キッチンの排水口のフタって本当に必要? 撤去して良かった6つのこと
ゴミ受けカゴに溜まったゴミを見えなくさせてしまうキッチンの排水口のフタ。これって本当に必要でしょうか? 排水口のフタやゴミ受けカゴをヌルヌルにさせてしまうモヤモヤから、排水口のフタを思い切って撤去してみたら、良いことがたくさんありました。
こんにちは。ライフオーガナイザー®の前田梨絵です。
キッチンの排水口のフタやゴミ受けカゴ。ほんの少し放っておくだけでも、気づいた時にはヌルヌルになっていたなんてことはありませんか? もちろん私も何度となくあります(汗)。
一度そうなってしまうと、なんとなく掃除するのがイヤになって、余計に放置してしまいヌルヌルに……という悪循環まで生まれてしまいます。食べ物を扱う場所なだけに、きれいにしたいけれど、なかなかそう簡単にいかないのが正直なところではないでしょうか?
そこで今回は、そんな排水口のフタを撤去したら、悪循環が好循環に変わった、わが家の例をご紹介します。
ゴミ受けカゴをきれいに保てなかった3つの理由
なぜ排水口のフタやゴミ受けカゴをすぐヌルヌルにしてしまうのでしょうか。自分の普段何気なくしている行動を振り返ってみると、その理由は3つありました。
①ゴミの溜まり具合が分からず、捨てるのを忘れてしまう
ゴミが溜まっているかどうかが一目では分からないというのが原因のひとつ。やはり見えないものはないものと認識してしまったり、「ま、次でいっか!」と自分に甘くなってしまいがちです。
②排水口のフタやゴミ受けカゴを洗うのが面倒
排水口のフタは、少し洗いにくい形状だったので、たわしでは奥まで洗いにくいことも。またスポンジで洗ったとき、そのあまりきれいではないスポンジを置いておく場所なども、どうすればいいかが気になっていました。それで、排水口のフタやゴミ受けカゴを洗うのが面倒になっていたんです。
③ゴミは排水口のフタを取り外さないと捨てられない
排水口のフタは、まず取り外さないといけないという手間がかかっていることを認識しました。フタを取り外して、ゴミを溜まっているのを確認する&ゴミを捨てる、意外にこのアクションが面倒だったんですよね。
さてこれらを、解決するためにはどうすればいいのか考えてみた結果……。
ためしに排水口のフタを撤去してみました!
ゴミを捨てるのを忘れてしまったり、排水口のフタを外すのを面倒に感じたりするくらいなら、いっその事「排水口のフタをなくしてみてもいいのかも!」と思いつきました。そして早速、試しに排水口のフタを撤去してみることにしました。
ゴミ受けカゴに、ゴミが溜まっていても丸見えになってしまうため、もしうまくいかなければいつでも元に戻せるようにと、念のため排水口のフタはすぐ処分せずとっておくことにしました。しばらくの間、この状態で使ってみて感じたことは……。
排水口のフタを撤去して良かった6つのこと
排水口のフタを撤去したことで、良かったことは思った以上にたくさんありました!
①ゴミの捨て忘れがなくなった!
排水口のゴミが溜まっているのが一目でわかるため、捨て忘れをすることがありません!
②排水口のフタを洗う必要がなくなった
排水口のフタは形が複雑で洗いにくいもの。ただでさえ洗いたくないものが、ひとつでも減ると気分的に楽になります!
③すぐゴミを捨てられるようになった
排水口のフタさえなければ、ワンアクションで取り外せます。カゴを取り外すのは簡単なので、自然と手が動きます!
④きれいがキープできると、さらに洗うように!
ゴミが溜まってもすぐに捨てるクセがつくと、ゴミ受けカゴも汚れにくくなり、きれいに保てるようになります。すると、汚れる前にきれいにしておこうという気持ちが生まれ、さらにこまめに洗うようになりました。
⑤食器洗い乾燥機で食器と一緒に洗うようになった
ゴミ受けカゴには、今切った野菜くずや、今食べた食事のゴミだけなので、汚いという感覚がなくなりました。ゴミ受けカゴが水切りカゴのような使い方に変わったことで、食器洗い乾燥機で食器と一緒に洗えるまでになりました!
⑥何より気分が良くなった!
食べ物を扱う場所が汚いと気分が下がってしまいますが、きれいだとそれだけで気分も良くなります。ヌルヌルを繰り返していた悪循環から好循環に変わることができました!
まとめ
ついつい見たくないものには、フタをしてしまいたくなりますが(笑)、思い切って排水口のフタを撤去して「丸見え」にしてみると、見た目以上に良い効果が生まれました。ちなみに、排水口のフタは今はもう処分してしまいましたよ。参考になれば嬉しいです。