリ家計管理です。

どうしても足りないときは通帳から引き出すので、①の全財産チェックで貯金額が減っているのがわかります。

③同時に先の未来もシュミレーション

簡単なライフプランニングの表を独自に作成し、少し先の未来をシュミレーションします。車買い換えや子どもの入学などは、目標金額を決め、長期間かけて貯金していきます。

ご家族によって、お金が必要なタイミングは違います。1枚の紙にまとめてみるだけでも、意識が変わると思いますよ!

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こんなザックリとした家計管理でも心配がないのは、①②で今の現状を把握し、③少し先のことも予測し、できるだけ先にお金を貯めてから購入するようにしているから。①②③、最初は少し手間はかかりますが、日々の管理を楽にする1歩です。

また、お金に対する考え方も、「貯める」ばかりにフォーカスせず、「食費や光熱費が高くなるのは子どもがすくすく成長している証拠。ありがたい」と思い、無理な節約もしていません。

所有しているクレジットカードは2枚!

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我が家のクレジットカードは家庭用と、お仕事用の2枚。

家庭用は、ネットショッピングでもポイントが貯まりやすいクレジットカードを選び、お仕事用は会計ソフトやネット銀行と連携のよいクレジットカードを使用しています。

家庭用は家庭の口座。お仕事用はお仕事用の口座から引き落とすようにしています。

基本的に、一括払いのみで、ネットショッピングやポイントを溜めるのに役立っています。お金がないからクレジットカードで払うのではなく、「今月の予算内で買える物を買う」「予定していた物を買う」という利用方法です。

クレジットカードは「袋管理」で使いすぎを防ぐ!

手持ちがない時に便利だったり、ポイントも貯まるクレジットカードですが、月の生活費の予算オーバーや、後になって支払に困る状況は避けたいですよね。

ですので、我が家の場合はクレジットカードを利用して、「今月はいくら使ったかな?」がわからなくなるのが一番困ります。

それを防ぐために、我が家はクレジットカード専用の封筒を作っています。家庭用クレジットカード封筒と、お仕事用クレジットカード封筒の2つです。

やり方はとてもシンプルです。クレジットカードでお買い物をするたびに、お財布から封筒へ移します。まとまった金額になると、封筒から引き落とし用の口座へ移します。

移し替えに少し手間がかかりますが、家計簿を書くよりは楽なのと、お財布の中身が今月の生活費というのがパッと見てわかるので、この方法を続けています。

まとめ

クレジットカードを上手に使うには、毎月の予算や計画がポイントになってきます。「家計簿を細かく記入するのは続かない」という方は、ポイントだけ押さえて、楽な家計管理にすると続けられるかもしれません。

毎月の予算が入っているお財布の中から、クレジットカードで買った金額を袋に入れるだけというシンプルな家計管理、苦手な方こそ、チャレンジしてみてください! 細かい計算をすることなく、残金を目で見て把握できるので、オススメです。

現在のお金のこと、これからかかるお金のことを整理し、負担の少ない家計管理をしてくださいね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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