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2019年01月21日 16:30 更新

服が散らからないコツ! 子どもが服を片付ける魔法の声かけとは?

子どもの服が脱ぎっぱなし散らかしっぱなし……そんな経験はありませんか? 子どもが脱いだ服をきちんと片付けるようになる、ちょっとした魔法の声かけがあります。合言葉は、「ケーキを作ろう!」

子どもの服が部屋に脱ぎっぱなしになっていたり、洗濯をするときに服が裏返っていて直したり、といったことはありませんか? 忙しい時間に限ってそんなイライラする出来事が重なって、思わず怒鳴ってしまったなんてことも……。

そんなお悩みを解決できる魔法の声かけがあります! ちょっと試してみませんか?

子どもが自分で服を畳めるようになる魔法の声かけ!

やり方はいたってシンプル。「ケーキを作る」ように、子どもに服を畳んでもらい、積み重ねていきます。

Lazy dummy

脱いだ服を「散らかさずにケーキにしてね」と言うのもいいですし、タンスから出した服で「ケーキを作ろう」と声をかけるのもアリです。大事なのは、「服は畳んで置いてあるもの」という認識作りから始めることです。

身を美しくすると書いて「しつけ」と読むように、服を畳むといった身の回りを綺麗にするということはしつけの第一歩です。子どもたちが楽しく「ケーキ」を作るだけでしつけができるなら、大助かりですよね。

【実例】子どもが自分で服を片付ける“声かけ”の仕方

では実際に「ケーキ」を作っていきましょう。今回は「タンスから出した朝の着替えケーキ」です。

「まずはケーキのスポンジ(ズボンとシャツ)を重ねてね」
「それからクリーム(インナー)を乗せて……」
「最後にフルーツ(靴下)を飾ったら完成ね!」

他にも花柄のインナーなら「今日はお花のクリームを塗るのね」、キャラ物の靴下なら「○○のキャラクターケーキ、素敵ね」など、声かけのバリエーションはいろいろあります。

我が家では、子どもたちがさまざまなケーキを作ってくれるので、「リンゴ柄スポンジにしましまクリームのパジャマケーキ」や「ブルーベリー添え動物ケーキ」といったユニークなケーキを楽しそうに自慢しに来てくれます。レッグウォーマーやカーディガンなどもケーキの材料になりますよ!

子どもが「ケーキ」を作るメリット

子どもが自分の洋服で「ケーキ」を作れるようになって生じるメリットとは何でしょう?

部屋の整理整頓になる

Lazy dummy

「服は脱いだ(出した)ら畳むもの」という認識が子どもの中にできますので、まずは部屋が綺麗になります。「散らかさないで片付けなさい!」と怒鳴られるよりは、「ケーキ作って洗濯カゴに入れておいてね」などと言った方が、言う側も言われる側も気分がいいですよね。

小学校の体育の授業で役立つ

Lazy dummy

体育の時間は体操服に着替えます。そのとき、家から着てきた服を「後ほど体操服から着替えるときに着替えやすいように畳んで置いておく」ことができるようになります。

また、体操服もきちんと畳めるようにになりますので、家に持って帰って洗濯するときくちゃくちゃでげんなり……なんてこともなくなりますね。

小学校に入る前に、自分の洋服で「ケーキ」を作る習慣を身につけておくと、1年生のうちからしっかり畳めるようになります!

小学校に限らず、プールや体操のお稽古事でも応用可能ですよ。

洗濯物の裏返りを直す手間が省ける

Lazy dummy

洗濯物の裏返りを直さなくてもいい! これは親にとって最大のメリットといってもいいでしょう。朝の洗濯の時間短縮とイライラしないという心の安定がはかれます!

親のお手伝いができたという満足感を得られ、子どもにとっても嬉しいメリットです。

朝の支度の準備が一人でできる

Lazy dummy

メリットは脱いだ服を畳めるようになるだけではありません。朝着る服をタンスから出し、前日に事前準備をするということができるようになります。

「明日の服のケーキを作っておこうか」と声をかけると、子どもが自ら服を選んで「ケーキ」を作ってくれます。

自分のことを自分でしたくなり始める年少・年中さんあたりにオススメ。

まとめ

声かけを変えるだけで、部屋の整理整頓や服の裏返りがなくなるという親の負担軽減だけでなく、学校での子どもの振る舞いも良くなります。「片付けなさい!」「散らかさないで!」と命令口調で言われるよりも、「ケーキ」と言い換えた方が子どものやる気につながりますよね。

きちんと一点物の「ケーキ」が作れたら、しっかり褒めてあげることもお忘れなく! たまには本物のケーキを買ってきてあげるのもいいかも?

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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