一人暮らしの家具選びで知っておきたい大事な3つの事
子どもが大学などに進学するため一人暮らしをする場合、親としてはそれなりの家具を用意してあげなければなりません。気になるのは家具にかかる費用ではないでしょうか。一人暮らしに選びたい家具の特徴と、その費用を紹介します。
一人暮らしに必要な家具とは
一人暮らしに必要となる家具を、男女別で紹介します。あったら便利という家具をチェックして、一人暮らしを快適なものにしてみましょう。
男性の一人暮らしの場合
一人暮らしの場合は、ベッドを購入する場合が多いようです。また、食事をするためのテーブルは必須アイテムでしょう。その他、プライバシーを守るカーテンも必要となります。カーペットを敷く人もいますが、一人暮らしの場合であれば安価なラグでも十分でしょう。
男性ならパソコンやオーディオなどの家電製品を使うことが多いため、デスクやラックの購入も必要となります。
女性の一人暮らしの場合
女性の一人暮らしでは男性と同様に、ベッドとテーブル、ラグ、カーテンなどは最低限必要なアイテムとして早めに購入しましょう。また、女性の場合はプライベートな空間であるベッドスペースとリビングを間仕切りできる、ラックやミニソファーがあると便利です。
あればいい家具
あると便利な家具は、調理するための食器類を入れる棚です。女性なら一人暮らしでも料理をする機会があると思いますから、ミニ食器棚は必要となるでしょう。自炊をしないのであれば、キッチンの棚にある程度の食器は入れることができます。
インテリアにこだわる方はテレビ台ではなく、チェストを購入したほうがいいでしょう。引き出しが付いていると小物が収納できて便利です。お洒落が好きな方は姿見やハンガーラックなどもあると重宝します。
その他、本棚をはじめ、収納棚をいくつか置いておくと、物が増えてきた時でも部屋が散らかりません。最近ではおしゃれな収納棚も多くなっているので、部屋のデザインに合ったものを選ぶとおしゃれな部屋に仕上がるでしょう。
一人暮らしの家具の相場は?
一人暮らしを始める方は、家具にかかる費用をチェックしておきましょう。一人暮らしの場合は高級家具ではなく、安価なもので揃える場合で考えてみます。
家具一式の相場とは
一人暮らしの家具にかかる費用は、10万円くらいが相場です。大体の内訳は、ベッド20,000円、カーペット5,000円、カーテン5,000円、チェストやラック20,000円、布団10,000円、テーブル10,000円、一人用ソファー15,000円、食器棚15,000円となります。この程度の費用で収めておけば、家具にかかる費用は10万円程度で済むでしょう。
家具の選び方
一人暮らしの家具選びは、部屋の広さによって選ぶ家具を変えていきましょう。部屋に作り付けの収納がある場合や、クローゼットがあるなら家具を少なくできます。その場合チェストは必要なく、衣装ケースやコンパクトラックで十分ということもあるでしょう。
広さがない部屋の場合は、ベッドとソファーの両方を置くことはできません。その場合はソファーベッドにしてみるという方法もあります。ソファーの代わりにクッションや座椅子を活用し、床で過ごすことを考えるのもよいでしょう。
真似したくなるレイアウト
一人暮らしの家具選びでは、家具のテイストも考えておきたいものです。インテリアには多数の種類がありますから、どのような雰囲気にしたいのか調べておきましょう。
狭い部屋でも配置次第でお洒落に演出
■高さを合わせる
家具の高さが揃っていることで、部屋が広く見えます。家具は背の高いものを選ばず、低いものに統一すると部屋全体に圧迫感がありません。ソファーベッドを置けば、昼間はリビング、夜は寝室としても使えます。
■空間を分ける
ワンルームを上手く使うポイントは、家具で間仕切りすることです。テーブルで間仕切りすることで、リビングとダイニングの空間がわかれて、使いやすくなるでしょう。
■カラーを統一
カラーを同系色で揃えることで、部屋全体に統一感が出ます。冬は暖色系、夏は寒色系と、季節に合わせてファブリック類を変えても良いですね。
■カフェ風に
カフェ風インテリアにこだわりたい方は、茶色やグリーンなどの自然色を取り入れましょう。シックなカラーで統一しているため、落ち着いた雰囲気になります。家に居ながらカフェで過ごすような気分になるでしょう。カフェ風は男女ともに使いやすいインテリアです。
■ガーリーにアレンジ
女性にとって一人暮らしの楽しみといったら、お友達とワイワイ過ごすことでしょう。女子会を開きたいと考えている方は、気分が上がるピンクを取り入れてみてはどうでしょうか。シンプルなホワイト家具にピンクのファブリックや小物を組み合わせるだけでガーリーな雰囲気になります。
まとめ
一人暮らしが決まったら、好みの家具を購入してみましょう。家具選びは部屋の広さを考え、設置できるものを選んでください。一人暮らし用の家具はリーズナブルなものが多く、セットで購入すればまとまり感が出て便利です。好きなインテリアのテイストで揃えてみましょう。