住まい 住まい
2019年03月26日 21:30 更新

焼きそばがこびりつく……フライパンの焦げ落とし法とお手入れの裏技

焦げが付いたフライパンは料理をするとき、ストレスを感じやすいですよね。今回はそんな焦げ付きを落とすお手入れ方法をご紹介します。焦げを付けないためのフライパンのケア方法も要チェックです。洗い物のとき、料理のときにストレスとならないように焦げをしっかりと落としておきましょう。

フライパンの焦げ付きを落とす裏技

Lazy dummy

休日ランチの定番レシピといえば、焼きそばや焼きうどん、オムライスにチャーハンといった、フライパンひとつでできる「ワンパンレシピ」! 洗い物も少なく、子どもも大人も大好きなので、我が家でもよく作る鉄板ごはんです。

しかし、これらを作るときよく感じるのが、フライパンに食材がこびり付いてしまうこと。これが焦げとなったときには洗い物も一苦労です。

お湯につけ置きする

Lazy dummy

食材がこびり付いてしまったり、焦げ付きができてしまったフライパンは、なかなか落ちにくい厄介者ですよね。我が家ではそのようなフライパンはすぐ洗わずに、沸かした熱湯に10分ほどつけておきます。そうすると汚れが柔らかくなるので、そのあとはいつも通り食器用洗剤をスポンジにつけて洗えばOKです。軽い焦げ付き程度であればするっと落ちます。

スチールたわしやクレンザーを使って擦る

Lazy dummy

熱湯を使ってもなかなか焦げ付きが落ちない場合は、スチールたわしやクレンザーを使ってこすって落とします。ただし、テフロン加工をしているフライパンの場合は、硬い素材でガシガシこすってしまうと、せっかくのテフロン加工が剥がれてしまうことも。テフロン加工のフライパンにはなるべく使わないようにするのがベターです。スチールたわしやクレンザーで擦るのは鉄フライパンのみに。

重曹を使う

Lazy dummy

その他、重曹でも焦げ付き汚れを落とすことができます。焦げができてしまったフライパンに、重曹パウダーを少し入れ、水を入れてから沸騰させましょう。しばらく置いてから洗うと、焦げ付き汚れをきれいにオフできます。

汚れによっては、重曹をペースト状にしたものでパックするのもよいでしょう。

また、重曹はアルカリ性のフライパンに使うと変色や変形する可能性があります。研磨剤としての性質を持つ重曹は、テフロン加工のフライパンのコーティングを落としてしまうことも。フライパンの素材をよく確認したうえで使用するようにしてくださいね。

フライパンの焦げ付きを防ぐ裏技

Lazy dummy

焦げ付きを落とすには、普通に洗うのにプラスして一手間加えなければならないため、できればなるべく事前に焦げ付きを防いでおきたいですよね。そこで、お手入れが異なる鉄フライパンとテフロン加工のフライパン別に、焦げ付きを予防する方法をご紹介します。

【鉄フライパンの場合】空焼き・油ならしをする

Lazy dummy

一般的な鉄のフライパンは基本的に、錆を防ぐ加工が施されていますが、使い始める前に空焼き・油ならしという作業を行います。錆止め塗料を焼ききるため、フライパン全体が青っぽくなるまでしっかり熱を通します。熱したフライパンを人肌程度まで冷ましてから、フライパン1/3程度の量の油を加え、弱火で5分ほど熱し、粗熱が取れたらキッチンペーパーなどで油を拭きとればOK! この最初の作業が不十分だと、焦げ付きの原因になります。

そして注意するべきなのは、日常のお手入れ。洗剤を使いすぎてしまうと、焦げ付き防止に欠かせない油のコーティングもはがれていってしまいます。鉄フライパンの場合はスポンジでゴシゴシと洗剤を使って洗うのではなく、お湯と、スチールたわしのみでお手入れするのがベター。また、調理後に放っておくと汚れがこびりついてしまうので、すぐに洗うことが大事です。

【テフロン加工フライパンの場合】フッ素コーティングをする

テフロン加工のフライパンの平均的な寿命は、2〜3年ほどと言われています。油をしっかり引いて調理してもこびりつくようになったら、加工が剥がれたという証拠。こうなった場合は買い替えがベストですが、「まだ買い換えるにはもったいない……」なんて迷うこともありますよね。

そんなときは自分でコーティングしてみましょう! 市販のフッ素加工ができるスプレーを使えば、簡単にコーティングすることができます。しかし、完璧に元には戻らないようで「前よりはよくなったかな?」という程度なのでご注意を。

また、コーティングが剥がれる原因は、急激な温度変化も関係しているよう。料理が終わってすぐ水につけてしまうのも、加工が剥がれやすくなってしまう原因になっているのだとか。料理が終わったあとは、少しコンロにおいて冷ましてから洗う方が良さそうです。

まとめ

鉄フライパンもテフロン加工のフライパンも、基本は毎日使うものですから、ストレスなく使えるようにしたいですよね。焦げ付きが気になった方はぜひ試してみてくださいね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-