掃除を楽にする「予防」の裏技！　大掃除後の状態をキープするには？

こんにちは。ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。

非日常のお正月がひと段落し、すっかり忙しい日常に戻りましたね。

年末には頑張って大掃除した場所にも、気づけばうっすらホコリが……なんてこと、ありませんか？　「この前頑張ったばかりだし」と見て見ぬふりをして、あとで後悔しないためにも、まだ頑固な汚れがたまっていない、大掃除後のこの時期に対策しておきましょう！

汚れを予防し、日々の掃除も年末の大掃除も楽にする、我が家流のひと手間をご紹介します。

たくさんの食材を保管している冷蔵庫。ドアを開けるたびに、内部の汚れには気付くので、除菌シート等でお掃除している方は多いかと思います。

しかし、上部は目が届かない上に、油とホコリで頑固な汚れがたまりやすい場所です。上部をきれいに掃除した後は、ラップをかぶせてしまいましょう。あまり見えない場所なので、ぴったりきれいに貼らなくても、よれてしまっても大丈夫です。

汚れが気になってきたら、ラップを外せばきれいなまま。大掃除の必要もなく、軽く拭いただけでササッと掃除は完了です。

毎日酷使している、油汚れが気になる換気扇の外側にも、冷蔵庫同様にラップをかけておきます。我が家は、リビングから丸見えの場所にあるため、冷蔵庫上部よりも目につく場所なのです。

気になる場合は、来客前にラップを外すようにしています。

ひどい汚れもないので、お掃除は簡単に。

油を吸ってくれる換気扇には、フィルターが必須です。我が家は3枚のアルミ板がはまっている換気扇。フィルターも同様に3枚必要になります。

専用のフィルターではなく、100円ショップの商品を切って使用していますが、この切る作業がおっくうで、ついつい後回しにしてしまうことも。

現在は、購入してきた時点で切って出番を待つようにしました。

長さ240センチを3等分にすればピッタリ。フィルターの汚れが気になったら、すぐに交換できるので、後回しにすることはありません。

洗面所やトイレにある排気口。小さいながらも、意外とホコリで汚れています。

こちらもフィルターで汚れを予防。換気扇と同様にあらかじめ切って準備しておくことで、交換がスムーズになります。

我が家では、専用フィルターは使用しておりませんが、排気口の四隅にマジックテープの硬い面を貼り付けておくことで、取り外しも取り付けも一瞬です。

家中にある巾木。ふと気づくと、ホコリがたまっていたりしませんか？

ホコリだけならまだしも、落ちにくい汚れを落とそうと水拭きすると、クロスと巾木の隙間が黒ずんでしまう……。そんな時には、巾木にマスキングテープを貼って置きましょう。

汚れが気になってきたら、マステを張り替えればOKです！　マスキングテープを巾木と同色にすれば、目立ちません。

凹凸があって掃除しにくい場所のひとつにレール部分があります。砂や埃がたまってしまう前に、マスキングテープで保護しておきましょう。

外と接する場所なので、全ての汚れを予防できるわけではありませんが、汚れの度合いはかなり低くなります。

子ども達って、なぜか壁を触りながら歩きませんか？　そのため、部屋や廊下の角は手あかがついたり、クロスが剥がれたり。

そこで、角の部分に普段手をつく場所よりも少し上の高さからマステを貼っておきましょう。クロスが剥がれての張り替えや、手あかの黒ずみを予防できます。

我が家はすでに角のクロスが剥がれてきてしまったので、予防というよりもマスキングテープで対処しています。

汚れた場所を見るのはストレスがたまり、ついつい見て見ぬふりをしてしまいがち。すると汚れがたまり、掃除をするのに重い腰が上がらず、あっという間に年末の大掃除。そして、たまりにたまった汚れと大格闘……。

今年こそ、そんな悪循環から抜け出してみませんか？

大きな費用も手間もかからずに、汚れが付きにくくなる【予防策】を味方につけて、日々の掃除も年末の大掃除も楽しちゃいましょう。