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2019年01月04日 11:00 更新

子どもが自分でできる! 未就学児から始める上履きの洗い方

週末になると持ち帰る学校や保育園の上履き。たくさん学んで遊んだ証拠に、上履きは真っ黒。そんな上履きは、どなたが洗っていますか? 綺麗にならないからと、全ての工程をママが行っていませんか? 実は上履き洗いは未就学児にも難しくありません! 自分のモノは自分で。小さなころからできるようになるヒントをお伝えします。

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こんにちは。ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。

学校や保育園と上履きは切っても切れない関係。週末になると、真っ黒になった上履きを持って帰るのは、今も昔も変わりません。我が家の週末は、小学生の長女と次女、保育園児の三女、計3足の上履きが集まります。

1人で3足の上履きを洗うのは、意外に時間がかかります。しかしながら、1人1足。つまり、子どもたち自身が自分のモノは自分で洗えば、あっという間。

我が家では、【自分のモノは自分で】の精神で、子どもたち自身が上履きを洗っています。簡単なルール決め、使うものを準備すれば、保育園児の三女でもできるようになりました。今回は、準備とママの考え方のポイントをお伝えします。

上履きを洗ううえで、戸惑いのタネを解消しよう

週に1度の上履き洗い。子どもたちにとって、洗うこと自体は決して億劫な作業ではなく、むしろ「楽しそう、やってみたい!」と思う作業の1つだったようです。

それなのに、いざやるとなるとつい後回しになってしまうのは、『せっけんやブラシがどこにあるのか?』『洗ったらどうしたらいいのか?』が分からないから。

つまり、その『?』を解消すれば、進んで上履き洗いをしてくれるはずです。

毎週金曜日には、上履き洗いに必要な道具(洗面器・ブラシ・せっけん)を洗面所に出しておきます。そう、帰宅後、手洗い・うがいの際に、必ず目に入る場所!

うっかり忘れていても、道具が出ていることで「上履きを洗わなきゃ!」とハッとして、すぐに上履き洗いに取り掛かれます。道具が準備済なので、行動へのハードルはぐんと下がります。

私自身も忘れっぽいので、「道具が出てな~い!」と言われるときもあります。しまい込んでしまうと存在自体を忘れてしまうので、ブラシ・せっけんの入ったケースは洗面台横の棚に置いたままです。

小学生組の届く高さなので、忘れていても子どもたちで出してくれていることもあります。中身が見えてしまうと気分が萎えてしまうので、好みのケースを選べばそのままでもストレスにはなりません。

上履き洗いは意外と簡単

上履きを持ち帰った子ども達は、上履き袋ごと洗面所へ。中身を出した袋は、洗濯横にあるフックにかけ、定位置を決めることで、紛失を防止します。

いざ、上履き洗い。スニーカーと違い、靴ひもやマジックテープもない、シンプルな作りの上履きは、子どものつたない手先でも意外と洗えるものです。

横に道具が出ているため、せっけんをこすりつけるのも、ブラシでゴシゴシするのも、中断することなく5分程度で終わります。保育園児の三女でも、「ゴシゴシ」は難しくありません。

上履き洗い、どこまでが誰の仕事かルールを決める

Lazy dummy

【上履き洗い】と一言で言っても、それには以下のような工程が含まれています。

①道具を準備する
②上履き袋を洗面所に持っていく
③上履き袋から出して、袋をかける
④上履きを洗う
⑤濡れた上履きを干す
⑥道具を片づける

我が家では、これらの工程の中での役割を決めました。
『ここまでが自分の仕事』とはっきりゴールが見えていると、小さな子どもでも作業がはかどります。

我が家の場合は、
②~④が、子どもたちの仕事。
①⑤⑥が、私の仕事です。

そのため、子ども達は洗面所で洗った上履きを、洗面器に置くことで任務完了。干すために別部屋に行くこともなく、【洗う】がゴールなので、集中力が途切れることなく、あっという間に洗い終わります。

洗い終わると、「終わった~!」と満足げな声が聞こえてきます。

濡れた上履きを干し、道具を片づけるだけですので、ママの負担も少なくて済みます。「おねがいね」「ありがとう」と言えば、お互いの気分も穏やかです。

自分でできた! が大事

Lazy dummy

「汚れていた上履きがきれいになった!」「自分できれいにできた!」そんな成功体験が、子どもたちの心の成長に繋がります。

また、「なかなかきれいにならない?」「泡がいつまでたっても消えない?」という不思議から、『どうしたらいいんだろう?』と考える力も伸びていきます。

もちろん、子どもの力では、落としきれない頑固な汚れもあります。そんな時は、大人がお手伝い。重曹を入れてつけ置き洗いや、追加のこすり洗いも行います。しかしながら、我が家で【上履き洗い】は子ども達の仕事。大人の【お手伝い】の際には、一緒に立ち会ってもらうようにしています。

つけ置き洗いの時間やせっけんの量をそばで観察しながら、「次はこうしてみよう!」という新しい発見もあるようです。

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ウタマロ石鹸は、子どもにも持ちやすい様に、小さく切ってケースに入れてあります。

まとめ

週にたった1度だけ。たった1足の上履き。

子どもが洗うと時間がかかる上にきれいにならない、周りが水浸し、使う石鹸の量が多すぎる……。大人が洗えば早いし、きれいにもなる。きれいな上履きを使ってほしい親心も手伝って、場合によっては、大人が洗ってしまうほうが楽かもしれません。

しかしながら、洗うことできれいになる事、必要な道具は何か、そんな体験や考え方は、実際に経験してみないと分かりません。

自分で考えて、失敗して、再挑戦して、やっとできた! そんなお子様の喜びの表情を見つけ出してみませんか。

上履き洗いは、少しのお手伝いと見守りがあれば、小さなお子様でも、意外と簡単です。お子様の暮らしの経験値を上げるためにも、【自分のモノは自分で】。まずは上履き洗いからはじめてみませんか。

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