【簡単DIYでリメイク】食器棚にタイルシールを貼ってみた!
これまでDIYをやってみたかったのですが、仕上がりがイマイチになることを懸念し、なかなか手が出せませんでした。そんな時に出会ったタイルシール。DIYに苦手意識を持っていた私でもきれいに貼ることができ、食器棚を簡単にリメイクすることができました! 食器棚のBefore・After写真と共に、その変貌をお伝えします。
こんにちは、DIYが苦手なライフオーガナイザー®️木原ことのです。
ずっとやってみたかった憧れのDIY。いかにも簡単そうに、少しの時間を利用してサイズのピッタリ合うモノを制作された、なんてDIYが得意な方のお話を聞くと羨ましい限り。
そこで私も、タイルシールを購入。一体わが家のどこに使いたかったのかというと、食器棚の背面(オーブンレンジの後ろ)です。
結婚当初に購入した一般的な食器棚ですが、少々ナチュラルに寄りすぎているのが以前から気になっていました。それに10年近く使っているため、変色している部分も所々あり、ここにタイルシールをはることに。
食器棚の背面をなんとかしたい!
過去に使っていた、ダイニングから見える食器棚です。当時オーブンレンジの横には、縦型トースターとハンディーブレンダーを設置していました(写真はベッドシーツを乾かしている風景です)
この食器棚が来る前はシルバーシェルフを使っていたのですが、オープン棚で犬の毛やホコリが気になっていたところ、家具店のセールで堀田木工さんの食器棚と出会いました。
シンプルな作りと上部の開き戸に耐震ラッチが付いていること、ウォールナット無垢材、人工大理石の天板が気に入って購入しました。
この食器棚の背面にタイルを貼りたいなぁ、とずっと思い巡らせていたのですが、失敗したら……と思うとなかなか腰が上がりません。
しかし、手軽に貼れるシートがあることに気づき、多くのメーカーを実際に見て比較検討した中で選んだのが、マスターリンクスのドリームステッカーという商品。
タイルシールを上手に貼る方法
それでは、具体的な貼り方をご紹介します!
①キッチン家電をおろして、まずはホコリや油分、水分などの汚れを拭きとります。
②タイルシール表面の保護フイルムを剥がし、ノリの付いている裏面フイルムを一部分だけ剥がし、貼りたい場所の位置を決めて固定します。
③裏面フイルムを少しづつ剥がしながら、気泡が入らないようにふきんやタオルなどで抑え、ゆっくりと貼り付けます。
④内側から外側へ押し出すように、空気を抜きながら貼ると、キレイに仕上がりますよ。
写真は行程の途中で、31cm角シートを2枚貼った状態です。
一般的なPVシートに比べ、120℃の耐熱性を持つビニールシートなのですが、ぷっくりとした立体的な膨らみがあり、本物のガラスタイルのようでなかなかのクオリティです。
このシートを6枚購入。時間はかかりましたが、よーく見なければ満足の仕上がりです(笑)。
タイル一つ一つを切り抜く作業は根気が必要
端の部分の隙間も小さなタイルの一つ一つをハサミで切り抜いて埋めていきます。
平行に貼らなければならない正確性と根気が必要なため、途中面倒くさくなってきたのですが、トースターを仮置きしてみると「お! いいカンジ!」と、またテンションを持ち直します。
約3時間で完成
よく見ると下部分に少し隙間が空いていますが、家電を置くと気にならないということで、これで完成です。
私が選択した色はキャメルですが、他にビアンコ(白)、グリージョ(グレー)、カイロ(グレージュ)があり、どれも絶妙に流行りを抑えた秀逸な色揃え! イタリア名もなんだかグレード高く感じられます。
またこちらのメーカーをオススメする理由ですが、耐水性、耐熱性、防汚性に優れた高品質のアルミニウム製であること。ホルムアルデヒド(防腐剤、消毒剤等)やフタル酸塩等の有害物質が一切含まれていません。そのためシックハウス症候群やアレルギーの方、小さいお子様やペットがいるご家族も安心ですよね。
そして、水濡れや油汚れも拭き取るだけでOKと、日常の掃除も簡単なお手入れで衛生的で快適に使うことができます。
まとめ
こちらが現在の様子。縦型から横型へトースターが変わったことによって、背面が見える範囲が広がって嬉しくなりました。
毎日、料理をするためにキッチンに立ちますが、料理をすることが苦手な私にとって、チラリと見える可愛いタイルが嬉しくて、私のモチベーションアップにも一役買っています。
モダンなインテリアや、モノトーン調のインテリアのお宅にピッタリだと思います。貼るだけで本物のようなタイルの質感を再現してくれる、簡単なDIYの人気アイテムです。
今回のようにキッチンのレンジまわりだけでなく、洗面所やトイレの水まわりのリフォームまでは考えていないけれど、気軽にイメージチェンジしたい方、難しい施工だと失敗したり飽きたらどうしよう、などとなかなか思い切れない方へもオススメ。
汚れが目立つ所が気になっている方や、業者さんを呼んで見積りを取ると良いお値段がするだろうし……とお悩みの方、ぜひお試しいただければと思います。