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2019年01月10日 19:30 更新

自立につながる! カラーボックスで子どもの身支度スペースをDIYしよう

自分の物は自分で管理してほしいけど、成長と共に変わる子どもの持ち物を、子どもにとって使いやすいように整えるのってなかなか難しいものです。お母さんが一生懸命子どものことを考えているのに、いつもランドセルは床にポイなんていうことはありませんか? そんな子どもの持ち物を管理し、自立を促す身支度スペースの作り方をご紹介します。

こんにちは。小学校3年生と、年長の子どもを持つライフオーガナイザーの山田りえこです。

わが家の子どもたち、性別も年齢も性格も違うので、試行錯誤、トライ&エラーを繰り返しながら子どもに合わせて環境を整えています。子どもに合わせて身支度スペースを作ることで、自立につながり、お母さんも楽になります。

今回は、そんな身支度スペースのつくり方のコツをご紹介します。

子どもの身支度スペースを作ろう

Lazy dummy

子ども部屋や、リビングの一角など、子どもの物を置くスペースはご家庭によってさまざまだと思います。

保育園や幼稚園では、一人ひとりロッカーや下駄箱があるところから、自分の物の管理が始まりますよね。身支度スペースを作ることで、園や学校で必要な物の管理ができるようになると、それが自立につながり、結果的にはお母さんにとっても楽になるという嬉しい連鎖が!

また、お子さんに合った環境を作るために、お子さんの様子をじっと観察したり、お子さんの話をじっくり聞いたりする必要があり、そうすることで親子のコミュニケーションも深まるなどのメリットもあります。

身支度スペースを作るときに、お母さんの都合ややりやすい方法で決めてしまうのではなく、お子さんにとってやりやすい方法、場所を考えることが大切です。

子どもの身支度にカラーボックスを使うメリット

身支度スペースを作る時に活躍するのが、カラーボックスです。そのメリットについてご説明していきます。

【メリット1】オープンだから使いやすい

カラーボックスはオープン収納!

園や学校で使われることも多いロッカーなどもオープン収納です。

子どもにとって、視覚からの情報はわかりやすく、また、扉がないので、“扉を開ける”ひと手間もありません。扉があったほうが見た目はスッキリしますし、リビングなどに置く場合、お母さん的には隠してスッキリさせたい! と思うかもしれませんが、子どもにとっては面倒に思う場合も。

お子さんと相談し、お子さんにとっての使いやすさを優先させた方が、お子さんの意欲や満足感につながります。

【メリット2】アレンジの幅が広い

一口にカラーボックスと言っても、さまざまなメーカーから、バラエティに富んだ種類や大きさの商品が出ていますよね。

例えば、棚板が稼働できるタイプの物なら、教科書などの高さのあるものも入れることができます。
レールを取り付けて、プラスチックケースと組み合わせることで引き出しのように使うこともできますし、100円ショップのかごは、カラーボックスに合う大きさの物もたくさん出ていますよね。

大きさをはからずとも、「カラーボックスに2個入ります」などの情報が書いてあるカゴも多く、簡単に選べるのも嬉しいポイントです。

【メリット3】他の場所でも使える

持ち物だけでなく、使い勝手も変わりやすい子どもの身支度グッズ。いいと思って買った専用のラックなどが、実際使ってみたら子どもには使いにくかった! なんてことや、荷物が入りきらない、身長が伸びて使いづらくなった、などの状況になるかもしれません。そんな時、専用ラックなどは使う用途が限られているので、他の場所で、別の使い方を、と思っても、なかなか難しいですよね。

カラーボックスなら、使わなくなった後も、シンプルな形状、深すぎない奥行きのため、部屋はもちろん、押し入れやクローゼットなどさまざまな場所で使うことができます。

子どもにとって、使いやすい身支度スペースとは?

では、具体的に、子どもにとって使いやすいカラーボックスを使った身支度スペースのつくり方のコツをお伝えしていきます。

自分でできる、やろうとするためには、出し入れしやすいことが、最も大事なポイントになります。

使用頻度に合わせて、よく使うものを手に取りやすい位置に置きましょう。その時に、お子さんが、座って支度をするのか、立ってするのかによって、カラーボックスを縦で使ったり、横にして使うのかなど変わるので、その点も意識してみてくださいね。

〈参考収納例:園児〉

上の方に毎日使うものを入れましょう。例えば通園バッグ、お手拭きタオル、コップなど。下の方には体操服、絵本バッグなど、時々使うものをしまうようにしましょう。小さい事ですが、お子さんでも自分でやりやすくなりますよ。

そのとき、カゴの高さを意識して、カゴを引き出さなくても中の物が出し入れできるようにするのがポイントです。

〈参考収納例:小学生〉

よく使うものは一番使いやすい場所に、というのは同じです。例えばわが家の場合、このような配置のときもありました。

宿題をしたり、時間割を合わせたりと、何度も使う教科書類、ランドセルは一番上に。

一回の開け閉めでいい給食セットや、ハンカチなどは真ん中で引き出しへ。

寝ぼけまなこでも座って着替えができるよう一番下にはよく着る服を、といった具合です。

学校の用意から着替えまで、一通りのことをできるようにしたことで、無駄な動きが減り、また失くしものもほぼありません。持ち物に合わせて、お子さんと相談しながら試してみてください。

まとめ

“自分のことは自分で!”自立の第一歩としてそう願うお母さんは多いと思います。カラーボックスを使ってお手軽にお子さんに合った身支度スペースを、一緒に作ってみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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